社会人として働きながら、忙しい生活の中で英語学習に勤しんでいる方は多いと思います。しかし、実際に結果を出せている人が少ないのも事実です。
この記事では、社会人がビジネス英会話を身につける際の注意点を徹底解説します。結論からお伝えすると、社会人がビジネス英語を習得するには「短期集中で行う」のが一番です。
社会人が短期集中でビジネス英会話を身につけるべき理由から勉強法、注意点についてまで網羅的に解説していくのでぜひ最後までご覧ください。
目次
1. ビジネス英語はどれくらいで身につくのか?
ビジネス英語を学び始める前に「ビジネス英語を習得するのにかかる時間」を知っておくことは非常に大切です。
現在地点からゴールまでの距離を大まかにでも把握しておけば、学習スケジュールが立てやすくなり、挫折しない学習サイクルを構築するのに繋がります。
では早速、ビジネス英語を習得するのにかかる時間をお伝えすると、英語を習得するのに必要な時間は「約2000時間」と言われています。
このように聞くと莫大な時間が必要に思われるかもしれませんが、この時間には学生時代の学習時間も含まれているため、社会人が改めて英語を勉強するべき時間はその半分の「約1000時間」と言えるでしょう。
毎日3時間の学習を続けても、1年程度はかかることになります。しかし、ビジネス英語の習得に限れば、もう少し時間を短縮することが可能です。
「英語が話せる」と一口に言っても、その使う場面によって求められる能力は全く違います。そのため、日常英会話や学術的な英語力は一旦無視しましょう。そして、ビジネス英語に特化して学習を行えば、100〜500時間の学習でもビジネスで使える英語力は十分に身につけられると考えられます。
筆者も、ビジネス英語を学ぶなら短期集中で学習を行うべきだと考えています。その理由を次で見ていきましょう。
2. ビジネス英語を短期集中で身につけるべき3つの理由
次に、ビジネス英語を短期集中で身につけるべき理由を解説します。
ビジネス英語だけの習得なら1000時間という莫大な時間が必要でないことはわかりましたが、より効率的にビジネス英語を習得するなら短期集中で学習にコミットすべきです。その理由として下記の3つが挙げられます。
- ビジネスパーソンが英語学習に使える時間は限られている
- 記憶に定着しやすい
- モチベーションが維持しやすい
ひとつずつ見ていきましょう。
2.1 ビジネスパーソンが英語学習に使える時間は限られている
前述したとおり、英語を身につけるためにはかなりの学習量・時間が求められます。しかし、そもそも、ビジネスパーソンが英語学習に充てられる時間は多くありませんよね。
そのため、英語を習得するために頑張るなら短い期間に限定することをオススメします。日常生活に支障をきたすような勉強スケジュール(睡眠時間を削るなど)は推奨しませんが、趣味や娯楽の時間を英語学習の時間に変えるくらいの努力は必要になるでしょう。
このような学習プランをこなすのは決して簡単ではありませんが、短期集中で「1〜3ヶ月だけ」と決めて行えばやる気も継続しやすいです。もちろん、毎日30分の学習を1年、2年と続ける方が1日あたりの負担は少ないでしょう。しかし、密度の高い学習を短期間に凝縮した方がキャリアアップにもすぐ繋がるのでおすすめです。
2.2 記憶に定着しやすい
また、記憶に定着しやすいのも短期集中で英語を学ぶメリットの1つです。短期集中で行う英語学習で記憶に定着しやすい理由は以下の2つが挙げられます。
- 英語に触れる習慣ができる
- 何度も復習できる
そもそも、英語学習者を含め、日本人の多くは英語に触れている機会が圧倒的に少ないです。英語に触れることが習慣化されていないと、英語学習をする際に毎回ストレスがかかるだけでなく、英語を「学習対象」として見ることから抜け出せません。英語はあくまでコミュニケーションするための手段のひとつなので、英語を自分にとって当たり前のものにすることが大切です。そうすれば、単語を暗記するという意識ではなく、自然と「今度使ってみよう」といった前のめりな姿勢で単語を覚えられます。
