今回の日本語表現は「〜力」です。
日本語では、表現力やリーダーシップ力など、「〜力」という言葉がよく使われます。「能力」というと、大抵の場合はabilityと訳すことができますが、英語にはskillやproficiencyなど性質が異なる「能力」を表現するために数多くの言葉が存在しています。
そこで今回は、ability以外を使った「〜力」を含む文章の英訳4例をご紹介します。
(1)「問題解決力を身につけるためにセミナーに参加した。」
I attended a seminar to improve my problem solving skills.
● skill = 特定の分野や事柄における技術や知識
skillはスポーツやコンピュータ、英語のリスニングなど、具体的な特定の分野における能力です。
(2)「高い英語力があると、仕事の幅が広がる。」
Having a high level of English proficiency will open up more career opportunities.
● proficiency = 技術や知識を運用できる能力
proficiencyは、技術や知識などのskillを持っているだけでなく、それを実際に「運用できる」能力という意味があります。
(3)「仕事力がある人間は、仕事以外でも非常にアクティブだ。」
People that are capable at work are very active even outside work.
● capable = 有能な
capableは、様々な状況で機転を利かせて動き、物事をこなせるような能力というニュアンスがあります。
(4)「リーダーシップ力は一朝一夕で身につくものではない。」
Leadership competence cannot be acquired in a day.
● competence = 特定の事柄に必要な総合的な能力
competenceは、skill(技術)、knowledge(知識)、experience(経験)など、様々な要素を総合した能力を指します。
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