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留学なしで英語がペラペラになる方法を英語コーチングトレーナーが解説

2024.08.21

update 2024.08.21

英語がペラペラな人を見たとき、「どこかに留学していたのかな」「帰国子女なのかな」というのはつい考えてしまうことですよね。

ですが、日々英語トレーナーとして多くの英語学習者の方とお話をすると、留学経験がない方でも英語がペラペラな方がたくさんいらっしゃいます。

筆者も留学経験はあるのですが、(今振り返れば、当時はそんな大したレベルじゃなかったなと思いもするのですが)留学前に「どこかに留学してた?」「発音がきれい」と友人達に聞かれた経験があります。

このような筆者自身の体験から、また日々One Month Programのトレーナーとして受講者の皆様と接している経験から、「留学なしで英語がペラペラになることは可能」と断言します。

本記事では、留学なしで英語がペラペラになるための方法について解説していきます。

目次

1.「留学なしでも英語ペラペラ」になることは可能と断言できる2つの理由

これまで現役英語トレーナーとして、様々な英語学習者の方々の英語力アップをサポートしてきましたが、その経験から、「留学なしで英語がペラペラ」になることは可能だと断言します。

その理由は大きく2つ。①英語がペラペラになるために必要なスキルはすべて独学でも習得可能なこと、そして、②国内でも十分に英語漬けの環境は作れることです。

1.1 英語がペラペラになるためのスキルはすべて独学で習得可能

英語がペラペラになるために必要なスキルはいくつか考えられますが、それらは独学で習得することができます。

そもそも「英語がペラペラ」とはどんな人のことを指すのでしょうか。

「日本語で話すのと同じように不自由なく英語で自分の考えを表現できる人」でしょうか。それとも、「ネイティブスピーカーに劣らない発音ですらすらとよどみなく英語を話せる人のこと」でしょうか

定義の仕方は様々ですが、本記事では「英語がペラペラな人」は次の3つのスキルを備えている人だと定義します。
①相手の言ったことを一度で聞き取れるリスニング力
②瞬発的に自分の意図を伝えられるスピーキング力
③話している内容が明瞭に伝わる発音

そして、これから独学でも十分に鍛えることができるスキルです。

例えばOne Month Programでは、ビジネスシーンを題材とした自己学習課題に取り組んでいただきますが、修了生の方の多くが、プログラムを通じ、上記のスキルを身につけています。弊社のプログラムに限らず、独学で各スキルの向上に必要なトレーニングに継続的に取り組むことによって、これらのスキルを身につけることは十分可能です。それぞれのトレーニング方法については、第三章で詳細に解説していきます。

1.2 国内でも十分に英語漬けの環境は作ることができる

留学に行くことで「英語がペラペラになる」ことが叶う最も大きな理由は、「強制的に英語漬けの環境におかれ、英語を使う必要が毎日発生する」ことです。そしてこれは、国内でも十分に再現可能です

自分自身が海外に行かなくても、日々目にする文章や耳にする音う声、話す言語をできる限り英語に切り替えていくことで、国内にいながらも留学に似た環境を作り出すことができます。

国内での英語漬けの環境の作り方については、第四章で詳細に解説していきます。

2. 留学なしで英語ペラペラになるために必要なスキル3つ

「ペラペラになる」ためには

①相手の言ったことを一度で聞き取れるリスニング力
②瞬発的に自分の意図を伝えられるスピーキング力
③話している内容が明瞭に伝わる発音

の3つのスキルが必要です。

この章ではこの3つのスキルについて解説します。

2.1 相手の言ったことを一度で聞き取れるリスニング力

一つ目のスキルは、相手の言ったことを一度で聞き取れるリスニング力です。

英語トレーナーとして日々業務で英語が必要なビジネスパーソンとお話していると、多くの方が「リスニングは大体は聞き取れるんですが細かいところまでは…」とおっしゃいます。「大体聞き取れる」時点でかなりすごいんじゃないかと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、それだけでは英語がペラペラな人とは言えません。

本当にペラペラとされる人は、相手の話す英語を一度で、そして過不足なく正確に聞き取ります。

ここでは「一度で」というのが大きなポイントです。

わからない箇所を聞き返したり、平易な表現に直してもらったりして意思疎通はできる方は多いですが、「一度で聞き取って、即座に求められている返答を返す」ことが英語でできる方は多くありません。「なんとなく理解できる」と「一回で正確に理解できる」には、大きな差があります。

2.2 瞬発的に自分の意図を伝えられるスピーキング力

二つ目のスキルは瞬発的に自分の意図を伝えられるスピーキング力です。

このスキルは私自身も悩んだことがある課題ですし、また多くの受講者様からもいただくお悩みです。

「聞かれていることはわかるけど、すぐに英語が出てこない」
そう悩まれる中上級者の方は非常に多いです。これが一番独学で身につけるのが難しいスキルになるかと思いますが、「留学と同じくらい」英語で話す機会を作ることで、十分に改善ができる部分です。

