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TOEIC800点は転職活動で有利に働く!おすすめの企業や業種・職種も紹介!

2024.05.10

update 2024.05.14

「TOEIC800点取れたら転職活動で有利になる?」
「TOEIC800点取得者におすすめの転職先は?」
「TOEICのスコアを重視している企業はどこ?」

TOEIC800点を取得している転職希望者の中で、このような疑問や悩みを抱えている人はいませんか?

結論から言うと、下記の4つの理由によりTOEIC800点取得者は転職活動を成功させやすいです。

TOEIC800点取得者が転職活動を成功させやすい理由
・英語力があることを証明できる
・TOEICスコアを参考にしている企業が多いため、書類選考を通過しやすくなる
・仕事や会社の選択肢の幅が広がる
・年収アップができる可能性がある

しかし、すべての企業・業種・職種でTOEIC800点が優遇されるわけではありません。

TOEIC800点を優遇してくれるような企業や業界を選ぶことが、転職活動を成功させるポイントポイントです。

この記事では、TOEIC800点が転職活動で有利に働く理由、さらにTOIEC800点を活かせる企業・業種・職種などについて詳しく解説します。

これから転職活動を始めようと考えているTOEIC800点以上の高い英語力を持った人は、ぜひ参考にしてください。 

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1. TOEIC800点を取得すると転職活動が成功しやすくなる!

まず、結論から申し上げると、TOEIC800点以上を取得すると、下記の4つの理由より転職活動を成功させやすくなります。

  • 英語力があることを証明できる
  • TOEICスコアを参考にしている企業が多いため、書類選考を通過しやすくなる
  • 仕事や会社の選択肢の幅が広がる
  • 年収アップができる可能性がある

ここでは、それぞれの理由について詳しく解説します。 

1.1 英語力があることを証明できる

TOEIC800点以上を取得していると、「英語ができる人」という評価を得られる可能性が高いです。

下記のグラフをご覧ください。

これは、2022年度1年分のTOEIC L&R公開テスト平均スコアとその分布図です。

出典:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)

この図を見ると、TOEIC800点以上のスコアを取得できているのは、全受験者の中で15%程度と非常に少ないことが分かりますね。

詳細は次項で説明しますが、多くの企業がTOEICのスコアに注目し、TOEICのスコア=英語力と考えていることからも、TOEIC800点以上取得者は希少価値が高く、英語ができる人と認識されるでしょう。

2.2 TOEICスコアを参考にしている企業が多いため、書類選考を通過しやすくなる

TOEICのスコアを新卒採用、あるいは中途採用の際に参考にしている企業は多いため、TOEIC800点以上取得している人は書類選考を通過しやすくなるでしょう。

下記のグラフは、企業が採用時にTOEICのスコアをどの程度参考にしているかを示したものです。

出典:IIBC 「英語活用実態調査2019

英語を使用する部署の中途採用において、10.2%がTOEICスコアを要件に、43.6%もの企業が参考にしていることが分かります。

TOEICを参考にする理由としては、78.9%もの企業が「認知度が高い」ことを理由にしています。

出典:IIBC 「英語活用実態調査2019

前項でもお話ししましたが、TOEICで800点以上を取得している受験者は全受験者の中で15%程度であることからも数は多くありません。

つまりTOEIC800点以上を取得した人は受験者の中でも珍しい部類に入り、他の応募者と差別化を図れるため、採用側としても「会ってみたい」「気になる」人物であるということです。

結果として、書類選考に通過しやすくなります。 

1.3 仕事や会社の選択肢の幅が広がる

世間一般では、「TOEIC800点以上=英語ができる人」という認識であることから、仕事や会社の選択肢の幅が広がります。

下記の表は、入社時にTOEICスコアを必須条件にしている企業をまとめたものです。

TOEICのスコア企業
600点以上・出光興産
・王子製紙
・大和ハウス工業
・ニトリホールディングス
650点以上・アサヒビール
・佐川グローバルロジスティクス
・シチズンホールディングス
700点以上・NTT東日本
・ファーストリテイリング
・三菱電機
・ヤマト運輸
・ブリヂストン
・東京電力
・三菱自動車(事務職)
730点以上・ソフトバンク
・武田薬品
800点以上・韓国LG
・韓国ヒュンダイ
・住友不動産
・野村不動産
860点以上・野村ホールディングス(グローバル型社員)
・NTTコミュニケーションズ
900点以上・韓国サムスン
・パナソニック(国際広報担当)