また、毎日英語学習を行うことで、前回学んだことをすぐに復習できます。英語は反復学習が命なので、英語に触れる間隔をできるだけ短くし、効率よく記憶を定着させるとよいでしょう。ビジネス英語に特化して学習していれば、嫌でも同じ単語・熟語表現に出会うことになるため、ビジネス英語を学ぶなら毎日コツコツよりも、短期集中で行う方が良いです。
2.3 モチベーションが維持しやすい
英語を短期集中で学ぶことは、モチベーションの維持にも効果があります。ただし、そのためには明確なゴール・目標を設定することが非常に重要です。
例えば、短期集中でビジネス英語を学ぶ目的としては下記のようなものが挙げられるでしょう。
- 3ヶ月後に海外赴任が控えている
- 半年後に海外就職したい
- 今年中に外資系企業に転職したい
このような明確な目標を事前に立てて短期集中の学習を始めると、その目標を達成するために努力しやすくなります。このような目標を立てても、モチベーションが出ない日もあるでしょう。しかし、短期集中で終わりが見えていれば、そのような瞬間にも「少しだけ英語を勉強しよう」と踏ん張ることができるのです。
短期集中の英語学習は非常に効果的ですが、その分、負荷も大きくなります。しかし、本気でビジネス英語を習得したいと考えているなら、短期集中での英語学習が最も効率よく行えると言えるでしょう。
以上が、ビジネス英語を短期集中で学ぶべき3つの理由でした。次にビジネス英語を短期集中で身につける際の注意点についてお話します。
3. ビジネス英語を短期集中で身につける際の3つの注意点
ビジネス英語を習得したい場合、短期集中で学習を進めるのは非常に効果的です。しかし、ただ闇雲に学習を進めるだけでは短期集中とは言えないでしょう。
でも、ご安心ください。ここでは短期集中でビジネス英語を身につける際の注意点を解説します。大きく分けると、注意点としては下記の3つが挙げられます。
- 英語を学ぶ目的を明確にする
- 目的達成に不要な勉強はしない
- 知っている知識ではなく、使える知識を磨いていく
それぞれ見ていきましょう。
3.1 英語を学ぶ目的を明確にする
ビジネス英語に限った話ではありませんが、英語を学び始める際には「学習する目的」を明確にする必要があります。英語学習を始める前に目標を設定しないことは、目的地を決めずに旅行に出かけるようなもの。目的地が決まらないと、車で行くべきか、飛行機で行くべきか、そもそもどちらに歩きだすべきかがわかりませんよね。
英語学習もそれと同じです。英語を学ぶ目的を明確にしておかないと、何から手を付ければよいか分からず、それっぽい学習を惰性で続けることになります。そうならないためにも、英語を学ぶ目的を明確にすることが大切です。
しかし、目的を立てると言っても「英語が話せるようになる!」といった漠然としたものでは意味がありません。数カ月後の自分がどんな姿になっていたいかをクリアに想像するためにも、具体的な目的を立てることが大切です。
3.2 目的達成に不要な勉強はしない
短期集中の英語学習を成功させるためには、自分の目的達成に必要な勉強だけにコミットすることも重要になります。言い換えれば、目的達成に不要な勉強をしないことが大切と言えるでしょう。
そのためには、下記の3つの手順で学習を進めることを推奨します。
STEP①:目的を明確にする
STEP②:目的達成に必要な英語力を細分化する
STEP③:各勉強法のメリット・デメリットを知る
先ほども述べたとおり、目的が明確でないと何が必要・不要かがわかりません。そういった意味でも、目的を明確にすることは大切です。
次に、その目的を達成するために必要な英語力を分析します。現状の英語力を考慮してゴールから逆算し、伸ばすべき英語力を明らかにするためです。
最後に、数ある英語学習法のそれぞれの効果やデメリットを熟知して、最適な勉強法を選択する必要があります。そうすることで、STEP②で顕在化した問題に最短距離でアプローチできます。
しかし、このSTEP③に時間をかけすぎてしまうと本末転倒です。
英語学習法オタクになってしまっては意味がないので、できるだけ時短したいところ。こんなときにおすすめなのが「英語コーチングサービスを利用する」ことです。
英語コーチングサービスを利用すれば、自分の英語力と目的から最適な学習スケジュールを組み、具体的な勉強法も提示してもらえます。中には、課題を提出したらフィードバックがもらえるサービスもあります。