英語でのスピーキングの反応速度を高めるのは至難の業ですが、トレーニングを通じて鍛えることで、英語が「ペラペラ」とされるスピーキング力を身につけることができます。

2.3 話している内容が明瞭に伝わる発音

三つ目は話している内容が明瞭に伝わる発音です。

これは上記2つのスキルを獲得したうえで、さらに必要とされる「ぺらぺらになる」ためのスキルです。

どんなに相手の話していることが正確に理解できて、自分の考えを過不足なく伝えられたとしても、発音が悪く相手に伝わらなければ何の意味もありません。この改善にはネイティブスピーカーの発音に触れる機会をできるだけ増やすことがとても重要です。

英語トレーニングでは基本的に、「自分の口で発音できるものは聞き取ることもできる」という考えに基づき、発音やリスニング力を強化します。つまり、発音を磨くことは、①の正確なリスニングスキル向上にもつながってくるのです。

3. 「ペラペラになる」ためのスキルを鍛えるトレーニング

ここまで「ペラペラになる」ために必要なスキルを具体的に説明してきましたが、肝心なのはそのスキルをどう身につけるかですよね。

スキル別の有効なトレーニング方法について、ここからは詳細に解説していきます。

また、この章で紹介しているトレーニングの詳細な取り組み方やおすすめ教材など下記の記事で解説しております。

3.1 相手の言ったことを一度で聞き取れるリスニング力はディクテーションとサイトラで鍛える

相手が言ったことを一回で聞き取るリスニング力を鍛えるには、ディクテーションとサイトトランスレーションが効果的です。

ディクテーション

ディクテーションは、聞こえた英語を一字一句書き起こすトレーニングです。

ディクテーションで聞こえた英語を書き起こすことで、自分のリスニング力を可視化することができます。これによって、聞き取れていなかった部分が明確になり、より細部まで聞き取ろうとする意識を高めることができます。そのため、ディクテーションは、なんとなく聞けているけれど聞き落とすところがある、聞こえた英語を誤って理解してしまうことが多い人におすすめのトレーニングです。

「一回で理解できるリスニング力」を強化するためには、まずは自分のリスニングの弱点を把握する必要があります。ディクテーションに繰り返し取り組み、いろいろな音声素材をなるべく1回で聞き取れるようにするスキルを磨くことができます。

サイトトランスレーション

サイトトランスレーションは「サイトラ」と呼ばれる同時通訳者が利用するトレーニング方法の一つで、英文を意味のまとまりごとに、文の頭から読んで瞬間的に日本語に訳していくトレーニングです。

サイトラは、意味のかたまりごとに前から訳していくトレーニングのため、返り読み(一度最後まで聞いてそこから日本語に直して理解する)をせずに英語の語順のまま理解するスキルを鍛えることができます。

英語で聞こえたままに理解する練習ができるので、英語を日本語に直してしまうので理解が遅い、聞き取る量が多くなるとだんだん内容が分からなくなってしまうと感じている人に特におすすめのトレーニングです。

3.2 瞬発的に自分の意図を伝えられるスピーキング力はシャドーイングと瞬間英作文で鍛える

瞬発的に自分の意図を伝えられるスピーキング力を鍛えるには、シャドーイングと瞬間英作文が効果的です。

シャドーイング

シャドーイングとは、音声を聞きながら数秒遅れて聞こえたままの英語を口から発声するトレーニングです。英語学習の中でも有名なトレーニングのため、聞いたことがある方も多いかもしれません。「影のようについていく」という意味でシャドーイングという名前が付けられています。

シャドーイングは「リスニング力を伸ばす」トレーニングとしても有名ですが、それだけでなく、スピーキング力の向上にも効果があります。なせなら、シャドーイングは聞こえた音声をすぐにそのまま口に出すため、スピーカーの話すスピードに合わせていく必要があり、これを毎日繰り返し行うことによって、必然的にネイティブスピードで英語を話すことに慣れていくからです。はじめはレベルによって再生速度を調整してもかまいませんが、地道に継続していくことで最終的には、ネイティブスピーカーの話す自然なスピードで、自分の伝えたいことを即座にアウトプットする力が付きます。

瞬間英作文

瞬間英作文とは、簡単な文型の日本語文を、即座に英語に直していくトレーニングです。慣れている話題なら話せたり、事前に準備をすればうまく話せるのに…という方が「ペラペラ」になるためには、この英語⇔日本語の変換の瞬発力を鍛える必要があります。

