最近ではDue diligence という表現がカタカナで使われることもあります。「適正評価」と訳されることもあれば、もっと平たく「相当な注意」と訳されることも。しかし、due diligenceとdue careが両方とも「相当な注意」と訳されていたり、同じ意味のように書かれていることもあります。しかし実際にはこの2つには違いがあります。
一般的に、Due careというのは習慣化された規則だったり、手続きだったり、安全やリスクを避けるために行うものを指します。「常に正しいことを常に行う」というイメージ。例えばビジネスであれば、機密が漏れないようにサイバーセキュリティ対策をしたり、社員に定期的にトレーニングをしたり。Due diligenceはある特定の状況に対して、必要な手続きなどを取ること。前述のビジネスの例であれば、ある会社と合併することになり、海外資本が入ることから、海外からの脅威にも対応できる対策をとったりすること。 両方とも非常に大切な概念であり、大局的にみると非常に似ていますが、違いもあることを理解しておくことも大切です。
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