3.3 知っている知識ではなく、使える知識を磨いていく
最後の注意点として、勉強する際に多くの方が陥りがちな部分を取り上げます。それは学んだ知識を「知っている知識」ではなく、「使える知識」にブラッシュアップしていくことです。
知っている知識 | 意味はわかるが、瞬時に口から出せない/会話中に出てきても意味が瞬時にわからない |
使える知識 | 実践の場でアウトプットできるレベルにまで知識として身についている |
多くの人は英語を学ぶ時、参考書を読んだり、単語帳で単語を覚えたりすることで、知識をインプットします。しかし、それで学習を終えてしまうと、それらの覚えた知識は「知っている知識」のままです。
「使える知識」にブラッシュアップしないと、ビジネスの現場では役に立ちません。
ビジネス英語を学びたいと考える多くの人は、実際に数カ月後に英語を会社で使いたいと考えていることでしょう。その目標を達成するにはアウトプット練習を繰り返し、使える知識にすることを意識してください。
4. ビジネス英語を最短距離で身につけるためのおすすめ勉強法
ここからは、具体的な勉強法を解説します。ビジネス英語を最短距離で身につけるためのおすすめ勉強法は下記の3つです。
- ビジネスで使える英単語・フレーズを覚える
- シャドーイングやディクテーションなどのアウトプット重視の学習をする
- ビジネスシーンを想定した英会話レッスンを受ける
ひとつずつ見ていきましょう。
4.1 ビジネスで使える英単語・フレーズを覚える
まずはボキャブラリーを強化するために、ビジネスで使える英単語・フレーズに特化して覚えましょう。
中学英語レベルの基礎的な英単語を覚えていない人はそこから始めるのがおすすめですが、短期集中でビジネス英語を習得したいならビジネス英語に特化した単語を覚えることが大切です。ネイティブ同士が日常生活で使うスラングや、論文で使われるような難しい単語は省いて、必要十分な量だけを学習することをオススメします。
また、単語帳以外でもビジネス英語を学ぶ方法はたくさんあります。例えば、普段から仕事中によく使う日本語フレーズをメモしておいて、それを英訳したものを覚えるという方法です。このようにしてボキャブラリーを増やしていけば、ビジネスの現場で使える”即戦力の単語”を効率的に覚えられますよ。
4.2 シャドーイングやディクテーションなどのアウトプット重視の学習をする
1つ目の勉強法はインプット学習でしたが、ビジネス英語の習得(仕事の現場で英語を使えるレベルの英語力を身につける)ならアウトプット学習の比重を大きくすべきでしょう。
前項の注意点③でも解説したとおり、「知っている知識」と「使える知識」は全くの別物です。使える知識を増やすためには、知っている知識をどんどんアウトプットする必要があります。
そのため、ビジネス英語を短期集中で身につけるためにもアウトプット学習を重視すべきなのです。そこでおすすめなのが「シャドーイング」と「ディクテーション」です。
それぞれの学習方法と効果について簡単に見ていきましょう。
シャドーイングのやり方と効果
シャドーイングは流れてくる英語音声に同時〜1秒程度遅れて、その音声をなぞるように発音する学習法です。スクリプトを見ずに行うため、しっかり耳で単語を聞き分ける「リスニング力」と、正しい発音で発声する「発音力」が身につきます。
発声する際はただ声を出すだけではなく、文章の意味も考えながら発音するとより効果的です。そうすることで、自分の声と単語・文章の意味がシンクロし、使える知識として記憶に定着します。
ディクテーションのやり方と効果
ディクテーションが流れてくる英語音声を聞いて、それを一語一句書き記すという勉強法です。シャドーイングと似ていますが「アウトプット法がスピーキングかライティングか」という点で違いがあります。
ディクテーションは単語を1語ずつ書く必要があるため、自分の聞き取れない部分がどこなのかを視覚化できる点がシャドーイングよりも優れていると言えるでしょう。また、場所を選ばずどこでもできるため、忙しいビジネスパーソンの方はぜひ取り入れていただきたい学習法です。