出典:English Innocations 「採用・昇進時に求められる基準、TOEICは何点?スコア別企業一覧【まとめ】

このように、TOEICのスコアを採用時の足切りの基準に活用している企業も少なくありません。

言い換えると、TOEIC800点以上のスコアを取得しておくことで、外資系企業はもちろん、国内企業であっても仕事や会社の選択肢が広がるということです。 

1.4 年収アップができる可能性がある

TOEICのスコアを昇進や昇給、あるいは海外赴任・海外駐在の条件に掲げる企業は少なくありません。

下記の表は、TOEICのスコアを昇進や昇給、あるいは海外赴任・海外駐在の条件に掲げる企業をまとめたものです。

TOEICスコアの基準昇格・昇進海外赴任
600点以上・住友林業(係長)
・マツダ(課長職)
・トヨタ自動車(係長)
・日本IBM(課長)
・富士通(エンジニア・事業企画)
・住友商事(総合職)
・NEC(全社員)
・三井物産(入社時)
・富士通(入社2年目社員)
・丸紅(入社5年目社員)
・日立製作所(総合職2年目社員)
・横浜ゴム(全社員)
・日本ビクター(全社員)
・楽天(一般職全社員)
・キャノン
・大成建設
650点以上・日立製作所(課長)
・双日(主任クラス)
・ソニー(係長級・課長級)
・ブリヂストン(開発企画職上級)
・楽天(係長級)
 
700点以上・伊藤忠商事(入社4年目社員)
・シャープ(課長職)
・ファーストリテイリング(本部課長職)
・キリンビール(事務・技術職配属、異動)
・楽天(課長職)
・伊藤忠商事
・資生堂
・シャープ
・みずほ証券
730点以上・双日
・タバコ・ジャパン合同会社(管理職)
・丸紅(入社5年目社員)
・京葉銀行(人事評価に反映)
・日本IBM(次長)
・住友商事(管理職)
・住友商事
・丸紅
・三井物産
・三菱商事
・NTTコミュニケーションズ(新人の1年間派遣権利)
750点以上・三井物産(入社3年目社員)
・三菱商事(課長クラス)
・楽天(上級管理職・部長級)
 
800点以上・韓国サムスン(既存社員)
・日立製作所(経営幹部)
・三井住友(総合職全員の努力目標)
・KDDI(事務・技術職配属、異動)
・サイバーエージェント(海外部門)
・日本マクドナルド
830点以上・京葉銀行(人事評価に反映) 
860点以上 ・富士通(海外出張)
・三菱商事(社内留学)
920点以上・韓国サムスン(中核人材A級・課長) 

出典:English Innocations 「採用・昇進時に求められる基準、TOEICは何点?スコア別企業一覧【まとめ】

昇進をすれば、年収アップが期待できます。

また、海外赴任や海外駐在をすると、「購買力補償方式」によって日本で働いていたときの1.5〜1.8倍ほどの給料をもらえることが一般的です。

つまり、TOEIC800点以上を取得すると、転職先で年収アップを期待できるでしょう。

海外赴任のメリット・デメリットについてさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事もあわせてお読みください。

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2. TOEIC800点以上あるあなたにおすすめの転職先企業

次に、TOEIC800点以上ある方におすすめの転職先企業を紹介します。

それは下記の2つです。

  • 外資系企業
  • グローバルな大手日系企業

ここでは、それぞれの企業の特徴について詳しく解説します。 

2.1 外資系企業

外資系企業は、日系企業よりも高いTOEICのスコアや英語力が求められます。

英語で履歴書や職務経歴書などの書類を作成することはもちろん、面接も英語で実施されることが一般的です。

下記は、外資系企業で求められるTOEICスコアの大まかな目安です。

応募する企業選びに役立ててください。

TOEICスコアの目安企業名
900点以上・マッキンゼー
・AIGグループリソース・グローバル・プロフェッショナル・ジャパン
860点以上・サムスン電子(必須)
850点以上・ゴールドマン・サックス
750点以上・アマゾン・ウェブサービス
・グラクソ・スミスクライン

