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社会人留学を成功させるためのステップを解説! 体験談もご紹介します!

2024.08.02

update 2024.08.02

「学生時代に留学をしておけばよかったなぁ…」

このように思われたことがある方も多いのではないでしょうか。社会人になって仕事を始めてから、英語力の必要性に気付いた、やっぱり海外で勉強がしたくなった、英語力を磨いてキャリアアップのための転職がしたい、などなど理由は様々だと思います。

そこで今回は「社会人留学」を考えている皆さんに、留学準備~帰国後のステップまでをパターン別の体験談を交えながらご紹介します!

1.社会人で留学を実現するためのステップ

社会人留学を実現させるには、入念に計画を立てることが大切です。

そこで、ステップ1~3に沿って留学前~帰国後までに明確にしておきたいポイントをいくつかご説明します。

1.1 ステップ1:留学の目的を明確にする

社会人として働きながら留学を考え、それを実現するためには「目的」を明確にする必要があります。
なぜなら、社会人留学のメリットとしては「目的」を明確にさせることで、その目的を達成するために最善かつ近道となる留学を選ぶことができ、結果的に「目的=目標」を効率的に達成することができます。
現在の仕事から離れて、貴重な時間とお金を費やすことが、最短で成果を出そうとする原動力になります。
一方で、「目的」が明確に定まらないまま流れにまかせて留学をすると、帰国後のキャリアに迷うことになったり、明確な「成果」がないまま帰国せざるを得なくなるかもしれません。

まずは、自分に合った留学の目的を以下のパターンを参考にしながらみつけていきましょう。

短期留学
期間:1週間~2か月程度
海外の語学学校や大学の語学コースで学ぶ。
短期間で集中して学べる。

語学留学
期間:9週間~1年以上
海外の語学学校や大学の語学コースで学ぶ。
短期留学よりもさらに時間をかけて語学力に磨きをかける。

専門学校
期間:3か月~1年以上
ビジネス関連など幅広い分野のスキルを身に着ける。
語学力だけでなく専門的なスキルに特化して学べる。

大学/大学院留学
期間:2~4年/1~2年
今後のキャリアを見据えたハイレベルな語学力、専門スキルを学べる。
場合によっては入学前から高い語学力が求められる。

ワーキングホリデー/インターン
期間:最長1年/2週間~
海外で働いて実践的な仕事のスキルや語学力を身に着ける。
現地の生活を通して異文化体験ができる。

1.2 ステップ2:出発までの準備と費用を確認する

留学の目的と渡航先が決まったら、早速準備を開始しましょう。

≪準備≫

①語学力の向上
留学先によっては入学段階からある程度の語学力が求められるケースがあります。
また、すぐに始まる授業についていくためにも事前に勉強をしておいて損はありません。
必要に応じて、TOEFLやIELTSなどの語学試験の準備も早い段階から始めておきましょう。

②申請手続き
留学先の大学/大学院や語学学校のプログラムに出願する場合は入念な準備が必要です。
・出願書類の準備(履歴書、成績証明書、推薦状、志望動機書など)
・入学試験や面接の準備
・出願料の支払い 等

③資金計画
学費だけでなく生活費を含めてどれくらいの資金が必要になるかを事前にしっかりと把握しましょう。
・学費
・生活費
・保険料
・渡航費
・奨学金や教育ローン、企業の支援制度などの有無の確認

④ビザの取得
留学先の国の学生ビザを取得するための手続きも大切です。国によって必要書類は異なりますので、事前に調べて期日に間に合わないことが起きないよう準備しておきましょう。
また、翻訳が必要な場合もありますので要注意です。

・入学許可証
・財政証明書
・パスポート
・健康診断書

⑤住居の手配
大学の寮、アパート、ホームステイなど、さまざまな選択肢があります。
長期的にはアパートを借りたい場合も、到着後は語学学校の手配先を利用するなどの目途を立てておくと安心です。

⑥健康管理
出発前に日本で必要な治療は受けておきましょう。海外で虫歯の治療をすると日本では考えられない自己負担額になったというのはよくある話です。事前に対応できる範囲で健康管理に気を付けておきましょう。

⑦出発準備
いよいよ渡航日が近づいてきました。忘れ物はないか手荷物の準備を始めましょう。
・航空券の手配
・持ち物の準備(衣類、書類、薬など)
・現地通貨の準備
・現地で銀行口座を開設する場合は手順の確認
・留学先での入学手続きの手順の確認
・緊急連絡先の確認など

≪費用≫

資金計画は以下の例を目安にしながら入念に立てましょう。
具体的に留学先が決まったら、留学先のホームページや留学エージェントなどの情報を参考にします。

①学費
大学の学費:年間約200万円~500万円(国公立大学の場合は安くなる場合も)
語学学校の学費:1ヶ月あたり約10万円~30万円
専門学校やプログラムの学費:年間約100万円~300万円(プログラムによって大きく異なる)

