英会話を上達させるためのコツを徹底解剖!おすすめのアプリや動画も紹介
2024.03.19
update 2024.08.21
「英会話を上達させるためのコツは?」
「自分に合った英会話の学習方法がわからない」
「教材やアプリがありすぎて、どれが良いのかわからない」
英会話の学習をしている方で、このような悩みや疑問を抱えている方はいませんか?
英会話の学習にはコツがあり、そのコツに沿って学習を進めていくことでさらにレベルがアップします。
この記事では、英語のレベルを初級者・中級者・上級者の3つのレベルに分けて、英会話力上達のためのコツや勉強法について詳しく解説します。
読み終わる頃には、ご自身の学習の方向性が見えてくるでしょう。
英会話の学習に困っている方は必読です!
※ この記事には広告・PRが含まれています
目次
1.【レベル別】英会話力上達のコツ
本記事では、英会話のレベルを下記の3つに分けて、それぞれのレベルの学習者が英会話力を上達させるためのコツを紹介します。
初級者 | 中級者 | 上級者 | |
英会話上達のコツ | 基本フレーズを最低50個身につける | アウトプットに重点を置く | ネイティブ向けの生素材を活用して多様な英語に触れる |
目標 | 基本フレーズを身につけて、日常会話や海外旅行での会話ができるようになろう | インプットした知識や英語表現をアウトプットすることで完全定着させよう | いつ誰とでも英語でコミュニケーションを取れるようになろう |
やるべきこと | 基本的なフレーズ50個と、基本的な絵文法を身につける | さらに単語やフレーズの知識を身につけながらアウトプットとのバランスをとる | 多様な英語に触れてノンネイティブスピーカーの英語に慣れる |
勉強法 | 同じ問題集を何度も繰り返して取り組む | ライティングやスピーキングをする機会を増やす | 多読や洋画の視聴で英語のシャワーを浴びる |
ツール | ・コーチング ・Speak ・『あいうえおフォニックス』英語発音 ・Duolingo | ・スピフル ・スピークバディ ・『瞬間英作文』 ・6 Minutes English ・Hello Talk | ・TED Talks ・『英検1級英単語大特訓』 ・Ms Mojo |
1.1 英会話初級者は基本フレーズを最低50個覚えよう
初級者が英会話力を向上させるためのコツは、基本的なフレーズを50個覚えることです。
英会話初心者は単語やフレーズの知識が少なく、いざ英会話をする場面に遭遇するとパニックになってしまい沈黙してしまうことがよくあります。
沈黙してしまうと、会話が途切れてしまい相手を困惑させることにも繋がりかねません。
基本的なフレーズや単語を身につけておくことで、沈黙を打開して英会話を続けられるようになります。
1.2 英会話中級者はアウトプットに重点を置こう
中級者が英会話力を向上させるためのコツは、アウトプットに重点を置きながら学習をすることです。
基本的な単語やフレーズ、英文法の知識をかなり学習しているものの、いざ英語を書いたり話したりする場面になると、「言葉が出てこない」「いつも同じ表現ばかり使ってしまう」といったことはよくあります。
これを解消して表現力の幅を広げるためには、これまでのように単語や熟語の知識を取り込んでばかりいるインプット重視の学習を脱却して、スピーキングやライティングなどのアウトプットの学習に力を入れることが効果的です。
1.3 英会話上級者はネイティブ向けの生素材を活用して多様な英語に触れよう
多くの英語学習者が、「訛りのない綺麗なアメリカ英語」で英語学習をしてきたことでしょう。
しかし、実際にはそのような綺麗な英語を話す人は世界で少数派です。
同じ英語圏の国であっても、発音やアクセント、単語のスペリングに大きな違いがあります。
英会話上級者はネイティブ向けの生素材を活用してネイティブらしい表現や単語を身につけながら、さまざまな国の人が話す英語を理解できるようになることが大切です。
2. 初級者におすすめの英会話の学習
まずは初級者におすすめの英会話の学習方法やツールを紹介します。
2.1 【目標】基本フレーズを身につけて日常会話や海外旅行での会話ができるようになろう
友達や家族との日常的な会話を思い浮かべてみてください。
複雑な構文や難しい言葉はあまり使っていませんよね?
