今回は「仮定法」について、解説します。
英文法を勉強していると、だいたい仮定法か関係詞で挫折してしまうことが多いようですが、ポイントがわかると意外に簡単です。
仮定法のポイントは、「現実はそうではないのだけれど」という考え方です。そのニュアンスをシンプルな文で伝えられるのが仮定法です。
例えば、「もっと時間があれば資料のチェックをするけど、現実にはその時間がないから無理だ」を英語にしてみてください。
この時、「現実にはその時間がないからできない」とわざわざ言う必要はないんです。英語では、このように言います。
If I had more time, I would check the materials.
「時間がもっとほしい」のは「今」なのに、英語ではhadで過去形になっています。これが仮定法のしくみです。
「現実にはそうではない」というニュアンスを伝えるために、「今」のことなのに、過去形にします。そして「仮定法」だということがわかるように、wouldを使います。
仮定法のしくみに沿って、このように少し言葉を変えるだけで、「もっと時間があれば資料のチェックをするけど、現実にはその時間がないから無理だ」という複雑なニュアンスを、短い文で伝えることができます。
「もし今~なら」という現在の仮定をするために過去形を使ったので、「もしあの時~なら」という過去の仮定であれば過去完了形にします。
このようなしくみを、YouTube「きょうごのえいご」で詳しく解説しています。
ぜひ見てみてください!
■きょうごのえいご 07 仮定法 英文法~基礎編~
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