②生活費
家賃:月約5万円~20万円(地域や住居の種類による)
食費:月約3万円~8万円
交通費:月約1万円~3万円
その他(通信費、光熱費、娯楽費など):月約1万円~3万円

③渡航費
航空券:往復で約10万円~20万円(渡航先や時期による)
引越し費用:荷物の量や方法によるが、約5万円~10万円

④保険料
健康保険:年間約10万円~20万円
留学保険:年間約5万円~15万円

⑤ビザ申請費用
学生ビザ申請費用:約2万円~5万円(国による)

⑥その他の費用
教科書・教材費:年間約5万円~10万円
試験費用(TOEFL、IELTSなど):1回あたり約2万円~3万円
緊急予備費:必要に応じて約10万円~20万円

年間の合計費用は、おおよそ以下の通りです。

最低限の費用:年間約300万円~500万円
標準的な費用:年間約500万円~800万円
高額な費用:年間約800万円以上

1.3 ステップ3:帰国後の次のステップを考える

社会人留学で懸念されることのひとつに、帰国後のキャリアがあります。現在の仕事を辞めて、時間とお金を費やしてでもステップアップやキャリアアップのために社会人留学を実現される方も多いはずです。帰国後のキャリアについて明確に目標が定まっていないと、留学生活そのものを充実させることができません。留学の目的を考える際に、帰国後のビジョンについてもしっかりと計画しておくことをお勧めします。具体的にアイデアが浮かばない場合は、インターネットで体験談を調べたり、経験者の話を聞くことも有益です。

次の章では、
留学後に想定されるキャリアの例について
社会人留学のパターン別にご紹介していきます。

2.社会人留学のパターン

2.1 Aさんの場合(短期留学)

渡航先:フィリピン
期間:3か月
留学前~留学中
・国内メーカーにて10年間勤務していたが、海外赴任が半年後に決まり3か月間の語学留学を命じられる。
・英語力は受験英語のみでスピーキング力はほぼゼロに近かった。
・TOEICのスコアアップを目指すべく、現地ではひたすら英語漬けの生活をする。
帰国後
・最終的には会社が求める赴任条件であるTOEICの基準スコアを達成。
・基本的な会話(ビジネス初級)程度のスピーキング力も身に付いた。
・海外で生活するための準備期間としても短期留学が役立った。
海外赴任後
・赴任先が非英語圏でノンネイティブ同士の英語での会話だったこともあり、
短期留学の成果を発揮して初日からコミュニケーションをとることができた。
・海外赴任前に短期留学に行けたおかげでスピーキングの準備ができたことが非常に良かった。
仕事でキャリアアップをする上で海外赴任は避けて通れなかったので、日本で勉強をするよりも短期留学を利用して短期集中型で英語力を伸ばすことができた。

2.2 Bさんの場合(語学留学)

渡航先:アメリカ
期間:1年間
留学前~留学中
・英語教師として働き始めて5年目の時に英語力をさらに向上させるため1年間の語学留学をすることを決心した。
・学生時代にも長期語学留学の経験があったが、当時は異文化体験がメインのプログラムに参加していて日本人の友人と行動を共にすることが多かったため。そこまで英語力が伸びなかったのが心残りだった。
帰国後
・仕事を休職していたので職場復帰に不安があったが、英語力は著しく向上。特に今回の留学ではスピーキングに力を入れたため、英語のデリバリーに自信がつき、仕事でも同僚の英語教師に助言ができるレべルにまで成長した。

2.3 Cさんの場合(専門学校)

渡航先:オーストラリア
期間:1年半
留学前~留学中
・日本でアロマテラピーに関わる仕事をしてきたが、いつか自分のお店を開きたいと考えていた。
・海外で生活することにも子供の頃から憧れがあったため、マッサージとアロマテラピーの政府認定訓練校があるオーストラリアを選んだ。
帰国後
・帰国後は大手マッサージ店に勤務し、さらに実践的なスキルを磨きながら、フリーランスとしても施術を開始。政府認定の訓練校で本格的に施術方法を学んだことによってお客様にも安心感を与えられているので良い結果につながっている。将来的には自分のお店を開くために資金を貯めている。

2.4 Dさんの場合(大学院留学)

渡航先:イギリス
期間:1年間
留学前~留学中
・学生時代からホームステイや長期語学留学の経験があり、英語力には問題はなかったが、自身の専門分野(国際支援)を海外の大学/大学院で学ぶことをあきらめきれず仕事を辞めて大学院留学を決意した。
・大学院入学に必要な高度な英語力を達成するために1年前から国内で英語学習を開始。
入学試験前には短期集中の英語講座を受講し入念に準備を行った。
帰国後
・事前準備のおかげで英語力に足を引っ張られることなく授業についていくことができた。
・帰国後は身に着けた専門性を生かして難民を支援する国際機関の日本支社にて仕事を開始。
・社会人留学が新しいキャリアを築く上での非常に重要なターニングポイントになった

