一般的に同通(どうつう)と呼ばれます。通訳者は専用のブースに入り、ヘッドフォンを通して発言者の声を聞きながら2、3秒遅れてマイクに向かって通訳をします。聴衆(聞き手)は耳元にレシーバーをつけ、そこから通訳の声を聞きます。通訳者は、通訳している間も同時並行で発言者の声を聞いていますので相当な集中力が必要です。
会議時間や分野により異なりますが、2名〜4名の通訳者でチームを組み、15分~20分おきに交代していきます。大規模な国際会議や、大人数の会議、長時間にわたる会議などでは同通の形態をとるケースが多くあります。