ビジネスのグローバル化に伴い、ビジネスシーンで求められる英語力のレベルが年々高くなってきています。そこで今注目されているのが英語の「パーソナルトレーニング」。
気軽に始められるオンライン英会話とは異なり、パーソナルトレーニングは英語コーチ・トレーナーの指導の下、集中的に自分の英語スキルを向上させることを目的としたサービスです。しかしそんな英語パーソナルトレーニングを提供するサービスも多様化してきているため、自分にはどんなプログラムが合うのか判断するのが難しくなってきています。
そこで今回は、業界内でも注目度の高い英語パーソナルトレーニング7社を厳選し、各サービスの特徴と、どんな人に向いているかを解説していきます!一度英語に力を入れて学習したいと考えている方は必見です!
目次
1. そもそも英語のパーソナルトレーニングとは
そもそも「英語のパーソナルトレーニング」とはどのようなサービスでしょうか。
ゴルフなどのスポーツではマンツーマンコーチングなども広く知られていますが、英語学習のコーチングとなると、いったいどのようなサービスなのか、オンライン英会話とはどう違うのか、いまいちピンと来ない方も多いと思います。
そこで本章ではまず、英語コーチングの特徴と選び方について、解説していきます。
1.1 英語パーソナルトレーニングの特徴
英語のパーソナルトレーニングの最大の特徴は、受講者一人ひとりに合わせた学習計画や教材が提供されるという点です。
英語トレーナー・コーチが事前のヒアリングをもとに、レベルや目的、個人の学習スタイルに応じた最適なカリキュラムを提案してくれます。個々のニーズに応じたカリキュラムが設定されるため、自分に最も適した方法で効果的に英語を学ぶことができます。
さらに、パーソナルトレーニングでは、トレーナーが受講者のライフスタイルに合わせ、無理のない学習スケジュールを立ててくれるのも魅力の一つ。柔軟に調整できるため、仕事や家庭の都合に応じて無理なく学習を継続できます。
また、専属トレーナーがついてくれるため、自分の英語の弱点を細かく把握し、的確なフィードバックをもらうことができるのも魅力の一つです。
1.2 オンライン英会話との違い
英語コーチングには様々な利点がある一方で、「一般的な英語スクールやオンライン英会話とは何が違うのか」と疑問を持たれる方もいるかと思います。もちろん通学式の英語スクールやオンライン英会話にも利点がありますし、価格的にも負担がかからないものが多いですが、それでも英語コーチングが注目を集める理由としては、学習内容・計画の柔軟性が挙げられます。
一般的な英語スクールでは、クラスの進行やカリキュラムが固定化されていることが多く、個別のニーズに対応することが難しい場合があります。対して、パーソナルトレーニングでは完全に個別対応のため、学習者のペースやニーズに100%フィットした学習が可能です。
オンライン英会話は手軽さが魅力ですが、英語スクールと同様、決まったカリキュラムがあり、特定の分野に特化した学習が難しいことがあります。また、講師が固定されていない場合は毎回違う講師が担当することもあり、一貫性のある学習が難しく自分の実力がどれくらい伸びているかわかりにくいという声もあります。
2. 英語パーソナルトレーニングを選ぶときのポイント5つ
自分の英語の弱点を克服したい方や、忙しいスケジュールの合間を縫って自分のペースで受講したい方には特におすすめのパーソナルトレーニングですが、そのサービス内容は各社によって大きく異なります。そこで英語コーチングを選ぶ際にはどんな点に考慮すべきかを5点にまとめてお伝えします。
2.1 学習期間
コーチングを決定する際にまず考慮すべきなのが、英語の学習にかけられる期間です。直近で海外出張や海外赴任が控えているのであれば1か月程度で終了できるような短いプログラムを選ぶのがおすすめですし、逆に継続的にまとまった時間が取れるのであれば、1年~など長期的なスパンで英語力のブラッシュアップに取り組むことも可能です。
英語コーチングは通常3か月程度のものが多いですが、期間については自分のスケジュールをもとにまずはじめに確認していただきたいポイントになります。
また、中には入会待ちで今すぐには学習が開始できないというケースもあります。各社カウンセリングは無料で申し込めるので検討し始めた早い段階でカウンセリングをいくつか受けてみるのをおすすめします。
2.2 費用
考慮すべき2点目は、費用です。
英語パーソナルトレーニングプログラムの相場は30万円~です。受講者一人ひとりにパーソナライズしたサービスを提供しているため、通学型の英会話教室やオンライン英会話とはかなり高い費用となっています。
そのため、英語学習にどれだけの費用をかけられるかをまず考え、予算に合ったプログラムを選択するようにしましょう。