2.5 Eさんの場合(インターンシップ)

渡航先:アメリカ
期間:6か月間
留学前~留学中
・日本で貿易関係の仕事をしていたが、学生の頃から思い描いていた海外で仕事をする夢を叶えるため、N.Y.で日本から輸入を行っている商社でインターンを開始。
・日本人スタッフが在籍している会社だったので、渡航後すぐはサポートを受けながら徐々に現地スタッフともスムーズに働けるようになった。
帰国後
・なるべく日本でのキャリアに空白期間をつくりたくなかったので、6か月間のインターンを選んだが、3か月頃には仕事にも慣れ、実践的に英語を使いながら現地の仕事を経験できたので短期間にして良かった。
・帰国後は専門商社に転職したが、上司が少し日本語がわかる外国人だったため、英語力と異文化の同僚と働いた経験を生かして積極的にコミュニケーションをとることで重要な仕事を任されるようになっている。

3.留学前1か月で準備をするならOne Month Program

留学前の準備で大忙しの中、ひとりで計画的に勉強するのは「ハードルが高い」と思いますよね。
場合によっては入学に必要な試験のスコアが不足すると入学すら認められないので英語の準備もおろそかにできません。

そこで留学前に大切な英語力の準備を効率的にこなせるのが英語コーチング One Month Program です。

One Month Programは通訳・翻訳・英語教育のエージェントであるテンナイン・コミュニケーションが同時通訳者として活躍中の木内裕也氏の監修のもと作成されたプログラムです。

通訳者が英語を習得するうえで必ず行う「シャドーイング」「英作文」、聞こえてきた英語をそのまま書きとる「ディクテーション」がプログラムの軸となっていますので、学習内容はお墨付きです。1か月間毎日欠かすことなく学習することで、確実に英語力を上げていきます。

3.1 日本人講師とネイティブ講師によるきめ細かなフィードバック

One Month Programにはトレーナーと呼ばれる日本人の英語講師がマンツーマンで英語学習をサポートしてくれます。シャドーイングや英作文の課題はネイティブ英語講師が添削した後、トレーナーが解説を日本語で加えてくれるので自分の間違いのポイントを深く理解することができます。

また、学習期間中は英語への質問だけでなく、学習の仕方や時間の捻出方法、あるいは翌日に迫ったプレゼンへのアドバイスや英語面接前の気を付ける点などあらゆる英語の困りごとに対してサポートしています。

3.2 プログラムの流れ

1) 実際に自分が英語を話す必要がある状況や場面にあわせて英作文をします。
例えば、実際の会議を想定したやりとりや会社紹介などをテーマにすると、本番で使える英語を中心に効率的に学ぶことができます。
※毎回、会話・メールどちらかのシチュエーションを選べます。
※日本語で作成→英作文でも構いません。

2)添削が返却されます。
添削レポートにまとめられた単語やフレーズをもとに単語帳を作成、暗記していきます。
レポートはネイティブ講師の音声読み上げ付きなので、参考に音読するのもおすすめです。

3)ネイティブ講師とのレッスンは、提出した英作文をもとに行われます。
覚えた単語やフレーズを使ってレッスンで話す練習をします。

4)プログラムの最終レポートで復習をします。
最終レポートにまとめられている単語やフレーズでよく使うものを録音する。
本番で参照するためのメモを作成する。

5)ディクテーション、シャドーイング、リプロダクションの課題にも毎日取り組みます。
・ディクテーション:聞こえてきた英語を書き取る学習法。
・シャドーイング:聞こえてきた英語を少し間をあけてそのまま繰り返して声に出す学習法。
・リプロダクション:英語を聞いたら一度止めて、同じ英文をもう一度自分で発話する学習法。

One Month Programでは実際のトレーナーが皆さまのお悩みをヒアリングする無料カウンセリングを実施しておりますのでぜひご活用ください。

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さいごに

今回は「社会人留学」を成功させるためのステップについて解説してきました。

貴重な時間とお金を無駄にしないようにしっかりと「計画」を立てながら帰国後のキャリアについても渡航前から考えておくことがポイントです。

また、必要に応じて短期間の英語コーチングを使うなど語学力の準備をしておくことで現地での生活や学びがスムーズになるでしょう。

Writer

One Month Program

グローバルで活躍できる人材のための英語情報を発信します。
ビジネスに特化した1か月の超短期集中英語プログラム
https://www.ten-nine.co.jp/onemonthprogram/
運営会社:【通訳・翻訳・英語教育】テンナイン・コミュニケーション
https://www.ten-nine.co.jp/