4.3 ビジネスシーンを想定した英会話レッスンを受ける
こちらもアウトプット重視の学習法です。ただし、英会話レッスンの中でも特に”ビジネスシーンを想定した”ものがおすすめとなります。
オンライン英会話などを使った英会話レッスンは、短期集中で英語力を伸ばすためには必要不可欠です。場所を選ばず、いつでもどこでも受けられるオンライン英会話を活用できれば、短期間でもビジネス英語を習得することは十分可能でしょう。
しかし、より効率を上げるならビジネス英語に特化したレッスンを受けることをオススメします。その理由は「失敗を恐れず、リアルなビジネスシーンで英会話の練習ができる」からです。
ビジネス英語を短期集中で身につけたとしても、その直後から会社で英語を使っていくというのは少しハードルが高いと思います。しかし、練習段階からリアルな場面を想定して英会話の練習を行っていれば、そんな心配をする必要もありません。
ビジネス英語を学ぶのは、将来的に仕事で英語を使いたいからですよね。それなら、その夢を叶えるためにも英語学習中から使うことを想定した勉強法を取り入れてみてください。
以上が、短期集中でビジネス英語を習得するのにおすすめの勉強法3選でした。ここまで説明してきたことを意識して、自分の目的・レベルに合った正しい勉強法を適切に選んで学習を進めれば、短期間でも皆さんの英語力は格段にアップするはずです。
しかし、実際にこれらのアクションを継続し続けることは簡単ではありません。特に、独学で英語学習を進めていると「この学習で本当に成果が出るのか?」と不安に思うこともあるでしょう。
そこでオススメしたいのが「英語コーチング」です。英語コーチングを使えば、プロの講師によって最適なカリキュラムが組まれ、効率よく学習が続けられる仕組みづくりが構築されています。しかし、現在は英語コーチングサービスも多種多様で、利用するサービスを探すだけでも時間が膨大にかかってしまいます。
でも、大丈夫です。次の項目では、社会人がビジネス英語を学ぶのに”短期集中に特化した英語コーチングサービス”を利用するメリット・デメリットを解説します。その後、おすすめの英語学習サービスも具体的に5つ紹介するので、あわせてチェックしておきましょう。
5. 社会人が短期集中に特化した英語コーチングで学ぶメリット3つとデメリット2つ
日々の生活が忙しいビジネスパーソンの方々は、短い期間で英語学習の成果を出したいことでしょう。そのサポートとなるのが英語コーチングサービスです。
ここでは、英語コーチングサービスの中でも”短期集中に特化している”ものを利用するメリット・デメリットについて解説します。
メリット | デメリット |
内容の濃い学習ができるモチベーションが維持できるフィードバックで成長を実感できる | お金がかかる生活の中で英語学習に使う時間を捻出する必要がある |
5.1 メリット① 内容の濃い学習ができる
英語コーチングを利用すれば、専属のコンサルタントが一人ひとりにあった学習プランを提示してくれます。独学で英語を学ぼうとすると「このままで良いのか?」と不安になる場面が多々ありますが、英語コーチングではそのような不安を感じず、目の前の課題に取り組み続けることで結果が出せるのです。
また、余計な学習や自分の目標達成に不要な学習をするリスクも減らせるため、英語学習に投資した時間を存分に有効活用できます。短期集中でビジネス英語を身に着けたいなら、回り道をせずに最短距離で学習を進める必要があるので、そのサポートをしてもらえるのは非常にありがたいです。
5.2 メリット② モチベーションが維持できる
独学の英語学習を失敗させる要因のひとつに、モチベーションが続かないことが挙げられます。どれだけ高い志を持って学習をスタートさせても、日々の忙しい生活の中で限られた余暇の時間を英語学習という自己研鑽に充てることは簡単ではありません。
英語コーチングは、そのような障壁をクリアするためにも役立ちます。英語コーチングサービスの多くは毎日課題の提出を求められたり、進捗を報告したりする必要があるのです。それによって、半強制的に英語学習が日常生活に組み込まれます。