費用について考える上で意識しておきたいのは、料金が高いから質が良い、学習効果が高い・英語が身につきやすいということではありません。高い学習効果を得るためには、プログラム内容が自分に合っていて、納得して学習に専念できるかが重要です。
そのため、単純に高い、安いといった比較ではなく、提供されるサービス内容に対して見合った料金になっているか、投資する価値があるという基準で判断すると、結果的に費用対効果が高くなります。
2.3 英会話レッスンの有無
3点目が、英会話レッスンの有無です。
英語パーソナルトレーニングの目的は、おおむね各社「英語が話せるようになること」ですが、そのための手段として英会話レッスンがあるかどうかは、サービスを比較する上で重要な検討事項の一つとなります。
具体的には、コーチングと合わせて英会話レッスンも提供しているのか、コーチングのみかの大きく二つに分かれます。
そしてレッスンがあるサービスの場合選、そのレッスンが①ネイティブスピーカーが講師か、ノンネイティブスピーカーが講師か、②講師のステータスはどんな人が多いか、③レッスンで扱う内容は何かの3点を確認しましょう。
スピーキング力の改善や、実践練習のためにレッスンは確かに重要ではありますが、そもそもインプットが徹底できていないと、レッスンに臨んでも雑談だけで終わってしまうということもあり得ます。自分の現在の英語力・課題に合わせて、まずそもそもレッスンが必要なのかどうかについて検討するようにしましょう。
2.4 使用する教材
4点目は学習に使用する教材です。
各社で、教材の内容や提供方法は異なっており、大きく①市販の教材を、受講者のレベルに合わせて提案する、②自社オリジナルの教材で英語力を鍛えるの2パターンがあります。
市販の教材だと内容にオリジナリティはありませんが、自分のレベルに合った教材をお勧めしてもらえるという利点がありますし、逆にオリジナル教材であれば、内容はそのプログラムでしか学習できないものではありますが、レベルや紹介されているフレーズ・語彙の用途が自分に合わない場合もあります。自分の学習のゴールに合った教材を提供してくれるプログラムを選ぶようにすると良いと思います。
2.5 サポート体制
最後に考慮すべき点は、学習のサポート体制です。
「英語コーチング」という言葉には明確な定義がなく、どのようなサポートをしてくれるかはサービスを提供してくれる各社によって大きく異なります。
例えば、英語の学習の時間を確保し継続して学習することを目的に、毎日トレーナーがメッセージを送り、学習のモチベーションを上げるようなサポートを提供するコーチングもあれば、単語の使い方やニュアンスの違い、ビジネスにおける適切な言葉遣いなど、英語に関する深い質問について、適切に回答してくれるようなコーチングもあります。
サポート体制については公式HPではあまり具体的に記載されていないことが多く、実際に開始してから期待していたものと違った・・・とならないように、無料カウンセリングで直接聞いてみたり、口コミを確認しておきましょう。
3. 英語パーソナルトレーニング7社を徹底比較
続いて本章では、先述した5点をもとに、各社のコーチングサービスを比較していきます。
自分にあったコーチングを選ぶ際の参考にしてみてください。
3.1 One Month Program
「One Month Program」は、通訳・翻訳エージェントとして、これまでに1,700社以上のグローバル企業に語学サービスを提供してきた株式会社テンナイン・コミュニケーションが独自に開発した、ビジネスパーソン向けの1か月短期集中型パーソナルトレーニングプログラムです。
通訳や翻訳といった語学の専門的な事業を提供する会社が提供しているプログラムというだけあって、かなり本格的で実践重視なプログラムとなっています。
具体的には「シャドーイング」や「ディクテーション」といった通訳者が実践するトレーニングをもとにした自己学習課題が計28日分提供されるほか、ネイティブ講師とのプライベートレッスンが計8回提供され、短期間で徹底的にアウトプット力を強化する構成となっています。
提出した課題はオンラインの学習システム上で「添削レポート」として返却され、トレーナーやネイティブ講師からのフィードバックを詳細に確認できる仕組みになっています。
受講期間中は日本人トレーナーが専属で学習をサポートする体制が整っています。取り組む課題に関する質問はもちろん、直近で取り組んでいるプロジェクトやプレゼンなど、実際の仕事に関連した英語についての質問もLINEでいつでも相談できます。通訳・翻訳エージェントという母体だからこそ受けられるサポートで、受講者の満足度が高いポイントの一つとなっています。