出典:Gariben 

2.2 グローバルな大手日系企業

日系企業でも、海外に支社や工場を構えるグローバルな企業であれば高い英語力が求められます。

職種によって異なりますが、TOEIC800点以上を取得していると、企業選びの選択肢の幅がかなり広がるでしょう。

下記を参考にしながら、企業選びに役立ててください。

TOEICのスコア企業名
860点以上・野村ホールディングス(必須)
800点以上・大阪ガス
・住友不動産
・楽天(必須)
・コナミデジタルエンタテイメント
730点以上・ソフトバンク
・武田薬品工業
・ユニリーバ・ジャパン
700点以上・NTT東日本
・三菱自動車(必須)
・三菱電機
・ブリヂストン
・ファーストリテイリング
650点以上・アサヒビール
・オリックス
・本多技術研究所(必須)
・パナソニック(必須)

出典:Gariben 

3. TOEIC800点以上あるあなたにおすすめの業種

前章では、TOEIC800点を活かせる企業について紹介しましたが、これらの企業の全ての業種・職種でTOEIC800点以上のスコアを求められているわけではありません。

TOEIC800点以上、つまり高い英語力を求められている業種や職種に就くことで、転職活動を有利に進められることはもちろん、転職後に高い英語力を活かした仕事に就くことができるでしょう。

TOEIC800点以上あるあなたにおすすめの業種は、下記の7つです。

  • メーカー
  • 小売業
  • 金融業
  • 商社
  • IT
  • マスコミ
  • 不動産

ここでは、それぞれの業界について詳しく紹介します。

業界選びに悩んでいる方は必読です! 

3.1 メーカー

「メーカー」と一口に言ってもさまざまですが、下記のように世界中に拠点を持つようなメーカーであれば海外赴任・海外駐在の可能性が高く、高い英語力があると有利に転職活動を進められるでしょう。

高い英語力が求められるメーカー
・自動車
・食品
・電気機器
・化学
・電子部品

3.2 小売業

主に国内展開している小売業であっても、新卒採用時のTOEICのスコアは600点以上を最低ラインにしている企業が多いです。

海外に進出している小売業であれば、海外赴任や出張などの機会も多いため、TOEIC800点以上のスコアがあると安心でしょう。 

3.3 金融業

金融業と言っても、外資系のトップ金融企業と国内のメガバンク・大手証券会社では、求められる英語力が大きく異なります。

外資系のトップ金融企業の場合、TOEICのスコア950点以上のハイレベルな英語力が求められることが一般的です。

このような企業では、TOEICのスコアはあくまで参考程度で、実践的な英語力が求められます。

国内のメガバンクや大手証券会社の場合、海外赴任や海外駐在の可能性もあるため、TOEIC800点を最低ラインにしている企業が多いです。

「最低ライン」であることからも、TOEIC800点では他の応募者と差別化を図るのは難しいでしょう。

さらなるスコアアップを目指して、努力を続ける必要があります。 

3.4 商社

海外との取引が多い商社では、海外赴任や海外出張をするためには、TOEIC800点以上を条件にしている企業が多いです。

また、商社によっては「国際部門」といった部署があり、そのような部署では日常的に英語を使って仕事を行います。

そのような部署で仕事をしたい場合は、最低でもTOEIC730点以上のスコアがあると望ましいです。 

3.5 IT

IT業界では、最新情報はすべて英語で入手することになります。

そのため、海外と直接的なやりとりがない部署や職種であっても、TOEIC600点以上の英語力は必要になるでしょう。

また、他の業界に比べてIT業界は外国人従業員の割合も多いです。

同僚や上司とスムーズにやり取りをするためにも、英語でのコミュニケーション能力も身につけておきましょう。 

3.6 マスコミ

マスコミ業界は、職種や入社後にやりたいことなどによって求められる英語力に大きな差があります。

英語を全く使わない職種や部署であれば、TOEIC800点はあまりアピール材料にならないでしょう。

逆に、海外拠点への赴任を目指している場合は、TOEIC800点が最低ラインであると言えます。

マスコミ業界を希望する場合は、英語力を活かせる職種・部署であるのかよく確認した上で応募することがおすすめです。 

3.7 不動産

近年、日本国内の不動産の購入に興味を示す外国人が増加しています。

また、海外展開を行なっている大手不動産も少なくありません。

これらの理由より、不動産業界に転職する際にも、高い英語力があるとアピール材料になるでしょう。

TOEIC800点以上あると安心です。 

4. TOEIC800点以上あるあなたにおすすめの職種

前章では、TOEIC800点以上の高い英語力を活かせる業種7つを紹介しました。

英語力を活かした転職を成功させるためには、職種選びも大切です。

TOEIC800点以上あるあなたにおすすめの職種は、下記の5つです。

  • 営業職
  • 公認会計士
  • コンサルタント
  • バイヤー
  • 翻訳家・通訳

ここでは、それぞれの職種について詳しく紹介します。

転職活動における職種選びに悩んでいる方は、ぜひ読んでください。 

4.1 営業職

営業職は自社の製品やサービスの良さをアピールしたり、クライアントが抱える課題を解決するためのソリューションを提示したりと、高いコミュニケーション能力が求められます。

