数週間前の記事で、Typeに言及しました。I know his type.といった表現は、「彼の好みを知っている」ではなく、「彼のような人のことをよくわかっている」=「彼のような人の扱いには慣れている」という意味です。
同じtypeという単語を用いた表現で、Type Aというものがあります。決して血液型の話ではありません。USBの話でもありません。Type Aというのは、野心的で、競争が好きな人。日常生活でも、「じゃあ、6時半に駅前のレストランに集合ね!」と率先して人をまとめるタイプです。
逆にType Bはもっとリラックスしていて、受け身型の人。決して興味がないわけではないですが、自ら率先して決定するより、組織の1人として機能するのを好む人です。
これはType A and Type B personality hypothesisという70年以上前に生まれた仮説によるものです。心臓病のリスク因子を考える過程で生まれた仮説のようですが、今ではそれも忘れられて、日常会話で使われます。もちろん、Type AがType Bより優れているとか、その逆であるとかいうものではありません。世界の人々を2つのタイプに分けるのにも無理があります。しかし、どこかでType AやType Bと耳にしたら、それは決して血液型でも、USBでもありません。
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