他社コーチングプログラムと比較して、One Month Programの大きな特徴は次の3点です。
① 同時通訳者監修の実践的なカリキュラム
One Month Programのユニークな点のひとつは、カリキュラムの開発に同時通訳者が携わっている点です。
先述したような通訳者のトレーニング方法を取り入れているだけでなく、日々ビジネス会議で耳にする英語表現がたくさん教材内に盛り込まれています。また、リスニング教材がネイティブスピーカーの音声かノンネイティブスピーカーの音声か選べるのも大きな魅力。ノンネイティブスピーカーの訛りのある英語や、オンライン会議を想定してあえてノイズが入っていたり、ラグが起きている音声教材を使って、より実践に近い環境でリスニングの練習ができます。
② 質の高いオンラインレッスン
2つ目は、満足度96%を誇るネイティブ講師とのプライベートレッスンです。
One Month Programのユニークな点は、レッスン受講前にまず、自分が業務で英語を使う場面を想定し提出した英作文を提出すること。
提出された英作文はネイティブ講師が添削し、解説を加えたレポートを受講者に送付。ネイティブ講師とのプライベートレッスンでは、このレポートを元にスピーキングでのアウトプットの強化を図ります。
このように、ライティング→スピーキングという2段構えをしているのは、「複雑で専門性の高い、自分の仕事に関すること」をしっかりと英語で表現できるようになるためです。
フリートークのオンライン英会話では、その場その場で考えながら会話をするので、場当たり的な会話になりがちです。また、講師の視点としても、初めて聞く複雑な仕事の内容を短時間で理解することは難しく、どうしても表層的なレッスンで終わってしまいます。
一方で、One Month Programでは、受講者は事前に英作文を書いているので、話す内容がすでに頭にしっかりある状態でレッスンに臨むことができます。講師も事前にレッスンで扱う内容をしっかりと理解した上でレッスンを提供するため、実際に職場で同僚や上司と英語で話しているような、かなり実践的なレッスンを受講することができます。
③ 最短1か月で修了可能
最短1か月でプログラムを修了できるのもOne Month Programの強みの一つです。
一般的なコーチングだと最低でも3か月程度、成果を出すのに時間がかかるというプログラムもありますが、One Month Programは「自分が今必要な英語」に絞って学習するため、短期集中で確実に効果が出せる設計となっています。
また、One Month Programは追加費用なく、最大で3か月受講できる点も、忙しいビジネスパーソンにとっては嬉しいポイントです。
One Month Programの料金は327,800円(税込)ですが、同一料金で3か月受講できると考えると、実は非常にコスパが良いプログラムと考えられます。
3.2 Bizmatesコーチング
出典:Bizmates Coaching公式HP
Bizmates Coaching(ビズメイツコーチング)は、ビジネス英語に特化したコーチングサービスです。
1日1回、ビジネス経験豊富なフィリピン人講師と臨むマンツーマンレッスンと、月に4回の日本人コンサルタントとのセッションのサイクルを繰り返すことで、アウトプットとインプットが繰り返し行えるプログラムとなっています。日本語で学習アドバイスを受けながら、英会話レッスンでアウトプットも同時に鍛えたい方にピッタリなプログラムです。
また、オンラインレッスンは1回25分、コンサルタントとのセッションは1回15分とコンパクトなので、忙しい業務の合間を縫って、継続的に英語をこつこつ学習していきたいという方には受講しやすい内容・価格になっており、コーチングサービスの中では取り組むハードルが低いプログラムといえます。
そんなBizmatesコーチングの特徴は大きく次の3つです。
① ビジネスで必要な英語レベルを逆算し、専用プランを作成
Bizmatesコーチングの大きな特徴は、全員がビジネス経験者という日本人コンサルタント陣と、パーソナライズ化して提案してもらえる学習プランです。
ビジネスで使えるようになる必要がある英語のレベルをはじめに定め、そこから逆算してどんな学習を行っていくべきかを計画してくれます。これまでに英語を学ぼうとしたけれども挫折してしまった、今の自分にどんな英語学習が必要なのかよくわからないという方は、まずは一度相談してみることをお勧めします。
② AI解析でデータに基づいた効率的な英語学習ができる
2つめの大きな魅力は、効率良く英語の学習が進められるという点です。
