コピーライティングという専門分野における英語も意図を汲んで丁寧に添削してくれました
広告代理店で10年以上、クリエーティブの仕事に携わっていらっしゃるFさん。
昨年、海外の広告賞で審査員を務めることになったため、短期間で英語力をブラッシュアップしたいとのことでOne Month Programをご受講いただきました。その後も海外の講演やスピーチに引っ張りだこのFさんは、「英語ができることで海外でのキャリアが広がった」と話します。
今回はまさに「One Month Programをフルに活用した」Fさんに、One Month Programを受講した感想と、英語に悩む学習者の方々へのアドバイスを伺いました。
【広告代理店(クリエーティブ)勤務/30代女性/Advancedコースご受講】
ご受講前のキャリアについて
改めて、One Month Programご受講開始時のFさんのキャリアについてお話いただけますか。業務のどんな場面でどのくらい、英語が必要でしたか。
10年以上同じ会社で広告の仕事をしてるんですが、その中でもすごく最近英語を使うシーンが増えていて、そのなかの一つが海外の広告賞で審査員をするということでした。
そのことをきっかけに受講させていただいたんですけど、その後も海外で講演をするとか、あとは普段の仕事でもグローバルのクライアントと仕事をするということが増えたりして、日々業務で英語が必要な状況が今も続いています。
英語とご自身のキャリアについて
One Month Program修了後もフォローアップコースを何度かご受講いただいています。そのご様子からも次の機会、次の講演、とどんどん英語を使ってキャリアを広げていらっしゃるんだなということを、トレーナーとしても感じていました。 実際、広告業界では英語力はキャリアに結びつくのでしょうか。
職種としては、そこまでではないと思います。私の会社も日系企業のため、基本的には広告自体は日本語ですし、日本向けのものが多かったりといった感じです。 会社の中では海外向けの広告をやりたい人が少ないので、逆に英語ができると仕事の幅が広がります。英語が全然できないとさすがに審査員もできないですし、もちろんスピーチなども結構大変なので、英語ができることでどんどんチャンスが増えていくと思います。
受講前の英語の課題について
広告の審査員を務めるということで、英語のレッスンやプログラムなどいろいろ探されたと思うんですが、ご自身の英語力のどういった点に不安を感じていらっしゃいましたか。
学生時代は、特に高校ぐらいまではすごく英語が得意だったので、好きでやっていました。ただ社会人になってからは完全に放置していたし、全く機会もなかったので、英語がちょっと怖くなっていました。10年以上放置しているし、周りがネイティブばかりの環境に置かれた時にどれぐらい話せるかもわからないし、そもそも初めての経験だしみたいなところで、まず不安がありました。
あとはやっぱり、審査をするとなると日本語でもカジュアルな会話ではなく、ちゃんとしっかり思ったことをそのまま、日本語と同じレベルで英語で伝えられないといけないなと思っていて。少なくともその部分はかなり鍛える必要があると思っていました。
コピーライティングということで、かなり抽象的なアイデアを説明しなければならなかったり、コンセプトを説明したり、日本語でも説明が難しいことを、英語で説明しないといけないというご状況でしたよね。
そのあたりはプログラムの添削で、ああ、こういうふうに表現すればいいんだなという気づきを得られた部分ございましたか?
はい、そうですね、すごくありました。
One Month Programに決めた理由について
専門性の高い英語に対応しているというところで、私個人としてはすごくFさんにOne Month Programをご活用いただけそうかなと勝手に感じていた部分ではあったんですけれども、弊社のプログラムの他にも、いくつか他のプログラムなども検討されていましたか。
本当にいろいろ探しました。期間が迫っていたので、2、3ヶ月かかる他のプログラムでは間に合わないと思いました。One Month Programは1か月という本当に短期間なところがいいなと思いましたし、何より自分の言いたいことをまず日本語でもきちんとまとめてから英語にして、それを添削してもらえるというのは魅力的でした。
何か決められたカリキュラムをやったり、コーチングで学習管理をしてもらいながらひたすら学習していくというプログラムだと、何かちょっと目的とは違うなと思ったんです。
受講時の苦労について
実際ご受講していただいた感想についてもお聞きしたいんですが、まずは正直にご受講自体は、大変でしたか。
1か月間すごく大変でした。今まで習慣がなかったところからやるのがまず大変でした。時間がなく審査員の仕事までに本当にどうなるのか不安はありましたが、必要に迫られていたので乗り越えられました。
学習時間の捻出について
学習時間の捻出も大変だったのかなと思うんですが、ご自身で工夫されていたことを教えてください。
例えば、何時から何時に毎日勉強するなど決めていましたか。
特には決めていませんでした。仕事のスケジュール自体が、ランダムというか、あまり決まったものがないので、空いた時間は学習に確保して続けていくという状態にしました。