時には、学習をどうしてもしたくないという時もあるでしょう。そんな時にはカウンセラーやコンサルタントと面談をお願いすることもできます。無理のない範囲で、できるだけ多くの時間を英語学習に使えるようにサポートしてくれるのが英語コーチングなのです。
5.3 メリット③ フィードバックで成長を実感できる
また、独学で行う英語学習のデメリットのひとつに、プロからフィードバックを受けにくいことが挙げられます。人はミスをして初めて学ぶことができる動物です。そのため、復習できる環境づくりが英語学習では重要になってきます。
その点、英語コーチングサービスは提出した課題に対してフィードバックを返してくれるため、復習できる環境が自然と出来上がっているのです。
また、わからないことがあればいつでもチャットで質問・相談できるのも魅力のひとつ。勉強するのは自分一人かもしれませんが、それをサポートしてくれる味方がいつもそばにいるというのは非常に心強いです。
5.4 デメリット① 費用が高い
英語コーチングサービスは参考書を使った独学やオンライン英会話、英会話スクールに比べて料金が高い傾向にあります。
利用する期間などによって変動はありますが、目安の相場としては10〜30万円程度だと言えるでしょう。講師やコンサルタントが一人ひとりに対応するため、それだけの人件費がかかってしまうのは仕方ありませんが、予算面で制限のある方にとっては利用しにくいのが現状です。
ただし、ここまで述べてきたように英語コーチングサービスを利用するメリットは多くありますから、料金以上に得られるものがある事も覚えておきましょう。
5.5 デメリット② 生活の中で英語学習に使う時間を捻出する必要がある
英語コーチングサービスを使って英語を勉強することで圧倒的な結果が得られる反面、日々の生活の中で英語学習が占める時間の割合も大きくなります。
短期集中で結果を出したい場合、その時間はより増幅するでしょう。そのため、物理的に毎日の勉強時間として2〜3時間を捻出できない人には英語コーチングサービスの利用はおすすめできません。
中には「時間は作れるけど、そんな生活を継続できるかわからない」と心配する方もいるかも知れません。たしかに、独学の英語学習を継続するのは難しいことでしょう。しかし、そこで利用するべきなのが英語コーチングサービスです。
費用はかかってしまいますが、日々の学習プランをこなすことに全力を注ぎ、フィードバックを使って自分の苦手を少しずつ無くしていけるのが英語コーチングのおすすめポイントとなります。
そのため、英語コーチングを利用すべき方はこんな特徴の人です。
- 短期間でビジネス英語を身につけたい/身につける必要がある
- 学習プランを組んでもらい、自分は英語学習だけにコミットしたい
- 独学のモチベーションを維持するためのサポート役がほしい
一方でこのような方は英語コーチングの利用は向いていないでしょう。
- 費用をできるだけ抑えて英語を習得したい
- 自分のペースでゆっくり学習を進めたい
- 毎日30分〜1時間程度歯科学習時間が取れない
6. 【比較】英会話を短期集中で身につけられるおすすめサービス【5選】
最後に、英会話力を効率良く身につけられるサービスを紹介します。今回はオンラインで利用できるサービスに限定し、下記の5つを厳選しました。
- One Month Program
- プログリット(PROGRIT)「ビジネス英会話コース」
- トライズ「ビジネス上級英語コース」
- ベルリッツ「英会話 短期集中コース」
- GSET
気になるサービスがあれば、無料体験レッスンやカウンセリングを受けてみてください。
6.1 One Month Program
「One Month Program」はこれまで計1,700社以上のグローバル企業に通訳・翻訳を提供してきたテンナイン・コミュニケーションが提供する1ヶ月という短期間で始められる英語コーチング&オンライン英会話サービスです。本サービスでは、翻訳者をこれまで育成してきたメソッドを活かした学習プログラムを、ビジネス英語を学びたい人向けにカスタマイズしており、一人ひとりの学習をコーチングします。課題を毎日提出することで、日本人トレーナーとネイティブ講師による丁寧なフィードバックがもらえるのが魅力です。