実際に受講者のオンライン英会話レッスンの音声を録音し、AI解析することで、英語力の成長が可視化できるほか、的確なフィードバックを参考に効率的に英語力をブラッシュアップすることができます。また初級~上級まで幅広く教材が整っているため、全くの初心者の方でも無駄なく学習を進めることが可能です。
③ 短期利用も継続利用もしやすいリーズナブルな月額料金
最後に、他のプログラムと比較しても圧倒的な違いを誇るのが、その価格です。
業界平均の約6分の1、月額34,650円から始めることができ、また初回のお申込みであれば初月50%OFFという嬉しい割引もついています。英語学習の方向性だけでも、まずは知りたいという方にはスタートしやすい価格設定となっています。
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3.3 Progrit
出典:Progrit公式サイト
Progritでは1日の学習時間の目標を3時間としており、コンサルタントが作成した毎日継続するための緻密な学習スケジュールをもとに、英語学習を進めていきます。
Progritの基本的な指導方針は、「英会話だけでは不十分」「毎日の継続した学習こそ重要」という考え方です。したがって、コンサルタントは一日の学習時間の中で英語学習に割ける時間はどこにあるかかというところから一緒に考え、学習計画を立て、伴奏してくれるというところが魅力です。
Progritの英語パーソナルコーチングの特徴は大きく以下の3つにまとめられます。
① 行動経済学に基づいたコーチング
Progritでは、「英語学習がなかなか続けられない」という課題を解決するべく、日々の生活の中でしっかりと英語学習時間を確保し継続するために、行動経済学に基づいて非合理的な行動をコントロールすることで、学習の習慣化を促しています。
独自に考案した学習習慣化の3ステップをもとに、確実に英語学習が続けられる習慣を築きあげることを主たる目的としています。
② 専任コンサルタントが学習に徹底伴走
またProgritの大きな特徴の一つとして知られているのが、英語コンサルタントの徹底した伴走力。
受講者は専用アプリ上で、何時何分にどこで何をやるか、1週間分のスケジュールを予定通りに行動できているかを報告するよう求められますが、その記録と学習の成果をコンサルタントが徹底的に管理します。コンサルタントへの報告を通して学習時間を可視化できるほか、「さぼらず」英語学習を続けられる習慣づくりをコンサルタントがサポートしてくれます。
③ 卒業時に1年間分の学習メニューがもらえる
Progritの特徴の3つめは、コース終了後の英語学習を自走できる計画もしっかりと立てられているという点です。だらだらと英語学習を継続するのではなく、自立して学習する習慣を3か月できちんと身につけ、修了後は自分で学習を継続できるようにコースが設定されていますので、さらなるレベルアップを自分で目指すことができるのも魅力の一つです。
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3.4 TORAIZ
出典:TORAIZ公式HP
1年間、1000時間の学習で英語が話せるようになることを目指すTORAIZ。
VERANT47点保証あり、全額返金保証ありとその効果を期待できるような英語コーチングサービスを提供しています。
最も有名なのは「スピーキング本科」という英語コーチングコースですが、そのほかにもビジネス上級英語(3か月)、英語初心者コース(3か月)など、自分の目的やレベルに合わせて多様なコースが受講できる体制が整っています。
そして安心なのが、無料カウンセリングの満足度98.1%というデータ。無理な勧誘は一切なく、専門のコンサルタントが、無料で受講者一人一人にあった学習プランを提供してくれます。
TORAIZの英語コーチングでおすすめのポイントは下記になります。
① 圧倒的なネイティブ・レッスン量
トライズ スピーキング本科では、専属ネイティブコーチによる週3回のレッスンに加えて、受け放題のフリートーク・グループレッスンも提供しています。そのため、専属のコーチとともにアウトプットの継続的な向上を確認できるうえ、短期間で実戦的な英語力を手に入れることができます。
② 各種保証が充実
TORAIZでは、その効果に自信があるからこそ、様々な保証が充実しています。受講開始から1ヶ月以内に退会した場合には無条件で全額返金が受けられるほか、ビジネス英語伸長度テストVERSANTで規定スコアに到達できなかった場合、無料で受講期間を1回に限り1ヶ月延長することができます。
③ 経験豊富な専属ネイティブコーチ陣