単純で短い文でも、パッと英語に直すとなると、意外と難しいと感じるかと思います。これをはじめは単純な文から、そしてだんだん長さを伸ばし、少し長めの一文もすらすらと英語で即座に出せるようになるまでトレーニングを続けることで、瞬発的に自分の意見を伝えるスピーキング力を磨くことができます。

3.3 話している内容が明瞭に伝わる発音は発音学習とシャドーイングで鍛える

話している内容が明瞭に伝わる発音を鍛えるには、発音の学習とシャドーイングが効果的です。

発音学習

「明瞭に伝わる発音」を伸ばすためには、取りあえずネイティブ音声を聞き流す習慣をつけ、発音に耳を慣らすというのも手ですが、そもそも英語の発音で起こりやすい音の変化を知っておくことで、いわゆる「ジャパングリッシュ」から脱却することができます。

例えばリエゾン。これは音と音が重なって違う音に聞こえるというものですが、can Iは「キャンアイ」ではなく「キャナイ」、with usは「ウィズアス」ではなく「ウィザス」となるように、スピーカーの話すスピードが速くなればなるほど、聞き取りが困難になります。その他にもネイティブスピーカーがほとんど発音しない音、例えばdisconnectingのg、rottenのttなど、知識として弱く読まれると知っていれば、それを真似ることで自分自身の発音をネイティブスピーカーの発音に近づけることができます。

習うより慣れろとは言いますが、発音に関してはある種一定の知識を身につけたうえで、実践の練習をすると、その後の発音の伸びがスムーズになります。

シャドーイング

再度の登場となりますが、シャドーイングは「英語がペラペラ」な人の発音に近づけるのにもとても効果的なトレーニングです。瞬発性のあるスピーキング力を鍛えるのにもシャドーイングは効果的だと先述しましたが、ネイティブスピーカーの発音を真似て、そのスピードについていけるように鍛えるのがシャドーイングですので、おのずとネイティブスピーカーの発音に近づけるトレーニングを行うことにもつながります。

シャドーイングは「スピーキングの瞬発性」、そして「正確に伝わる発音」の2つを同時に磨くことができるので、効率的に英語力をブラッシュアップすることができます。

4. 英語漬けの環境をつくるために取り組むべきこと3つ

ここまで、独学で「英語がペラペラになる」ためのスキルを身につけるトレーニング方法についてお伝えをしてきましたが、ここでもう一つ、「留学なしで」ペラペラになるために有効な「英語漬けの環境を作る」方法について説明していきます。

4.1 スマホ、パソコンの言語設定を英語にする

まず一番簡単にできることとしては、スマートフォンやパソコンなど、日々使用する電子機器の使用設定を英語にすることです。

それだけで英語力が変わるの?と思われる方もいるかと思いますが、侮ってはいけません。地図アプリで場所や経路を調べたり、SNSで投稿したりコメントしたり、また何か調べものをする際にも、スマホやPCを使っているすべての瞬間に、英語を目にすることになります。

そして中には普段自分では使わないようなITや設定関連の英単語も出てくるので、語彙のバリエーションを増やすこともできます。とにかく普段から英語を目にする機会を増やすことによって、英語への抵抗感をなくし、「英語漬け」の環境への第一歩を気づくことができます。

4.2 通勤中は洋楽か英語のポッドキャスト

次は視覚ではなく聴覚、リスニングです。

通勤中は必ず英語の何かを聞く、できれば音楽よりもポッドキャストが望ましいです。音楽を聞き流すのも、もちろん英語に触れる良い機会にはなりますが、何か好きなポッドキャストを見つけ、その内容を理解することを意識して通勤時間を過ごしてみてください。

一度で理解するのが難しい場合には同じエピソードを何回か聞いても良いですし、同じエピソードがYouTubeに載っている場合もありますので、それを字幕付きで見て、何と言っていたのか確認をするのも手です。

とにかく、一番無駄な時間になってしまいがちな通勤時間を有効活用し、英語に耳を慣らす習慣をつけてみてください。

4.3 毎日英語で日記をつける

最後にご紹介するのはアウトプット重視の英語で日記をつけるという方法です。

電子機器の言語設定を変える、ポッドキャストを聞く、はどちらもインプット中心ですが、アウトプットの力を磨きたいという場合には、英語で日記を毎日書く習慣を付けましょう。

たくさんの文章を書く必要はなく、一日に3~4文で構いません。その日にあった出来事を書き留めたり、毎日何かテーマを設定して、それに対する自分の考えを書く形でも良いので、とにかく英語を実際に使うことになれることを意識して継続していきましょう。このように、英語のインプット、アウトプットのサイクルを回していくことによって、英語漬けの環境を作り出し、留学に限りなく近い環境を整えていくことができます。

