「海外赴任が決まったけど英語に自信がない…やっていけるかな?」
「海外赴任に行くことになったけど、短期間で効率的に英語力を上げることはできるの?」
海外赴任が決まった人で、このような悩みや疑問を抱えている人はいませんか?
安心してください!結論から言うと、海外赴任で完璧に英語ができる必要はありません。
しかし、現地である程度の英語でのコミュニケーションが取れないと、仕事や生活の中でさまざまな支障を引き起こしてしまうことになります。
そのため、出発までにアウトプットの訓練を通じて英会話力を高めておくことが大切です。しっかりと準備するほど、英語に対する不安も軽減されるでしょう。
この記事では、下記の点について詳しく解説します。
- 海外赴任先で英語ができないことで感じる不安4つ
- 海外赴任前に最短で不安を解消するために意識したいポイント
- 今日から実践できる!英語ができない不安を解消するためのおすすめ勉強法8選
読み終わる頃には、海外赴任に向けてやるべきことが明確になるでしょう。
海外赴任が決まったものの英語力に不安を感じている人は必読です!
※ この記事には広告・PRが含まれています
目次
1.【結論】海外赴任で完璧に英語ができる必要はないが、アウトプットの訓練を通じて今持っている英語の知識を「使える」知識にしよう!
結論から言うと、海外赴任で完璧に英語ができる必要はありません。安心してください。
しかし、赴任前に海外のビジネスパーソンと円滑にコミュニケーションが取れるほどの最低限の英語力は身につけておくことで、不安が解消されるでしょう。
英語でのコミュニケーション能力を高めるためには、身につけた英語の知識のアウトプットを通じて「使える」知識にしていくことが大切です。
2. 海外赴任で必要な英語力の目安
「海外赴任や海外駐在員に必要なTOEICのスコアは?」
「海外赴任で必要な英語力の目安は?」
これらは海外赴任が決まった人からよく聞かれる質問です。
海外赴任ではTOEICのスコアよりも、英語でのコミュニケーション能力の方が重視されます。
また、海外赴任先で求められる英語力は、下記のようにさまざまな要素で異なるため一概には言えません。
- 赴任先の国や地域の英語レベル
- 業務内容や職種
- 取引先
ここでは、それぞれの要素について詳しく説明します。
2.1 赴任先の国や地域の英語レベル
下記は、Education Firstが2023年に発表した世界各国・地域の英語能力ランキングを示したものです。
出典:Education First 「EPI EF英語能力指数 -世界113か国・地域の英語能力ランキング」
日本は「低い英語能力」のカテゴリに分類されており、87位にランクインしています。
シンガポールやいくつかのヨーロッパ諸国のように非常に高い英語力を持った人が多い国もありますが、日本と同じカテゴリに分類されている国や、平均的な日本人よりも低い英語力を持った国もあるのが分かりますか?
そのため、「海外赴任≠非常に高い英語力を有する必要がある」となります。
この図を参考にしながら、ご自身の赴任先の国や地域の英語力の目安を確認しておきましょう。
2.2 業務内容や職種
次に、業務内容や職種によっても求められる英語力が異なります。
たとえば営業職の場合は、下記のようにさまざまな場面でコミュニケーションをする機会が多いことから高い英語力が必要です。
- 商品やサービスの説明
- 商談をまとめる交渉力
- 相手のニーズを汲み取る傾聴力
- プレゼンテーションスキル
- 取引先と信頼関係を築けるコミュニケーション能力
それに対して、SEの場合は英語力よりも技術力の方が重視されており、高い技術力があれば多少英語が不自然であってもコミュニケーションが取れることが多いです。
そのため、ご自身の業務内容や職種で海外赴任した際に求められる英語力の目安を、過去の海外赴任者に確認してみることをおすすめします。
2.3 取引先
主要な取引先によっても、求められる英語力が異なります。
現地企業との取引が多い場合は、メールのやり取りから社内会議まで全て英語で行われているケースが多いです。
