○月○日、Tさんのマーケティングチームは新商品のキャンペーンについて意見を出し合っていたのですが、なかなか良いアイデアが浮かばず、Tさんは再度ミーティングを設定することを提案しました。
しかし、そこで通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。
◆NG文◆ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
Why don’t you set up a meeting later this week and try to come up with a better idea?
(もっと良いアイデアを考えるために、週の後半にもう一度ミーティングを行うのはどうでしょうか。)
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Why don’t you~?は「相手にとってよかれと思うこと」を提案する時に使います。
つまり、提案よりも「アドバイス」のニュアンスが強いので、「ミーティングをもう一度やってみたらどう?」のような軽い命令調になってしまいます。
◆オススメ英語◆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
Why don’t we set up a meeting later this week and try to come up with a better idea?
(もっと良いアイデアを考えるために、週の後半にもう一度ミーティングを行うのはどうでしょうか。)
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≪ポイント解説≫
■Why don’t you~?
上記の通り、アドバイスのニュアンスで提案する際に使います。
※命令・指示調になります。
例:
Why don’t you visit the customer first thing tomorrow?
(明日の朝一番にクライアントを訪ねてみては?)
■Why don’t we~?
Weという単語が示す通り、提案者も相手も含めて「(一緒に)~しましょう」という提案をする際に使います。ほとんどの場合、Let’sと言い換えることができます。
Why don’t we go ahead and push the launch date forward?
(ローンチ日を前倒しにするのはどうでしょうか。)
ちなみにWhy don’t I~?という表現も存在します。
■Why don’t I~?
「自分が~しましょうか」という提案をする際に使います。ほとんどの場合、Do you want me to~?と言い換えることができます。
例:
Why don’t I give the sales pitch next time?
(次回は私がセールストークを担当するのはどうでしょうか。)
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