5. 短期間で英語がペラペラになりたかったらOne Month Program

ここまで留学なしで英語がペラペラになるために必要なスキルやトレーニング方法について解説してきました。

語学は継続していくことで少しずつ上達していくものですが、短い期間に大きな負荷をかけて取り組むことで大きく上達させることができます。

そんな時は、一度One Month Program(ワンマンスプログラム)にご相談ください。

One Month Programは通訳・翻訳・英語教育のエージェントであるテンナイン・コミュニケーションが同時通訳者として活躍中の木内裕也氏の監修のもと作成されたプログラムです。

本記事でご紹介したディクテーション、シャドーイングの正しい取り組み方の指導やビジネスパーソン向けに開発したオリジナル教材だけでなく、ネイティブ講師による英文添削やレッスンなど、短期間で英語力を伸ばすために必要なものがすべて盛り込まれています。

5.1 1日に必要な学習課題をすべて提供

One Month Program では、4週間×7日分の課題トピックが用意されております。それぞれの課題が具体的なビジネスシチュエーションをもとに用意されております。

【各Dayの構成(レべルに応じてその内容が変わります)】

Week1 Day1:自己紹介をする(ディクテーション・英作文・シャドーイング)
Week1 Day2:自社のサービスについて説明する
Week1 Day3:自身の仕事内容について説明する
Week1 Day4:経歴を説明する
Week1 Day5:将来の展望や今後の予定を説明する
Week1 Day6:社員を紹介する
Week1 Day7:復習
・・・・
Week4 Day4:面接で質疑応答する
Week4 Day5:日本の企業文化について話し合う
Week4 Day6:国内外での顧客対応の違いについて話し合う
Week4 Day7:復習

5.2 日本人講師とネイティブ講師によるきめ細かなフィードバック

One Month Programにはトレーナーと呼ばれる日本人の英語講師がマンツーマンで英語学習をサポートしてくれます。シャドーイングや英作文の課題はネイティブ英語講師が添削した後、トレーナーが解説を日本語で加えてくれるので自分の間違いのポイントを深く理解することができます。

また、学習期間中は英語への質問だけでなく、学習の仕方や時間の捻出方法、あるいは翌日に迫ったプレゼンへのアドバイスや英語面接前の気を付ける点などあらゆる英語の困りごとに対してサポートしています。

5.3 コンテンツはすべてリアルなビジネスシチュエーションに合わせたオリジナル

テンナイン・コミュニケーションで提供する通訳や翻訳はすべてがビジネスに関連するものです。金融、IT、医療、メーカー、コンサルティングなど、これまで対応してきた職種は30以上。同時通訳者はそれら独自の英語や表現にとても精通しています。One Month Programではそれらの知見を活かして開発したオリジナルのビジネスコンテンツを使用するので、無駄な英語は一つもありません。学んだことは翌日から実践で使うことができます。

これらのオリジナルコンテンツを使用した「シャドーイング」「英作文」「ディクテーション」は1日ごとに内容が決まっています。そのため迷うことなく1日1日効率的に学習を進められます。

5.4 オンラインレッスンは欧米系講師とのビジネス現場を想定したロールプレイ

オンラインレッスンを担当するのはいずれもビジネス英語経験5年以上の欧米系のネイティブ英語講師です。一般的な言い回しや表現ではなく、ビジネスにふさわしい英語を学ぶことができます。ほとんどの講師が日本語も理解できるのでどうしても困った場合は日本語での質問もできます。

また、One Month Programの最上級コースMasterコースではグローバル会議や交渉の場を想定した講師2名によるロールプレイ形式のレッスンを行います。通常のマンツーマンとは違い、講師2名が話す早口の英語を聞き取りながら自分の意見を言うという他のプログラムにはないとても難易度の高い実践的なレッスンです。

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まとめ

留学せずに独学でペラペラになることは可能

本記事では、「留学なしで英語がペラペラになる」ための英語トレーニングや環境の整え方についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

「ペラペラになる」ために必要なスキルを磨くためにご紹介したトレーニングに日々取り組んでいただき、また同時に自分の周辺環境をできるだけ英語に近づけることによって、留学に似た環境を作り、英語力を磨くことが可能です。決して、留学しない英語がペラペラになれないということはありません。

留学する時間などないビジネスパーソンにこそ、本記事が英語学習の一助になれば幸いです。

Writer

One Month Program

グローバルで活躍できる人材のための英語情報を発信します。
ビジネスに特化した1か月の超短期集中英語プログラム
https://www.ten-nine.co.jp/onemonthprogram/
運営会社:【通訳・翻訳・英語教育】テンナイン・コミュニケーション
https://www.ten-nine.co.jp/