○月○日、Yさんの所属している営業チームでは、大型案件のプレゼンを控えていました。
Yさんは営業資料をより良くまとめたいと考えており、意見を共有したのですが、その時、通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。
◆NG文◆ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
I think we need to brush up the sales materials.
(営業資料をブラッシュアップする必要があると思います。)
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brush upは「(錆びついたもの、忘れかけたスキルなど)を磨く」という意味なので、日本語の「ブラッシュアップ=~を洗練する、向上させる」というニュアンスでは使えません。
◆オススメ英語◆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
I think we need to refine the sales materials.
(営業資料をブラッシュアップする必要があると思います。)
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≪ポイント解説≫
「~を洗練する、向上させる」というニュアンスにはrefineという単語が使えます。
■refine:~を洗練する、向上させる
例:Here’s the refined version of the presentation material.
(こちらがブラッシュアップしたプレゼン資料です。)
※類似表現として以下のようなものがあります。
・touch up: (細部などを調整して)~を仕上げる
I will touch up the sales materials this afternoon.
(今日の午後、営業資料を仕上げる予定です。)
・put the finishing touches on:~を仕上げる(少し修正を加えて完成させる)
I will put the finishing touches on the sales materials this afternoon.
(今日の午後、営業資料を仕上げる予定です。)
■brush up / brush up on:(錆びついたもの、忘れかけたスキルなど)を磨く
例:I need to brush up my English.
(【しばらく英語を使っていなかったので】英語の勉強をやり直さないといけない。)
例:I need to brush up on my driving.
(【しばらく運転していなかったので】運転技術をもう一度磨かないといけない。)
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