しかし、日系企業を主な取引先としている場合、コミュニケーションが日本語だけで済むケースも少なくありません。
赴任する前に、現場の様子をヒアリングしておきましょう。
3. 海外赴任先で英語ができないことで感じる不安4つ
前章で、海外赴任先で英語が完璧にできる必要はないことを説明しました。
しかし、完璧にできる必要がないまでも海外赴任先で英語が全くできないと、現地での仕事や生活で支障を引き起こし、下記のような不安を感じる恐れがあります。
- 他の従業員とのコミュニケーションがスムーズにできず、孤独を感じる
- 赴任先や取引先からの評価が下がる可能性がある
- 他の従業員や取引先と信頼関係を構築できない
- 現地での生活もしづらい
ここでは、それぞれの不安について詳しく説明します。
これらの不安について海外赴任前に知っておくことで、英語を勉強する必要性を感じられるとともに、海外赴任先で苦労するリスクを軽減させられるでしょう。
3.1 他の従業員とのコミュニケーションがスムーズにできず、孤独に感じる
英語ができないまま海外に赴任すると、周囲の会話内容が理解できず他の従業員とスムーズにコミュニケーションを図ることができないでしょう。
社内の従業員が雑談で盛り上がっていても会話に入っていくことができず、孤独を感じることがあるかもしれません。
業務とは関係のない日々の雑談ややり取りが、仕事における連携や思わぬ仕事につながることもあることから、他の従業員と良好な関係を築いておくことは海外赴任を成功させる上で大切なことです。
3.2 赴任先や取引先からの評価が下がる可能性がある
前項で、英語ができないと他の従業員とのコミュニケーションがままならないことを説明しました。
相手が話していること、あるいは社内会議の内容をしっかりと理解できていないと、本来の実力を最大限に発揮することができないため、仕事の進捗に悪影響を及ぼす可能性があります。
結果として、上司からの人事評価が下がることにつながりかねません。
また、海外の企業では会議中に積極的に発言することが求められます。
筆者もオーストラリア企業に勤務していたことがありますが、会議中にはいつも” What do you think?”や” How about you?”と尋ねられていました。
挙手をしていなくても意見を求められるため、常に集中して会議に臨む必要があり大変です。
海外では「会議中に発言がない人=仕事ができない人」という認識があります。
会議中に何も発言をしないと、取引先からの評価も下がる可能性があるでしょう。
3.3 他の従業員や取引先と信頼関係を構築できない
前項でもお話しましたが、赴任先で英語ができないと周囲とコミュニケーションが取れません。
社内・社外関係なく、コミュニケーションがままならないと互いを理解することができず、人間関係を構築するのが難しいでしょう。
ビジネスの基本は「信頼関係」です。
信頼関係は、人間関係を深めていくことで出来上がります。
信頼関係が構築されていることで、仕事が進めやすくなったり、問題を早期に解決できたりとさまざまなメリットがあります。
赴任先で英語ができないと、同僚や取引先と信頼関係を構築できず仕事がやりづらくなる可能性が高いです。
3.4 現地での生活もしづらい
赴任先で英語ができないことのデメリットは、「仕事」だけにとどまりません。
現地での生活、つまりプライベートにも下記のようにさまざまな悪影響を及ぼします。
- レストランやカフェで注文ができない
- タクシーに乗車したときに上手に行き先を伝えられない
- トラブルが発生しても助けを求められない
- 同伴する家族も現地のコミュニティに馴染めない
筆者の知り合いに英語ができない人がいました。
その知り合いは新婚旅行でイタリアに行ったのですが、スーパーのレジで本来もらえるはずのお釣りより少ない額のお金を手渡されたそうです。
知り合い曰く、店員はニヤニヤしていたようで、明らかに意図的な行為でした。
しかし、結局英語を話せないことを理由になくなくその場を去ったそうです。
このように英語ができないことで、現地で騙されて損をする可能性もあります。