話す内容や使うフレーズもある程度決まっているものです。
そのため、英会話でよく使うフレーズを覚えれば日常会話や海外旅行での会話が問題なくできるようになるでしょう。
また、基本フレーズを覚えておくことで別の表現に応用できたり、英語が瞬間的に口から出るようになったりするため、英会話中に沈黙がなくなります。
2.2 【やること】基本的なフレーズ50個と、基本的な英文法を身につける
下記の表は、日常英会話でよく使われるフレーズ、あるいは役に立つフレーズを50個まとめたものです。
まずは、これらを覚えてください。
「50個」と聞くと、多く感じるかもしれませんが、聞いたことがあるフレーズもあるはずです。
実質覚えなくてはいけないフレーズは30〜40個になるでしょう。
No. | 日本語 | 英語 |
1 | 元気? | How are you? |
2 | 元気だった? | How have you been? |
3 | 最近調子どう? | How are you doing? |
4 | おはよう。 | Good morning. / Morning. |
5 | 初めまして。 | Nice to meet you. |
6 | やあ。 | What’s up? |
7 | またね。 | See you soon. |
8 | 元気だよ。 | Pretty good. |
9 | 悪くないよ。 | Not bad. |
10 | 私は○○(名前や役職)です。 | I’m ○○. |
11 | ごめんなさい、よく分かりません。 | Sorry, I’m not sure. |
12 | もう少し考えさせてください。 | Let me think about that. |
13 | どうやってここまで来ましたか? | How did you come here? |
14 | ○○で働いています。 | I’m working at ○○. |
15 | 私は〜だと思います。 | I think 〜. |
16 | 〜があります(います)。 | There is (are) 〜. |
17 | 仕事は何をしていますか? | What do you do for your work? |
18 | 暇なときは何をしていますか? | What do you do when you have a free time? |
19 | 昨日(週末)は何をしましたか? | What did you do yesterday (last weekend)? |
20 | 時間はありますか? | Do you have time now? |
21 | 明日は何をしますか? | What sill you do tomorrow? |
22 | 休みの日は〜して過ごします。 | I usually 〜on my days off. |
23 | 手伝ってもらえますか? | Could you give me a hand? |
24 | それは素晴らしいですね! | That’s amazing! |
25 | 分かりました。/了解 | I got it. |
26 | いいですね。 | Sounds good. |
27 | すみません。もう一度言ってもらえますか? | Sorry? |
28 | ええと、何て言えばいいのかな… | Well, how can I say… |
29 | 理解できましたか? | Did you make sense? |
30 | 〜してくれてありがとうございます。 | Thank you for 〜ing. |
31 | どういたしまして。 | You’re welcome. |
32 | 〜してごめんなさい。 | I’m sorry for 〜ing. |
33 | 英語でどう言えばいいか分かりません。 | I don’t know how to say it in English. |
34 | 連絡を取り合いましょう。 | Let’s keep in touch. |
35 | 良い1日を! | Have a nice day! |
36 | お会いできてよかったです。 | Nice talking to you. |
37 | あなたは? | How about you? |
38 | 〜はどういう意味ですか? | What does 〜mean? |
39 | 質問してもいいですか? | Can I ask you a question? |
40 | そろそろ失礼します。 | I have to excuse myself. |
41 | まさか! | No way! |
42 | よくあることだよ。 | It happens. |
43 | 確かに。 | Exactly. |
44 | なるほど。 | I see. |
45 | 私もだよ。 | Me, too. / Same here. |
46 | よくやったね! | Well done! |
47 | 頑張ってね! | Good luck! |
48 | 本当? | Really? / Seriously? |
49 | もちろん。 | Of course. |
50 | 久しぶり! | Long time no see! |
そして、次に基本的な英文法を身につけましょう。
単語やフレーズを覚えていても、正しい語順が分からないと相手の発言の内容が理解できず、さらに自分が言いたいことを正しく伝えることができないからです。
2.3 【勉強法】同じ問題集を何回も繰り返して取り組む
覚えるべき基本的な英語フレーズ50個については、前項で紹介しました。
英文法については、中学生レベルの英文法の問題集を購入し、何度も繰り返して取り組みましょう。
問題集を1冊に絞ることと、薄い問題集を選ぶことがポイントです。
挫折するリスクを軽減できます。
また、英文法を学習する際には、「1日○分」と、時間を区切って学習することをおすすめします。
自分の学習目標から逆算して1日の学習時間を設定しましょう。
時間ではなくページ数をノルマにする人がいますが、これはおすすめできません。
難易度が高い文法項目を学習しているときには、なかなか思い通りに進められず時間ばかりが過ぎてしまいます。
そして、これは英語学習に対するモチベーションを下げることにもつながりかねません。
このような理由から、ページ数ではなく、時間で学習計画を立てるようにしてください。
2.4 【ツール】プロの手を借りて短期間で効率的に力をつけよう!
