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「どちらでも」に”whichever”はNG!

2024.11.12

update 2024.11.12

○月○日、営業部のKさんは、新しいプロジェクトのために複数の外部業者から見積もりを集めていました。Kさんがプロジェクトリーダーに報告し、どちらの業者を選ぶべきか尋ねたところ、プロジェクトリーダーはKさんに「どちらでも良いよ」という趣旨の返答をしました。
しかしその時、通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです・・・。

◆NG文◆
Whichever.
どちらでも。

「どちらでも」と聞いて最初に思い浮かぶ英語はwhicheverかもしれません。しかし、英語話者にとってはなげやりで突き放したように聞こえることがあるため、少し冷たい印象やあいまいな印象を与えてしまうことに注意しましょう。この場面では、選択肢のどちらも許容するという意味での「どちらでも良いよ」という柔らかいトーンのフレーズを使うほうが誤解を与えずに伝えることができます。

◆オススメ英語◆
Whichever is fine.
どちらでも良いですよ。

≪ポイント解説≫
whicheverだけで使用すると、口語では少しそっけない印象を与えるかもしれません。Whichever is fine. とすることで、相手に対してどちらも受け入れる意図を伝え、ビジネスに適した言い回しとなります。

他にも、以下のような表現を使うことで「どちらでも良いですよ」という許容の意思を伝えることができます。

  • Either one works fine. (どちらでも大丈夫です。)
    eitherを使って表現することもできます。どちらを選んでも問題ないことを示す自然な言い方です。
  • I’m okay with either choice. (どちらの選択肢でも構いません。)
    I’m okay with~を使って表現することで、「大丈夫ですよ」とさらに柔らかいトーンになります。
  • Both options are good for me. (どちらのオプションでも良いです。)
    反対に、both を使って「両方良い」ことを伝えることもできますね。

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