特に海外営業であれば、外国人のクライアントと取引することになることから、高い英語力が必要です。

そのため、営業職、特に海外営業職であれば、TOEIC800点以上のスコアは有利に働くでしょう。

しかし、TOEICはあくまでリーディングとリスニングのみのテストです。

TOEIC800点レベルに見合ったスピーキング力を身につけておくことで、転職後にスムーズに仕事に慣れることができるでしょう。 

4.2 公認会計士

公認会計士は、下記のような業務を請け負う監査や会計のプロフェッショナルです。

公認会計士の主な業務内容
・企業や学校法人などの座いう情報の信頼性を評価するために行う監査
・税理士としての税務関連業務
・経営戦略のサポートをするコンサルティング業務

なかでも、外国人担当者とのやりとりが求められる「国際部門」は、高い英語力が必要です。

公認会計士になるためには、国家資格を取得することと、2年の実務経験が求められます。

非常に難易度が高い試験で、合格するためには膨大な学習時間が必要になりますが、高収入を狙える仕事の1つです。 

4.3 コンサルタント

コンサルタントとは、企業が抱えている課題の問題点を分析して、解決に向けてアドバイスを行う仕事です。

クライアントが外国人である場合は、英語コミュニケーション能力はもちろん、与えられたデータや資料を正確に読み取るための高い読解力が求められます。

外資系のコンサルファームでは、TOEICのスコアはあくまで参考程度にしか見られないことが多いですが、最低でもTOEIC750点以上は欲しいところです。

逆に日系ファームの場合は、TOEICのスコアを採用の基準の1つとして取り扱っている企業が多いです。

新卒入社でも最低800点以上のスコアが求められることから、転職の場合はさらに高いスコアと、即戦力になれることをアピールするためのスキルや経験が必要になります。 

4.4 バイヤー

バイヤーとは、世界のマーケットやトレンドをチェックして、人気のある商品や、将来ニーズが高まりそうな商品を仕入れる仕事で、交渉をする際に英語が必要不可欠です。

取り扱う商品は企業によって異なりますが、どのような商品を取り扱うにしても高い英語力があって困ることはないでしょう。 

4.5 翻訳家・通訳

翻訳家は映画や本、あるいはビジネス文書など外国語の書き言葉を別の国の言葉に書き換える仕事です。

外国語から日本語にする仕事が大半ですが、日本語から英語に変換する仕事もあります。

それに対して通訳とは、日本人と外国人のコミュニケーションのサポートをする仕事で、外国語を聞き手が求める言語に訳して伝える仕事です。

国際会議やテレビのインタビューなど、さまざまな場面で通訳が求められています。

通訳も翻訳家も高い英語力が求められる仕事で、TOEICのスコアは参考程度に見られる程度ですが、最低限800点は欲しいところです。

テンナインコミュニケーションは、これまで数多くの通訳・翻訳家を養成した経験を活かしてオリジナルの英語コーチングプログラム”One Month Program”を提供しています。

これは、シャドーイングやリプロダクションといった、通訳者を養成するためのトレーニングが含まれている1ヶ月のプログラムです。

TOEIC700〜900点の方には”Advancedコース”を、TOEIC900点以上の方には”Masterコース”をおすすめします。

さらに英語力を高めたい方、あるいは翻訳家や通訳に興味がある方は、お問い合わせください。

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5. TOEIC800点以上のスコアを持つ人が転職活動で注意すべき点

TOEIC800点は、転職活動で有利に働く可能性が高いですが、下記の点に注意してください。

  • 履歴書に記載するスコアは、2年以内に取得した試験のスコアであること
  • 面接ではTOEICのスコアではなく、他のスキルや経験をアピールすること
  • スコアに見合った実践的な英語力を身につけておくこと