初心者の英会話学習におすすめのツールは下記の通りです。
- コーチング
- Speak
- 『あいうえおフォニックス』英語発音
- Duolingo
ここでは、それぞれのツールについて詳しく解説します。
コーチング
英語コーチングとは、専属のコンサルタントがあなたのレベルや目標に合った英語学習方法やプランを提示し、2〜4ヶ月程度の短い期間で集中的にサポートしてくれるサービスのことです。
半強制的に英語を勉強する環境が作り出されるため、短期間で効率的に英語力が上げられます。
現在、多種多様な英語学習方法やツールが存在しますが、どれも万人に合ったものではありません。
その中から、英語初心者が自分に合った学習方法やツールを見極めるのは難しいことです。
自分に合わない学習方法やツールを選択してしまうと、英語力が向上せず挫折するリスクもあります。
プロの手を借りて自分に合った方法やツールで学習しましょう。
>> 英語コーチングについてさらに詳しく知りたい方はこちらへ
Speak
“Speak”は英語学習アプリで、AIを相手にして英会話の練習ができます。
「間違えるのが怖い」「英語の発音が正しくできないから恥ずかしい」と感じてしまい、人前で英語を話すことに対して恐怖や苦手意識を持つ英語初心者の方は多いです。
しかし、AIが話し相手であれば、心理的なハードルが下がり英語を話しやすくなるでしょう。
20分間のレッスンの中で平均1,000語もの英語を使用するように構成されているため、発話量をしっかりと確保できます。
『あいうえおフォニックス』英語発音
「『あいうえおフォニックス』英語発音」は、英語発音の習得を目的にしたYouTube動画チャンネルです。
チャンネル登録数は46万人以上にものぼる人気番組であるため、耳にしたことがある人もいるかもしれません。
この動画では、フォニックスの基本的なルールや正しい英語の発音について楽しく学べます。
「フォニックス」とは、英語の音声とスペリングを紐づけるルールのことです。
フォニックスを理解できると単語のスペリングを見ただけで単語の発音がある程度わかるようになります。
筆者はオーストラリアに留学していた際に、英語の発音の重要性を学びました。
いくら正しい単語や文法を使っていても、正しく発音できないと全く相手に伝わりません。
つまり、コミュニケーションが成立しないということです。
英語初心者のうちから、正しい英語の発音を身につけるように心がけてください。
また、YouTube動画だけでなく公式サイトもあり、英会話上達に役立つ豆知識やフォニックスに関するおまけもついているため、併用して学習するとより効果的です。
>>「『あいうえおフォニックス』英語発音」についてさらに詳しく知りたい人はこちらへ
Duolingo
Duolingoは、英語だけでなくさまざまな言語を学べる無料の英語学習アプリです。
リーディング・リスニング・スピーキングの3つの技能の学習に役立ちます。
1日5分からゲーム感覚で学べるため、仕事や家事・育児で忙しい方でも継続的に取り組みやすいです。
また、AIが数百万人の学習プロセスをビッグデータから自動分析して、1人ひとりに合ったレッスンを提供してくれるため、高い学習効果があります。
>> Duolingoについてさらに詳しく知りたい人はこちらへ
3. 中級者におすすめの英会話の学習
つづいて、中級者におすすめの英会話の勉強方法やツールを紹介します。
3.1 【目標】インプットした知識や英語表現をアウトプットすることで完全に定着させよう
英会話力を向上させるためには、単語・フレーズ・英文法などさまざまな知識が必要ですが、「理解できる英語」と「使える英語」は異なります。
読んだり聞いたりして「理解できる英語」は必ずしも、書いたり話したりする際に、パッと出てくる「使える英語」であるとは限りません。
英会話をしているときに、「勉強したはずなのに出てこない…」「いつも同じ表現しか使っていない」と悔しい思いをした経験はありませんか?
