○月○日、総合商社に勤めている社員Hさんは、会議で商品の値段について質問をしました。
そこで通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。
◆NG文◆
How much is the retail price in South East Asia?
(東南アジアでの小売価格はいくらですか?)
これはよくある間違いなのですが、値段などの「数値」を聞くときにはwhatを使います。
◆オススメ英語◆
What is the retail price in South East Asia?
(東南アジアでの小売価格はいくらですか?)
≪ポイント解説≫
how muchは「いくら」という意味ではなく、「どれくらいの値段・量ですか」という数値を聞く疑問詞です。「price」は「値段(=数値)」を表している単語なので、how muchを使うと2重で数値を聞いていることになります。直訳すると「値段はどれくらいの値段ですか?」となりますね。なのでhow muchを使って値段を聞く際には 主語を物や代名詞にする必要があります。
- How much is the product?
- How much is it?
- How much does it cost?
- How much does it sell for?
同様にpercentage(割合)やaverage(平均値)なども疑問詞はwhatになります。
- What’s the percentage of~? (~の割合はいくらですか?)
- What’s the average of~? (~の平均値はいくらですか?)
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