多くの英会話スクールでは、講師は予約制となっていますが、TORAIZでは専属のネイティブコーチが英会話レッスンを週3回担当してくれます。受講者の英語力、悩みなどを継続的に確認し、目標達成に向けて指導してくれる講師がいることから、レッスン満足度は5点中4.9点とかなり高い数値が出ています。プロフェッショナルな英語コーチに指導してもらいたいという方はぜひ利用を検討してみてください。
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3.5 GSET
出典:GSET公式HP
20年近く英語で苦労した元商社マンが開発した英語パーソナルコーチングがGSET。その大きな特徴は、「発音」を鍛えることに重きを置いているという点です。GSET独自開発の教材で、「発音」、「発声法」、「リズム」、「英語思考」の4つの英語スキルが身に付けられるよう設計されています。また、頭ではなく身体で覚える、専用繰り返し練習プログラムにより、英語が無意識に話せるようになることを目標としています。
そんなGSETのパーソナルトレーニングの特徴は主に次の2つです。
① 圧倒的な発音改善が期待できる
GSETといえば「発音」に重きを置いた独自のトレーニングが有名ですが、その効果は公式サイトの受講者音声からも一目瞭然。単に発話スピードが上がっているだけでなく、ネイティブスピーカーのような抑揚・リズムがトレーニング後の音声に表れていることが聞いて取れます。文法や語彙はたくさん学習したものの、なかなかリアルな英語が聞き取れるようにならない・自分の発音がネイティブスピーカーにうまく伝わらないと悩んでいる方にはぜひおすすめしたいプログラムです。
② 週7日間毎日のオンライントレーニング
GSETでは週に1回50分の英語トレーナーとのレッスンと、週に6回の宿題トレーニングのサイクルを繰り返すことで、英語力のブラッシュアップを図ります。息の出し方や口の周りの筋肉・喉の使い方など、知識のインプットだけでなく実践も通じて繰り返し練習することで、短期間で学習内容を身体に叩き込むことができる仕組みとなっています。
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3.6 English Company
出典:English Company公式HP
超効率重視のパーソナル英語ジムと謳うEnglish Companyは、90日間の英語トレーニングを通じて、短期間で英語力を鍛えるために設計されています。日本人トレーナーによるトレーニングと学習プランニングに加え、マンツーマンの英会話レッスンを外国人講師が担当するため、英会話の弱点は日本人トレーナーに連携され、より効果的なプランニングに活かされる仕組みとなっています。
English Companyのパーソナルトレーニングの特徴は大きく次の2つです。
① 第二言語習得に精通した日本人トレーナーが組む個別カリキュラム
English Companyのパーソナルトレーニングでは、受講者一人一人の課題を分解し特定。課題解決に効果的なトレーニングを行い効率的に学習できる仕組みが整っています。常に変化する習熟度に合わせて学習プランを柔軟にアップデートしてくれるため、初回のカウンセリングで決めた予定に従う他のコーチングとは異なり、自分の習熟度をペースに進め方が変えられるのも魅力の一つです。
② “課題発見型”英会話で実践的な会話力を分析
おすすめしたいポイント2点目は、ENGLISH COMPANY海外拠点所属の外国人トレーナーが担当する独自のレッスン。外国人トレーナーから見た英語の課題力が日本人トレーナーに共有されることで、英語の弱点にアプローチできる学習のサイクルが実現できます。またEnglish Company独自の教材を使用するため、緻密に計算された教材で学習を進めたい方にはお勧めです。
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3.7 コーチバディ
出典:コーチバディ公式HP
最後に英語パーソナルトレーニングでご紹介したいのがコーチバディ(旧スピークバディ)。このプログラムは「スピーキング学習」に特化し設計されている英語パーソナルコーチングです。「勉強した内容でも、時間が経つと忘れてしまう…」「簡単な単語でも、会話になると頭から出てこない…」といった英語の「スピーキング」に関する課題を解決すべく、スピーキングメカニズムに沿った独自メソッドで、一時的に覚えた知識を脳に定着させ、継続的に使える知識へと変換するための指導を受けられます。
コーチバディのユニークな特徴は主に次の2つです。
① 毎週コーチと英会話&AI英会話が使い放題