これが「理解できる英語」ではあるものの、「使える英語」になっていない状態です。
英語を書いたり話したりするアウトプットの場を設けることで、「理解できる英語」を「使える英語」に変えて完全定着させられます。
そして、「使える英語」が身につくと、英語表現の幅がグッと広がるでしょう。
3.2 【やること】さらに単語やフレーズの知識を身につけながらアウトプットとのバランスを取る
上記の目標を実現するためには、アウトプットに重点を置いた英語学習に切り替えることが大切です。
インプットとアウトプットの理想的な比率は7:3あるいは8:2くらいであると言われていますが、中級者・上級者になるにつれて、アウトプットの割合を増やすのが理想的です。
インプットとアウトプットの割合を6:4にすることを意識しながら英語学習に取り組みましょう。
英語表現の幅を広げるためにさらに新しい英単語やフレーズの知識を身につけつつも、ライティングやスピーキングの学習をする時間を増やしてください。
3.3 【勉強法】ライティングやスピーキングする機会を増やす
普段の英語学習の中でライティングやスピーキングする機会を増やすためには、下記の勉強法がおすすめです。
- シャドーイング
- 英文を読んで英語要約を作成する
- オンライン英会話や英会話教室を活用する
シャドーイング
シャドーイングとは、スクリプトやテキストの英文を見ずに英語の音声だけを聞いて、それを真似して発音する学習方法です。
下記の点に留意しながら、シャドーイングのトレーニングを行いましょう。
- 同じ音声を何度も繰り返す
- 最初はゆっくり再生し、徐々にスピードを上げる
- シャドーイングした文章の意味や内容を把握できるようにする
- スクリプトがついている教材を使う
英文を読んで英語要約を作成する
英文読解(リーディング)の学習と合わせて、要約を英語で書くのも英会話力向上に効果的です。
要約は「書いてある英文をただまとめたもの」ではありません。
要約を作る際には、元の英文を書き換えて書くことが大切です。
英語表現の幅が広がります。
自分の感想や意見は述べないように気をつけてください。
また、可能であれば、書いた英文を英語上級者かネイティブに添削してもらうことをおすすめします。
第三者からのフィードバックをもらうことで、さらにあなたの英語力がブラッシュアップされるでしょう。
オンライン英会話や英会話教室を活用する
オンライン英会話や英会話教室に通って、スピーキングのトレーニングをしましょう。
オンライン英会話や英会話教室を活用するだけでは、英会話は上達しません。
下記の点に留意して、効果的に活用してください。
- 授業の予習と復習を必ず行い、知らない単語やフレーズを覚える
- 覚えたい単語やフレーズを実際にレッスンで使ってみる
- レッスン中に積極的に英語で話す
- 自分のレベルや目的に合った教材を選ぶ
3.4 【ツール】アプリやポッドキャストを使って英会話力をさらに磨く
英会話中級者におすすめのツールは下記の通りです。
- スピフル
- スピークバディ
- 瞬間英作文
- 6 Minutes English
- Hello Talk
ここでは、それぞれのツールについて詳しく紹介します。
スピフル
スピフルは「瞬間英作文(口頭英作文)」と「独り言英会話」を掛け合わせたスピーキング特化型アプリです。
ビジネスシーンや日常会話の例文で学習できる「口頭英作文(瞬間英作文)」で瞬発力の課題を解決、また、毎日、自分の表現をAIに添削してもらえる「独り言英会話」で自分の英語表現をブラッシュアップすることができます。
オンライン会議のトラブルや、プロジェクトの進捗管理、商談での交渉など、ビジネスの実践に即したシーン別の例文で学習可能で、学習時間は1日30分で完結!