受講のレベルについて
Fさんにはアドバンスドコースを受けていただきましたが、レベルはどうでしたか。
ちょうどよかったと思います。自分のレベルよりも少し上のレベルだったと思いますが、その意味も含めてちょうどよかったと思っています。
受講前後の変化について
通訳者が実際に行うトレーニングである、ディクテーションやシャドーイングを行っていただきましたが、1か月続けられて、ご自身で実感されている変化はありますか。
正直なところ、変化はあまり実感していないです。ただ受講終盤にはいろいろ英語のルールが分かってきたなっていう感覚はありましたね。また話すときに気を付けるところとかは、分かるようになったと思います。
プログラムをご受講いただいて、一番ご自身で伸びたスキルやここがプログラム受けて良かったなってと感じられる点はありますか。
先ほど、あまり実感がないと言いましたが、実際に海外に審査に行ったときは、「あ、大丈夫だな」と感じました。審査中はもちろん、朝から晩まで一日中英語で話している状態だったんですが、一度も困ったことがありませんでした。それはやっぱり1ヶ月集中してやったからなのかなと思います。かなり自信も付いていましたし、One Month Programでしっかり添削してもらったり、レッスンを受けたりしていたので、実際の会話が楽に感じました。
あとはやっぱり英作文ですね。自分の思ってることをまず日本語で整理して、それを英語にするというプロセスを踏むことで、英語での思考レベルを上げることができた気がします。そしてそれを元に話すレッスンを受けられたので、レッスンの中身自体が深い内容といいますか、仕事に近い、もしくはそれ以上みたいな話ができたので良かったです 。
レッスンについて
レッスンについてはいかがでしたか。
オンライン英会話などの英語レッスンとは、全く質が違うなと思いました。
まず話したいベースの英作文があって、それをテーマにレッスンをするのがすごく良いです。レッスンでは、講師が私の話したい内容をすごく理解していただいた上でさらに深堀っていく感じになるので、実際の仕事をする相手と同等に近いレベルの理解度で話せたのが良かったです。オンライン英会話などは毎回初めての講師で結局浅い話でレッスンが終わってしまうんですが、One Month Programのレッスンは全く違いましたね。
トレーナーのサポートについて
トレーナーを前にお答えしづらいかとは思いますが、トレーナーからのサポートはいかがでしたか。
まずすごく添削が助かりました。英作文として提出するものに加えて、仕事上の相談、例えば英語のポスターにどんな表現を入れたらいいか、なども気軽に聞けるのはほんとに助かりました。
フォローアップコースについて
One Month Program修了後も、海外での講演やスピーチの機会がある際には、度々フォローアップコースを受講いただいています。
プレゼンの英語でのスピーチのやり方、例えば抑揚の付け方みたいなことをレッスンで教えていただくのはもう本当に助かっています。3月に1回目のスピーチを行って、8月に2回目を行ったんですが、2回目の方がはるかに聞き取りやすいと周りからも言われました。
自分ではあんまり自覚はなかったんですが、確かにしゃべりやすくなったなという感じはしていて。抑揚の付け方だけでなく、表現のニュアンスも含め、いろいろ教えていただいたのもよかったし、あとレッスン自体が楽しかったなと思っています。
One Month Programはこんな人に向いている!
様々な状況で英語を使う方がいらっしゃると思うんですが、改めてOne Month Programはどんな方に向いていると思われますか。
英語を使う目的がしっかりある人は、ぴったりだと思います。また、日本語での言語化が慣れてる人の方が向いていると思います。
英語で悩んでいるビジネスパーソンに一言!
最後のご質問です。英語をもっとしっかり身に付けたいと考えてる方へ、アドバイスをお願いします。
そんなこと言える身じゃないなとは思うんですが…、今はいろんなメソッドやYouTubeでの学習などがありますが、ちゃんと自分の目で自分に合ったものを探すのがすごく大事だなと思いました。そのうえで楽しいけど負荷がかかるという学習方法を選ぶとよいと思います。
他のコーチングなどのプログラムの体験では楽しさが感じられなかったんです。負荷はすごいけれど、結果が理論的に数値だけで言われる、みたいな。いろいろ見た中でOne Month Program以外は楽しい感じがないなと思いました。
興味深いお話をありがとうございます。
成果を数値で測るというのは分かりやすく必要なことであるのは否定できないですが、数値だけでは語れないのが英語ですよね。
英語学習を継続していくという観点だけでなく、英語は自分の考え方をダイレクトに伝える大切な手段という観点からも、「楽しいかどうか」というのは非常に大切な考え方ですね。
Fさん、本日は貴重なお時間をいただき本当にありがとうございました!
Writer
One Month Program
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