AIキャラクター相手に英会話ができるNo1英会話アプリ「スピークバディ」が無料で使い放題。 「第二言語習得論」に基づいたシステムで、インプットからアウトプットまで網羅的に英語学習をサポートしてもらえます。またそれに加え、週に1度の専属コーチとの英会話トレーニングがついているため、その週に学習した内容を用いた英会話を行い、実践的な英会話力の向上を促します。
② “話す”ことに特化した最短ルートのカリキュラム
コーチバディの最大の特徴はやはり「スピーキングトレーニング」。会話において重要な英語にフォーカスし、スピーキングに必要な力だけをトレーニングすることで、短期間でかつ飛躍的に、英語を話す力を磨くことができます。また日本人の英語コーチが自分の録音を確認し、即座に、的確なフィードバックを送ってくれるため、自分のスピーキングの弱点を逐一確認し、相手にしっかり伝わるスピーキング力を身につけることができます。
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3. 英語パーソナルトレーニングを利用する際の注意点
ここまで各社の英語コーチングを比較し、そのサービス内容と特徴についてご紹介してきましたが、実際にパーソナルトレーニングに取り組む際は、下記のようなポイントを意識しましょう。
3.1 プログラム内容を慎重に比較する
まずは、各社のプログラムの内容を正確に理解し、比較することが重要です。
自己学習の内容はどうなっているのか、トレーナーは具体的にどう指導してくれるのか、レッスンは何時間が何回あるのか、など詳細を把握しましょう。自分が求めるスキル、例えばビジネス英語、発音矯正、スピーキングの強化など、目的に合った内容が含まれているかを見極めることが必要です。
さらに、プログラムがどのように進められるのかについても注意を払う必要があります。レッスンの形式や使用する教材、進捗管理の方法などを確認し、自分の学習スタイルに合った方法が採用されているかがポイントとなります。
多くのパーソナルトレーニングサービスでは、無料カウンセリングを提供していますので、カウンセリングを通じて、担当トレーナーが自分の学習ニーズを正確に理解してくれているかを確認したり、具体的な学習の進め方やカリキュラムの柔軟性についても話を聞くことができます。これらを活用して自分に適したプログラムかどうかを見極めましょう。
3.2 学習のゴールを明確に設定する
これはどのコーチングサービスを利用する際にも共通していますが、英語学習の目的を明確に持つようしましょう。
資格試験で良いスコアがとりたいのか、業務を問題なくこなせる英語力を身につけたいのか。英語学習の目的によってそこまでの学習法、道のりも大きく変わってきます。おそらく学習開始時に英語コンサルタント、コーチとゴール設定を行うと思いますが、自分の中でも明確に「英語で何ができるようになりたいか」を持っておくようにしましょう。
3.3 期間をきめて集中的に取り組む
各社のサービスを比較する際のポイントの一つして、「期間」が重要だと先述しましたが、まさに自分がどれだけ英語学習に時間が割けるかを意識してパーソナルトレーニングを受けるようにしましょう。1日3時間のトレーニングをみっちり3か月完走したいという方もいれば、そんなに継続的に受けられる時間がないという方もいるでしょう。特に来月海外赴任や出張が控えている、など喫緊で英語が必要になる方もいると思います。最短で1か月~1年と、各社によって学習期間の設定は異なりますので、自分が現実的にとれる期間を鑑みて、その期間集中的に学習に臨むようにしましょう。
3.4 他力本願にならず主導的に学習する
最後に、英語パーソナルトレーニングを利用するに当たって一番意識していただきたいのが、他力本願にならないということです。英語コンサルタントやトレーナーはもちろん受講者の学習をサポートしてくれますが、英語が必要なのはあくまで受講者自身であり、自身の目標達成のためには努力が何よりも大切だということです。どのサービス、どの英語学習のメソッドを利用しても、自分自身の努力する姿勢なしでは、英語はなかなか身につきません。あくまでもその時自分に必要なアドバイスをもらうという視点で、コーチングサービスを利用するようにしましょう。
まとめ
英語のパーソナルトレーニングは自分の目的や強化したい点とトレーニング内容が合っている場合には、短期間で英語力を上げるのには非常に有効的です。無料カウンセリングや体験レッスンを活用し、情報収集したうえで、自分に合ったトレーニングを探してみてくださいね。
Writer
One Month Program
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ビジネスに特化した1か月の超短期集中英語プログラム
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