ビジネスシーンで「言いたいことを伝えきれない….」「毎回同じ言い回しで発言してしまっている….」とお悩みのビジネスパーソンにおすすめです。
>> スピフルについてさらに詳しく知りたい人はこちらへ
スピークバディ
スピークバディは800以上あるリアルな会話シーンの中から好きなシーンを選んで、AIとの会話を楽しみながら英語の発音や英単語を学べるアプリです。
AIがあなたの英語の発音を、発音記号レベルで細かく解析してフィードバックを返してくれます。
あなたが苦手としている英語の発音がはっきりとわかるため、弱点の克服に役立つでしょう。
1レッスンが15分と短いため、忙しい人でも毎日スキマ時間にサクッと英語の学習ができます。
月額1,983円〜3,300円(税込)の有料アプリではありますが、オンライン英会話や英会話教室のレッスン料金よりと比べるとかなりリーズナブルです。
>> スピークバディについてさらに詳しく知りたい人はこちらへ
瞬間英作文
「瞬間英作文」とは、中学で学ぶ英文法を使いながら簡単な英文を声に出してスピーディかつ大量に英作文する勉強法です。
書籍として販売されており、レベルや目的別にシリーズ化されています。
中級レベルになるとついつい難しい単語やフレーズを使いたくなってしまいたくなるものです。
しかし、使い方や意味が曖昧な状態で使うと、間違った使い方になってしまい、結果として相手に自分が言いたいことが正しく伝わらなくなってしまいます。
英会話ができる人は、難しい単語や表現はあまり使いません。
シンプルで簡単な単語やフレーズを上手に使いこなしています。
「瞬間英作文」を使って学習すれば、中学英語で自分が言いたいことを自由自在に表現できるようになるでしょう。
6 Minutes English
“6 Minutes English”とは、BBC Learning EnglishがというWebサイトのコンテンツの1つです。
Podcastで無料で視聴できます。
気候変動やスポーツなどさまざまなトピックを扱っており、非常に興味深い内容です。
筆者も留学前に活用していました。
コンテンツは毎週更新されて、Webサイト上にスクリプトも掲載されています。
6分間の短いコンテンツなので、リスニング教材として使用するのもよし、音読やシャドーイングに使うのもよし、非常に汎用性があります。
>> 6 Minutes Englishについてさらに詳しく知りたい人はこちらへ
Hello Talk
Hello Talkとは、利用者同士が自分が得意な言語や学びたい言語をマッチングさせて、チャットや電話などを通じてそれぞれが言語学習できるアプリです。
チャットは無料で利用できますが、通話機能は有料会員にならないと利用できません。
しかし、月額費用はオンライン英会話や英会話スクールにかかる費用と比較すると格安です。
筆者も、オーストラリア留学の際にこのアプリを活用して現地で友達をたくさん作りました。
おすすめのアプリです。
しかし、中には出会い目的のユーザーもいるため、利用する場合はよく注意してください。
>> Hello Talkについてさらに詳しく知りたい人はこちらへ
4. 上級者におすすめの英会話の学習
次に上級者におすすめの英会話の学習方法やツールについて紹介します。
4.1 【目標】誰とでも英語でコミュニケーションを取れるようになろう
上級者が英会話を上達させるためには、ネイティブ向けの生素材を活用して多様な英語に触れることが大切です。
中学校や高校などの教育機関や、多くの英語学習教材でアメリカ英語を学びます。
TOEICでイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどアメリカ以外の英語圏の国における英語音声も活用されるようになってきましたが、ネイティブスピーカーが話す訛りの少ない綺麗な英語ばかり聞いてきた学習者が多いでしょう。
筆者はオーストラリアの大学院に留学した際、ネイティブスピーカーよりもノンネイティブスピーカーとの英語でのコミュニケーションに苦労しました。
日本人のクラスメイトも同じようなことを言っていたので、多様な英語に触れて理解できることが英語上級者の課題であると思われます。
Statistics & Dataが発表した”The Most Spoken Language in the World”(2022年)によると、英語話者は世界で14億人にものぼるものの、アメリカやイギリスのように英語を母国語として使用している話者は3億7,000万人程度で、ノンネイティブスピーカーの数の方が圧倒的に多いです。
ノンネイティブスピーカーが話す英語を理解できれば、あなたは真の英語上級者になれるでしょう。
4.2 【やること】多様な英語に触れてノンネイティブスピーカーの英語に慣れる
ノンネイティブスピーカーは訛りやアクセントに特徴があるだけで、ネイティブスピーカーほど難しい表現や単語は使いません。