コーチングだけでなく、オンライン英会話のレッスンもプログラムに含まれているため、十分な英語のアウトプット機会を設けられます。また、最短1ヶ月からプログラムを始められるため、短期集中でビジネス英語を学びたい人に最適なサービスだと言えるでしょう。
6.2 プログリット(PROGRIT)「ビジネス英会話コース」
「プログリット」は約2〜6ヶ月で英語力を向上させることを目的とした英語コーチングサービスです。学習カリキュラムが生徒一人ひとりにあわせて独自のものが作成されるだけでなく、学習プランなどもコンサルタントが決めてくれます。「ビジネス英会話コース」というビジネス英語の習得に特化したコースも用意されており、グローバル環境での経験を持ったコンサルタントによるマンツーマン指導で英語力を効率よく伸ばせます。
6.3 トライズ「ビジネス上級英語コース」
「トライズ」は完全オーダーメイドの英語コーチングサービスで、生徒一人ひとりに寄り添ったコーチングがウリとなっています。「ビジネス上級英語コース」では対象者を英語上級者に限定しており、3ヶ月という短い期間で爆発的に英語力を伸ばすことを目的としています。1日3時間の学習をすることが前提となっているためハードルは高いですが、短期集中で英語力を伸ばしたい人におすすめです。
6.4 ベルリッツ「英会話 短期集中コース」
「ベルリッツ」は”ベルリッツ・メソッド”と呼ばれる独自の教え方を採用しているのが特徴です。それにより「英語で考え、話すこと」を体に染み込ませる学習を実現しています。講師には厳しい審査とトレーニングを経た外国人のみを採用しているため、講師の質も高いのが魅力です。「英会話 短期集中コース」では最短1週間から利用でき、英語のみで行われるマンツーマンレッスンに興味がある方は利用してみてはいかがでしょうか。
6.5 GSET
「GSET」は「発声法」「音」「リズム」「英語思考」の4つのスキルを伸ばすことにフォーカスした英語学習サービスです。英語コーチングとは違い、週1回(50分)トレーナーとのマンツーマンレッスンと週6〜7回のオンラインドリルトレーニングを1セットとした学習カリキュラムで短期間での英語力向上を目指します。料金プランは4週間(約1ヶ月)の利用の1種類のみで、期間を決めて学習したい人にぴったりです。
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7. まとめ
今回はビジネス英語を短期間で身につけるための勉強法と気をつけるべき注意点についてお話しました。
おすすめの英語コーチングサービスについても言及したので、ぜひ読了後は気になるサービスの無料体験を申し込んでみてください。
しかし、短期集中でビジネス英語を身につけたとしても、それ以降全く英語に触れない生活を送っていては、せっかく身につけた英語力も確実に下がってしまいます。
そんな事態にならないためにも、ある程度英語を話せるようになったら仕事の現場で英語を積極的に使うことを意識してください。英語学習を継続して続けることも大事ですが、基礎的な知識が身についた後は、アウトプットにかける時間を増やす方が良いとされています。
しかし、普段の生活サイクルに「オンライン英会話をする」「英会話スクールに通う」といった予定を組み込むことは簡単ではありません。そこでおすすめなのが、仕事の現場で英語を使うことです。
そうすれば、働きながら英語をアウトプットすることが可能です。中には「ビジネスの現場でいきなり英語を使うのは恥ずかしい」と思われる方もいるかもしれません。
たしかに、失敗することは怖いものです。しかし、最初の一歩を踏み出してしまえば、「英語でコミュニケーションが取れた」という成功体験が自然と積み上がってくれます。短期集中でビジネス英語を身につけた後は、積極的に英語を使うよう意識していただければ幸いです。
Writer
One Month Program
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ビジネスに特化した1か月の超短期集中英語プログラム
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