本来は息抜きであるはずのプライベートも、英語ができないことで外出することや人に会うことが億劫になってしまい、居心地の悪い生活になってしまうかもしれません。
4. 海外赴任前に最短で不安を解消するために意識したい5つのポイント
前章で、海外赴任先で英語ができないことで起こりうるリスクや不安について説明しました。
これらのような事態を引き起こさないためにも、海外赴任前に英語学習をしてしっかりと準備をしておくことが大切です。
ここでは、実際に海外赴任前にやるべき英語学習方法について紹介する前に、まずは海外赴任に対する不安を解消するために意識すべきことについて解説します。
下記の点を意識しながら英語の学習をすることで、最短で海外赴任に対する不安を解消できるとともに、短期間で英語力を向上させることにもつながるでしょう。
- リスニング力アップを最優先で取り組む
- インプットだけでなくアウトプットも行うよう心がける
- 相手に「伝わる」英語を身につける
- 自分に合った方法やテキストで学習する
- 毎日少しずつでも継続的に学習する
具体的な勉強方法に移る前に、しっかりと確認しておいてください。
4.1 リスニング力アップを最優先で取り組む
英語は「読む」「聞く」「書く」「話す」の4つの技能で構成されていますが、「聞く」力、つまりリスニング力を向上させることを最優先で取り組んでください。
それは、リスニングができないと、相手が言っていることが理解できずコミュニケーションが成立しないからです。
特に日本の学校教育では文法や単語の暗記、そして英文読解を中心に学んできたため、リスニングを苦手で、効果的な学習方法を知らないという日本人が少なくありません。
勉強方法の詳細は次章で説明しますが、リスニング力が低い理由は主に3つあります。
- 単語やフレーズ、英文法の知識が不足している
- 音の連結や消失など英語特有の音声変化のルールが身についていない
- 英語の音声が聞き取れているものの、意味や内容を理解できていない
リスニングを苦手とする要因によって、対策方法が異なります。
まずは自分がリスニングを苦手としている理由を特定して、それからその苦手部分を克服するために効果的な勉強やトレーニングを行うようにしてください。
4.2 インプットだけでなくアウトプットも行うよう心がける
英語の学習と聞いて、多くの人が単語やフレーズを覚えたり、英文法の学習をしたりと「インプット」中心に学習を進めます。
もちろんインプットはとても大切です。
しかし、「インプットした知識=アウトプットできる知識」であるとは限りません。
英語を書いたり話したりする際に、下記のように思った経験はありませんか?
「あれ、これ英語で何て言うんだっけ?」
「勉強したのに出てこない」
これが、「インプットした知識≠使える知識」ということの表れです。
せっかく身につけた単語やフレーズも、実際に話したり書いたりする際に使いこなせないと意味がありません。
身につけた知識を使いこなせるようにするためには、アウトプットする機会を設けることが大切です。
インプットとアウトプットの理想の割合は8:2であると言われています。
オンライン英会話や英語日記などを活用して、日々の英語学習の中に身につけた英語を活用する場面を作り出すように心がけてください。
アウトプットをすることで、身につけた知識の定着力だけでなく英会話力もグッと向上します。
4.3 相手に「伝わる」英語を身につける
海外赴任に向けて英語を学習する際には、相手に「伝わる」英語を身につけることを意識してください。
これには意味が2つあります。
まずは、シンプルで簡単な表現で相手に自分の意思や気持ちが確実に伝わるように心がけてください。
ビジネスシーンで、ついつい難しい単語やフレーズを使ってみたくなるものです。
しかし、正しい使い方や意味を知らない状態でそれらの単語やフレーズを使ってしまうと、間違った使い方になってしまいます。
相手を不快な気持ちにさせてしまったり、場合によっては相手に自分が言いたいことが全く伝わらなくなったりしてしまうこともあるでしょう。
英語が上手な人ほど、シンプルで簡単な英単語やフレーズを使いこなしています。
シンプルで簡単な英語表現を正しく使えることを目指してください。