筆者が留学時にノンネイティブスピーカーとの英語のコミュニケーションに苦労した話をしましたが、ノンネイティブスピーカーが話す英語には時間の経過と共に慣れてきました。
そのため、普段からさまざまな国の人が話す多様な英語に触れておくことを意識しましょう。
また、それと同時にネイティブスピーカーが使う表現も身につけながら、さらに表現の幅を広げていきましょう。
4.3 【勉強法】多読や洋画の視聴で英語のシャワーを浴びる
多様な英語に触れて英語表現の幅を広げるためには、下記の勉強方法がおすすめです。
- 多読
- TED Talkや洋画を用いたシャドーイング
- 英語で独り言
英語上級者と英語超上級者の差は、リーディング量の差にあります。
まずは100万語目指して洋書の多読をしましょう。
多読に使う洋書を選ぶ際には、下記の点に注意してください。
- 知らない単語が1ページの中で5%以下であること
- 辞書を使用しないで70〜90%内容が理解できるものであること
- 自分の興味のある題材・テーマであること
次に、TED Talksや洋画などの生素材を活用したシャドーイングがおすすめです。
これらの教材にはネイティブスピーカーだけでなく、ノンネイティブスピーカーも登場します。
多様な英語の聞き取りに最適でしょう。
そして、意外に思われるかもしれませんが、「英語で独り言」も効果的な学習方法です。
語彙力が飛躍的に向上し、コロケーションや自分が苦手なトピックを理解することができます。
下記のことを英語で独り言として呟いてみましょう。
- 普段の生活の中で自分が考えていること
- ブツブツ言っている独り言
- 映画や本のあらすじ
4.4 【ツール】ネイティブスピーカーが普段から視聴しているものを活用する
多様な英語に触れるためには、英語学習者向けの書籍を活用するよりもネイティブスピーカーが普段から視聴している生素材を活用することがおすすめです。
上級者に下記のツールをおすすめします。
- TED Talks
- 『英検1級英単語大特訓』
- Ms Mojo
TED Talks
TED Talksとは、世界中のさまざまな分野の専門家や著名人などのスピーチを公開したものです。
WebサイトやYouTube、あるいはPodcastなどさまざまな媒体で無料で視聴できます。
2,000本以上もの動画が公開されているため、気になる動画が必ず見つかるでしょう。
世界中の人々の英語が聞けるため、多様なアクセントや訛りの英語に慣れるのに最適な教材です。
日本語と英語の字幕をつけることができたり、再生速度を変えたりできるため、万が一聞き取れなくても安心できます。
また、それぞれの動画は10〜20分程度と比較的短いのも魅力的なポイントです。
>> TED Talksについてさらに詳しく知りたい人はこちらへ
『英検1級英単語大特訓』
『英検1級英単語大特訓』は英検1級のボキャブラリー問題対策の書籍で、ハイレベルな英単語を学べます。
この単語集をマスターすれば、Time誌やEconomist誌のような高度な英語文献をサクサク読むことができ、さらにはBBCやCNNなどのネイティブ向けのニュース番組に対する理解も深まるでしょう。
コロケーションや類語のまとめも紹介されているため、非常に便利です。
「第○日」と章立てされているため、毎日1章ずつ学習を進めましょう。
>> 『英検1級英単語大特訓』をAmazonでチェックしたい人はこちらへ
Ms Mojo
Ms Mojoはチャンネル登録者数500万人を誇るYouTube動画チャンネルです。
洋画や海外ドラマから海外セレブに関する短いニュースまで、さまざまな種類の動画が投稿されています。
Ms Mojoを毎日視聴すれば、ネイティブスピーカーが日常的に活用する表現やスラング、さらにはジョークについて学べるでしょう。
6,000本以上もの動画があるため、まずは自分が興味のある動画をピックアップしてください。
15分以内の短い動画が多いため、学習しやすいはずです。
何度も繰り返し視聴したり、シャドーイングに活用したりさまざまな使い方ができます。
>> Ms Mojoについてさらに詳しく知りたい人はこちらへ
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5. 【全レベル共通】英会話力を向上させるために注意すべき点
前章では、英語のレベル別におすすめの勉強法やツールについて紹介しました。
しかし、実際に上記の勉強法やツールの活用をスタートさせる前に下記の点に留意してください。
- 自分の英語力を把握する
- 短期の目標を設定する
- 継続的かつ習慣的に英会話を学習する
- 学習の成果を可視化する
- 英会話を上達させたい動機や理由を考えて明確にする
ここでは、それぞれの注意点について詳しく解説します。
これらの点を押さえてから上記の英会話の学習をスタートさせることで、短い期間でしっかりと学習効果を感じられるようになるでしょう。
