業務上、一般に公表できない情報は少なくありません。ある事実を一部の人だけが知っていて、「○月○日までは機密です」ということがあります。そんな時に使える表現を学んでみましょう。
(1) Embargo
通常は「(船などの)出港停止」「通商停止」という意味で使われることが多いですが、「外に出さない」というニュアンスがあるのがわかっていただけるでしょう。情報を外に出さない、という意味で使われます。
【例文】
The announcement we will make now will be under embargo until Sunday morning, 8am.
これからの発表は、日曜日の朝8時まで公表禁止です。
*事前に報道関係者にのみ公表し、例文の様に公表できる時間を指定することをPress embargoと言ったりもします。
(2) Confidential
「秘密」という意味の一般的な単語です。「未公表」とは違って、後日公表されるかどうかはわかりません。
【例文】
We are not able to discuss any details about the contract because it is confidential.
契約の詳細については、秘密のためお話することは出来ません。
*Classifiedという単語も同じ意味を持っています。
(3) Non-public
「未公表」を英訳した時に最初に思いつくであろう単語です。「Public(公の)ではない」という意味から、「未公表・非公表」の意味になります。
【例文】
A non-public list of donors hints at possible corruption surrounding a famous political figure.
未公表の献金リストによると、著名な政治家にまつわる汚職があるようだ。
*辞書によってはハイフンを使わずに、Nonpublicと表記していることもあります。
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