2つ目は、相手に「伝わる」英語の発音を身につけましょう。
日本語と英語の発音は大きく異なるにも関わらず、中学校や高校などの英語の授業ではきちんと指導されていないため、正しく英語の発音ができる日本人は少ないです。
筆者はオーストラリアに留学していたときに、現地のオーストラリア人から「日本人の英語が一番わかりづらい」と言われたことがあります。
英単語やフレーズ、そして英文法の知識も大切ではありますが、正しく発音できないと相手に伝わりません。
英語の学習をする際には、「発音」にも力を入れるようにしましょう。
4.4 自分に合った方法やテキストで学習する
近年、さまざまな英語学習に関する書籍や動画が溢れています。
しかし、全ての英語学習方法やテキストが万能であるわけではありません。
人によって英語レベルや性格などが異なるからです。
自分に合った方法やテキストを見つけるためには、コーチングなど英語の専門家に相談することをおすすめします。
英語学習に関する知識や経験が豊富な人に意見を聞くことで、海外赴任までの短期間で効率的に英語力を向上させられるでしょう。
4.5 毎日少しずつでも継続的に学習する
英語力は一朝一夕に向上しません。
日々の継続が大切で、週末にまとめて1時間学習するよりも、毎日10分間学習する方が効果的です。
下記のように1日の時間の中で無為に過ごしている時間を把握し、これらの時間を英語学習の時間に置き換えることで日々の生活の中に英語学習の時間を取り入れましょう。
- 通勤時間
- 昼休み
- スマホやテレビを視聴している時間
- 気が乗らない飲み会や集まり
- ゲームをしている時間
海外に出発する日まで、できる限り英語学習を習慣にしてください。
5. 【今日から実践できる!】英語ができない不安を解消するための勉強法8つ
それでは、今日からできる英語ができない不安を解消するための勉強法を8つ紹介します。
- 中学生レベルの単語・文法を身につけるだけでなく使いこなせるようにする
- リスニングの弱点を知って適切なトレーニングを行う
- TOEICを活用してビジネスシーンで頻出のフレーズや専門用語を覚えて実際に活用してみる
- 瞬間英作文で自分の意見や考えを瞬時に表現できる力を養う
- コーチングを活用して短期間で英語力を向上させる
- 洋楽のカラオケで正しく発音できる力を身につける
- 英語字幕で映画を視聴したり、英語で日記をつけたりして普段の生活に英語を取り込む
- 英語アプリやPodcastを使って日々のスキマ時間を有効活用する
これらの方法を、海外赴任前の英語学習の参考にしてください!
5.1 中学生レベルの単語・文法を身につけるだけでなく使いこなせるようにする
前章でも説明しましたが、「理解できる」英語は必ずしも「使える」英語ではありません。
「理解できる」英語を「使える」英語にするために、オンライン英会話や英会話スクールに通ってアウトプットをする機会を作り出すことが大切です。
しかし、オンライン英会話や英会話スクールは通うだけでは英語力を向上させることはできません。
下記の点に留意しながら活用することをおすすめします。
- レッスンの前後に予習と復習をして、知らない単語やフレーズの意味を確認して覚える
- 新しく覚えた単語やフレーズをレッスンの中で実際に活用してみる
- レッスン中に間違いを恐れず積極的に英語を話す
- 自分のレベルや学習目的に合った教材を選ぶ
5.2 リスニングの弱点を知って適切なトレーニングを行う
前章で、リスニング力が低い理由は主に下記の3つであることを説明しました。
- 単語やフレーズ、英文法の知識が不足している
- 音の連結や消失など英語特有の音声変化のルールが身についていない
- 英語の音声が聞き取れているものの、意味や内容を理解できていない
それぞれの苦手克服に向けた学習方法について紹介します。
そもそも単語やフレーズ、英文法の知識が不足している場合は、まずはこれらの知識を身につけるようにしましょう。
英語には、下記のようにさまざまな特有の音声変化のルールがあります。
英語の音声変化のルール | 特徴 |