5.1 自分の英語力を把握する
英会話の学習をスタートさせる前に、自分の英語力を正しく把握することが大切です。
自分の英語力を正しく把握できていないと、自分のレベルに合った学習方法やプランを決められません。
結果として、非効率的な英語学習をすることになってしまい、貴重な時間と労力を無駄にしてしまう恐れがあります。
TOEICや英検などの資格試験、あるいは英会話スクールのレベルチェックのテストなどを受験して、英語の4技能(読む・聞く・書く・話す)全ての力を測ってください。
ご自身の弱点が分かり、どの分野を重点的に学習すべきか見えてくるでしょう。
5.2 短期の目標を設定する
「英会話ができるようになりたい」という目標はあまりにも漠然としているため、おすすめではありません。
このような曖昧で漠然とした目標を設定すると、挫折するリスクが高まります。
また、短期目標を設定してクリアできると、成功体験が増して自分に対して自信が持てるようになります。
次の目標も達成させようと頑張るため、英語学習に対するモチベーションアップにもつながるでしょう。
「1ヶ月でTOEICのスコアを50点アップさせる」や、「ゴールデンウィークにアメリカに行くまでに、基本的な英会話フレーズ30個覚える」のような短期目標を設定してみてください。
5.3 継続的かつ習慣的に英会話を学習する
英会話力の向上には「継続」が必要不可欠です。
週末にまとめて1時間学習するよりも、毎日10分ずつ学習したほうが学習効果があります。
ビズメイツが2021年に発表した「英語学習の挫折に関する実態調査」によると、英語学習を始めた社会人の90%が途中で挫折してしまい、そのうちの80%が学習をスタートさせてから3ヶ月以内に英語の学習を諦めたとのことです。
多忙な日々を送る社会人が、毎日英語の学習時間を確保することは容易でないことではありません。
下記のようなスキマ時間を有効活用したり、起床・就寝の時間を変えたりして、1日の中で英語に触れる時間を確保しましょう。
- 通勤時間
- 昼休み
- SNSを閲覧している時間
- テレビを視聴している時間
5.4 学習の成果を可視化する
英会話の学習には継続が不可欠であることを説明しましたが、学習を継続させるためにはモチベーションを維持させることが大切です。
そして、学習のモチベーションを維持させるためには、学習の成果を可視化することをおすすめします。
学習の成果の可視化とは、下記のように「努力や成果を数字など目に見える形で残すこと」です。
- TOEICや英検などのスコアの変化
- 覚えた単語やフレーズの数
- 1分間で音読できるようになった単語数
英語力は一朝一夕には向上しません。
地道にコツコツと長期間にわたって継続させることが必要です。
自分の成長を可視化させることで、着実に成長していると実感を持ちながら学習に取り組めるためモチベーションをキープさせやすくなるでしょう。
5.5 英会話を上達させたい動機や理由を考えて明確にする
あなたはなぜ英会話を上達させたいのですか?
英会話を上達させたいと考える理由や動機は人それぞれですが、その動機や理由を忘れないようにしてください。
前項にもありますが、英語力を向上させるためにはある程度の時間と労力が必要です。
そして、学習のモチベーションを維持するための工夫も求められます。
英会話を上達させたい動機や理由が明確であるほど、学習のモチベーションが下がったときにも再び頑張ろうと思える可能性が高まるでしょう。
また、英語学習の明確な動機や理由があれば、「いつまでに何をすべきなのか」「どのレベルまで達するべきなのか」といったことまでが深掘りされて、より具体的な学習計画を立てられるようになります。
6. 初心者にありがち!英会話力向上につながらないNG勉強法
下記は、特に初心者がやってしまいがちな英会話力向上につながらないNG勉強法です。
- さまざまな学習方法や教材にトライする
- ネイティブスピーカーが使う英語表現を学習する
- 上手になってから話そうとする
- 日本語から英語に変換して英語で話そうとする
これらの点に気をつけながら英会話の学習をすることで、英語力が向上しなかったり、英語学習に挫折したりするリスクを軽減させられます。
ぜひ参考にして、あなたの英語学習の時間や労力を無駄にしないようにしてください。
6.1 さまざまな学習方法や教材にトライする
現在、多種多様な英語学習方法や教材があるため、つい目移りしてしまいがちです。
しかし、さまざまな学習方法や教材にトライするといずれも中途半端に終わってしまい、結果として英会話力向上につながりません。
学習方法の効果を感じたり、英会話力を向上させたりするためには、どのような学習方法や教材であっても最低3ヶ月は続けるように心がけてください。