ここでは、それぞれの注意点について詳しく解説します。 

5.1 履歴書に記載するスコアは、2年以内に取得した試験のスコアであること

TOEICのスコアには有効期限はありませんが、転職活動では2年以内の直近のスコアを提示することが望ましいです。

2年以上前のスコアを提示してしまうと、「現在もこれほどの英語力があるのか?」と疑問に思われてしまい、転職活動でプラスにならない可能性があるため注意しましょう。

また、TOEICのスコアを履歴書に記載する際には、取得した年月日も記載しておくことをおすすめします。 

5.2 面接ではTOEICのスコアではなく、他のスキルや経験をアピールすること

TOEICで高スコアを取得すると、ついつい英語力の高さを面接でアピールしてしまいがちですが、それはおすすめしません。

それは、あえてTOEICのスコアに触れずに、前職で身につけたスキルや知識についてアピールした方がさまざまな角度から自分自身をアピールすることにつながるからです。

面接ではTOEICのスコアではなく、転職先の仕事で活かせるスキルや経験をアピールしましょう。

そして、もし面接官にTOEICについて尋ねられたら、下記のようなことを簡単にまとめて伝えられることをおすすめします。

良い印象を与えられるでしょう。

転職活動の面接でTOEICについて聞かれたら答えるべきこと
・努力したポイント
・TOEIC800点を取得して得られたこと
・英語学習に関する今後の展望
・TOEICで身につけた英語力を転職先の仕事でどのように活かすか

5.3 スコアに見合った実践的な英語力を身につけておくこと

TOEICは、基本的にリーディングとリスニングのスキルだけを測るテストです。

しかし、実際のビジネスシーンでは英文メールを書いたり、クライアントにプレゼンテーションをしたりと、ライティングスキルやスピーキングスキルも求められます。

そのため、「TOEICのスコアが高い=実践的な英語力がある」とはなりません。

TOEIC800点以上の高スコアを取得したからといって安心せず、英語の4技能をバランスよく育成し、実践的な英語力を身につけることを意識してください。 

6. 転職活動をしている TOEIC800点取得者からのFAQ

最後に、転職活動をしているTOEIC800点取得者からよく聞かれる質問とその回答を紹介します。

6.1 未経験の職種や業界に転職する際にも、TOEIC800点は有利に働くの?

未経験の職種や業界に転職する際に、TOEIC800点が有利に働くかどうかは、転職を希望する企業が何を求めているかによって異なります。

その企業が「経験」や「スキル」を重視して、即戦力を求めているのであれば、TOEIC800点はあまりアピールポイントになりません。

それに対して、企業がスキルや経験よりも「英語力」を求めているのであれば、未経験の職種や業界に転職するにしてもTOEIC800点が有利に働く可能性が高いです。

転職活動をする際には、自分が志望する企業が何を求めているのかよく調べましょう。 

6.2 TOEIC700点から800点に上げるためにおすすめの勉強法は?

TOEIC700点まで取得できれば、800点まであともう一息です。

しかし、この100点を乗り越えるのは、決して簡単なことではありません。

TOEIC700点取得者が800点取得を目指すために意識すべきポイントは3つあり、下記の通りです。

  • 語彙力を8,500語レベルにする
  • リスニングセクションで正答率を85%以上にする
  • リーディングセクションの文法問題で正答率を90%以上にする

下記の記事では、これらの3つを実現するためにおすすめの学習方法を紹介しています。

興味がある方はぜひ読んでみてください。

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7. まとめ:TOEIC800点は転職活動に有利に働く!転職希望者は取得できるように勉強しよう!

TOEIC800点以上を取得すると、下記の4つの理由より転職活動を成功させやすくなります。

  • 英語力があることを証明できる
  • TOEICスコアを参考にしている企業が多いため、書類選考を通過しやすくなる
  • 仕事や会社の選択肢の幅が広がる
  • 年収アップができる可能性がある

しかし、その高い英語力を活かすためには、企業選びはもちろん業種や職種も慎重に選ぶことが大切です。

下記のような企業・業種・職種であれば高い英語力が求められます。

高い英語力が求められる企業・外資系企業
・グローバルな大手日系企業
高い英語力が求められる業種・メーカー
・小売業
・金融業
・商社
・IT
・マスコミ
・不動産
高い英語力が求められる職種・営業職
・公認会計士
・コンサルタント
・バイヤー
・翻訳家・通訳

これから転職活動を始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

また、まだTOEIC800点に満たないものの、外資系企業に転職したい人、あるいは海外赴任・海外駐在にチャレンジしてみたい人は、テンナインコミュニケーションまでお問い合わせください。

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