リンキング(連結) | 「子音」で終わる単語と「母音」で始まる単語が続いた場合、子音と母音をつなげて1つの音として発音する。 例)Should I〜?「シュッド アイ」ではなく、”d”を”I”を連結させて「ダイ」という音に変えて「シュダイ」と発音する |
リダクション(脱落) | 特定の音が弱く発音されたり、省略されたりすること。 例) “night”は「ナイト」ではなく「ナイッ」と発音して、最後の”t”の部分は発音しない。 |
アシミレーション(同化) | 2つの異なる音が重なり、新しい音として発音される音声変化のこと。 例) did youは「ディドゥ ユー」ではなく「ディジュー」と発音する。”d”と”y”が「ジュ」という新しい音を作り出している |
弱形 | 人称代名詞・前置詞・be動詞・助動詞などの機能語は短く弱く発音される。これらの語句は文章上でキーワードにはならないものの、きちんと聞き取れないと英文を正しく理解できなくなる。 |
アクセント | それぞれの単語で強く発音する音節のこと。日本語とは異なり英語は強弱をつけて単語や英文を発音する。 |
イントネーション | 「抑揚」。声を上げたり下げたりして単語や文章を読むこと。 |
これらのルールを身につけるためにはディクテーションやリピーティングが効果的です。
ディクテーションとは聞き取った英語の音声を全て紙に書きとる学習方法、そしてリピーティングとは聞き取れた英語の音声を正確に再現する学習方法のことを指します。
そして、最後に英語の音声が聞き取れているものの、意味や内容を理解できていないという人は、シャドーイングを通じて英語の文章を英語の語順で理解できるようにトレーニングしましょう。
シャドーイングのやり方や注意点については、下記の記事を参考にしてみてください。
5.3 TOEICを活用してビジネスシーンで頻出のフレーズや専門用語を覚えて実際に活用してみる
日常英会話ができるほどのコミュニケーション能力は比較的早く身につけられますが、ビジネス英会話の習得にはさらに時間と努力を要します。
まずは、ビジネスシーンで頻出のフレーズや専門用語を重点的に覚えましょう。
TOEICはビジネス英語に特化した試験であることから、TOEICの参考書や単語集を活用すればこれらのフレーズや単語を効率的に学べます。
また、繰り返しになりますが、「理解できる英語=使える英語」にはなりません。
新たに覚えた単語やフレーズを使って英作文してみたり、英会話のレッスンで活用してみたりするなどしてアウトプットして完全定着を図りましょう。
5.4 瞬間英作文で自分の意見や考えを瞬時に表現できる力を養う
日本語の文章を即座に口頭で英作文をする「瞬間英作文」も、英会話力の向上に効果的です。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
著者:森沢 洋介
出版社:ベレ出版
書籍として販売されており、レベルや目的別にシリーズ化されています。
中学レベルの英単語や文法をマスターしており、アウトプットを通じて身につけた知識を「使える知識」にしたい人におすすめです。
英語のスピーキング力の向上のために役立つ学習方法と聞くと、「英会話スクールに通うこと」を真っ先に思い浮かべる人が多いでしょう。
確かに英会話スクールでアウトプットの練習をすることも大切ではありますが、英会話スクールの場合、話し相手が必要になるため1人で学習することが難しいです。
しかし、瞬間英作文であれば、いつでもどこでも1人でスピーキングの練習をすることができます。
>> 書籍『瞬間英作文』についてさらに詳しく知りたい人はこちらへ
スピフル
出典:スピフル公式サイト
スピフルは「瞬間英作文(口頭英作文)」と「独り言英会話」を掛け合わせたスピーキング特化型アプリです。
ビジネスシーンや日常会話の例文で学習できる「口頭英作文(瞬間英作文)」で瞬発力の課題を解決、また、毎日、自分の表現をAIに添削してもらえる「独り言英会話」で自分の英語表現をブラッシュアップすることができます。
オンライン会議のトラブルや、プロジェクトの進捗管理、商談での交渉など、ビジネスの実践に即したシーン別の例文で学習可能で、学習時間は1日30分で完結!
