日本語で「レプリカ」とカタカナで使われますが、意外とネイティブスピーカーでもReplicaの本来の意味とは違うニュアンスで使うことがあります。
本来、Replicaはオリジナルではないものの、同じ製造工程などを経て作られたもの。言い換えれば「本物」ではありますが、そのもの自体ではありません。例えばスポーツのユニホームを考えてみましょう。「これは日本代表チームの『レプリカ』です」といったら、選手が着用しているユニホームとまるっきり同じように、同じ工場で、同じ工程で作られたもの。それが選手の手ものとにわたるのではなく、店舗に向かっただけの違いです。しかし、市販用にユニホームを作ったのであれば、それはReplicaではありません。しかし、一般では市販用のユニホームをReplicaと呼び、本来Replicaと呼ばれるはずの製品をAuthenticと呼ぶことが多いですね。 言葉は生き物ですから、Replicaという言葉がCopyやMiniature、Duplicateなどの意味で使われることもありますが、今ではそちらの方が一般的な意味になっています。
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