ビジネスシーンで「言いたいことを伝えきれない….」「毎回同じ言い回しで発言してしまっている….」とお悩みのビジネスパーソンにおすすめです。
5.5 コーチングを活用して短期間で英語力を向上させる
上記にもありますが、人によって英語レベルやニーズ、そして性格が異なることから、効果的な英語学習方法やおすすめの教材も異なります。
しかし、英語初心者や中級者が自分でそれを判断することは簡単なことではありません。
場合によっては遠回りになってしまい、時間を無駄にしてしまう恐れもあるでしょう。
海外赴任まで時間が迫っている中で、1分でも時間を無駄にできません。
そんな方には、英語コーチングをおすすめします。
英語コーチングは、英語指導のプロがあなた専属のコーチとして付き、あなたのニーズやレベル、そして性格に合った学習方法や学習計画を提示してくれるサービスです。
短期間で効率的に英語力を向上させることができます。
適宜、学習の進捗状況の管理やモチベーション維持のサポートもしてくれるため、英語学習を挫折するリスクを軽減することも可能です。
英語コーチングサービスについてさらに詳しく知りたい人は、こちらのページもあわせて読んでみてください。
5.6 洋楽のカラオケで正しく発音できる力を身につける
本屋で英語の発音について学べる本を1冊購入し、実際に発音の練習をしながら読み進めます。
その後、その本で学んだ英語の発音のルールに則って、自分の好きな洋楽の曲をカラオケで歌ってください。
滞りなく1曲歌うことができたら、次の曲に移りましょう。
だんだん、スムーズに英語で発音できるようになるはずです。
これは筆者が実際に海外留学前にやった学習方法なのですが、大変効果的でした。
かかった時間はおよそ1〜2ヶ月と短期間で、しかも楽しく学習できるためおすすめの学習方法です。
5.7 英語字幕で映画を視聴したり、英語で日記をつけたりして普段の生活に英語を取り込む
仕事で忙しい日々の生活の中で英語学習の時間を確保することは容易なことではありません。
海外赴任が迫っていると頭で分かっていつつも、英語学習に挫折してしまう人は少なくないでしょう。
そのため、英語学習の時間を確保するだけでなく、映画を視聴する際には英語字幕で鑑賞したり、日記やスケジュール帳には英語で書いてみたりと、日々の生活の中にできるだけ英語を取り込むように工夫してみましょう。
5.8 英語アプリやPodcastを使って日々のスキマ時間を有効活用する
スマホのアプリやPodcastなどを活用すれば、重くてかさばる書籍や筆記用具がなくてもいつでもどこでも手軽に英語学習をすることができます。
大半のアプリとPodcastが無料で活用できる点も魅力的なポイントです。
「自分に合わない」と思ったら、別のアプリや番組を探しましょう。
英語アプリの活用やPodcastの視聴は、日々のスキマ時間を有効活用することに役立ちます。
下記の記事で、英会話のレベル別におすすめのアプ、Podcast番組、あるいはYouTube動画を紹介しています。
ご自身の英会話レベルに合ったものや、自分が楽しいと感じるものを選んで、日々の生活で活用してみてください。
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まとめ:英語の学習をして海外赴任に向けてしっかりと準備しよう!
海外赴任をする場合は、赴任先の国や地域、業務内容、あるいは取引先などさまざまな条件で求められる英語力が異なりますが、完璧な英語力は必要ないため安心してください。
とはいえ、海外赴任前にしっかりと英語学習をして準備をしておくことで、現地での仕事や生活にスムーズに馴染めるようになるでしょう。
海外赴任に向けて英語学習をする際には、下記の点を心がけることがおすすめです。
- リスニング力アップを最優先で取り組む
- インプットだけでなくアウトプットも行うよう心がける
- 相手に「伝わる」英語を身につける
- 自分に合った方法やテキストで学習する
- 毎日少しずつでも継続的に学習する
そして、下記の8つの勉強方法を推奨します。
- 中学生レベルの単語・文法を身につけるだけでなく使いこなせるようにする
- リスニングの弱点を知って適切なトレーニングを行う
- TOEICを活用してビジネスシーンで頻出のフレーズや専門用語を覚えて実際に活用してみる
- 瞬間英作文で自分の意見や考えを瞬時に表現できる力を養う
- コーチングを活用して短期間で英語力を向上させる
- 洋楽のカラオケで正しく発音できる力を身につける
- 英語字幕で映画を視聴したり、英語で日記をつけたりして普段の生活に英語を取り込む
- 英語アプリやPodcastを使って日々のスキマ時間を有効活用する
海外赴任に向けて計画的に英語学習を進めて、自信を持って赴任先に行けるようにしましょう!
Writer
One Month Program
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