どうしても自分が現在取り組んでいる学習方法や教材に疑問を感じる場合は、まずは英語上級者の友人や英語の指導者に相談してみることがおすすめです。
英語学習の経験者の意見を聞くことで、効果の薄い学習方法を続けるリスクを下げ、あなたの性格やレベルに合った学習方法を提案してもらえるでしょう。
6.2 ネイティブスピーカーが使う英語表現を学習する
洋画や海外ドラマを視聴して、ネイティブスピーカーがよく使う英語表現を学習しようとする人がいますが、これはおすすめできません。
確かに日常生活でよく使われる便利な表現もありますが、なかには使用する場面や相手に十分に注意すべきスラングも含まれています。
筆者も海外ドラマで覚えた表現を実際に使ってみたら、「その表現は下品だからやめたほうが良い」と注意されたことがあります。
場合によっては、相手を不快な気持ちにさせたり、相手との関係性にヒビが入ってしまったりすることもあるため、まずは基本的な単語やフレーズをしっかりと身につけるようにしましょう。
6.3 上手になってから話そうとする
これは特に初心者にありがちですが、「失敗をしたくない」「まだ英語の勉強を始めたばかりだから」ということなどを理由に上手になってから話そうとする人がいます。
しかし、前項にもありますが、英語の学習にはインプットだけでなくアウトプットも必要です。
私たちは英語のネイティブスピーカーではないため、完璧に話せなくて当然です。
英語を話す機会があったら、間違えても構わないのでどんどん積極的に英語を話しましょう。
英会話の場数をこなしていくことで、英会話上達のスピードがグンと上がりますよ。
6.4 日本語から英語に変換して英語で話そうとする
英語と日本語は全く異なる言語です。
日本語から英語に変換すると違和感のある文章になります。
また、日本語を介してから英語に変換することで時間がかかってしまい、会話についていけなくなるというデメリットもあります。
英会話力を向上させるためには、日本語で訳さずに理解できる英語のフレーズを数多くインプットさせることが大切です。
日常生活における自分の口癖やよく使うフレーズに着目して、それらの英語での表現方法を学びましょう。
7. 英会話上達のコツに関するFAQ
最後に英会話上達のコツに関するよくある質問とその回答を紹介します。
7.1 英会話は独学で上達しますか?
独学で英会話力を身につけることは可能ですが、下記のような課題やデメリットがあります。
- モチベーションの維持が難しい
- 多忙な日々の中で毎日学習時間を確保するのが難しい
- 自分に合った方法を自分で模索する必要がある
- 学習方法や使用しているが適切でない場合、上達までに時間がかかる
- 話し相手がいないため、独りよがりなトレーニングになってしまう
これらの課題やデメリットを解決しないまま独学を続けると、英会話の学習を継続させることが難しく挫折してしまうリスクが高くなるでしょう。
筆者は自身の経験から、英会話スクールやコーチングなどのサービスを活用することをおすすめします。
お金を払うことで、「お金を無駄にしてはいけない」という意識が働いてレッスンを受講しようという気持ちが働くでしょう。
レッスンを受講する時間を確保することで、学習の継続性が生まれます。
そして、プロの手を借りることで短期間で効率的に英会話力を向上させることが可能です。
7.2 英会話ができるようになるまでにどれくらいの時間がかかりますか?
英会話ができるようになるまでにかかる時間は、現在のあなたの英語レベルや、目指している英語レベルによって異なるため一概には言えません。
しかし、膨大な学習時間が必要であることは確かです。
アメリカ国務省附属機関FSIの調査によると、英語圏の人が日本語をマスターするまでにかかる時間はおよそ2,200時間であるとされています。
日本人が英語をマスターするまでにかかる時間も同じくらいでしょう。
中学校や高校の英語の授業時間はトータルで1,200時間程度です。
つまり、高校卒業後に英語を学習していない人は単純に+1,000時間の英語学習時間を確保する必要があります。
毎日3時間英語を学習したとしても、1,000時間学習するのに1年かかります。
また、これはあくまで目安で、さらに多くの時間が必要な人もいるでしょう。
英会話ができるようになるためには、頑張ろうとする覚悟とモチベーションの維持、そしてまとまった学習時間の確保が必要不可欠です。
8. 自己学習に限界を感じた時はプロに相談してみるのも手
ここまで、レベル別に英会話上達のコツをご紹介してきました。
「これまでいろいろ工夫して英語を学習してきたけれど、効果があったような気がしない」
「分かってはいるけれどなかなか一人では実現できない」
と悩まれている方は、一度プロに相談してみるのも一つの手かもしれません。そんな時は、一度One Month Programの無料相談をお試しください。
One Month Program ビジネスパーソン向けの1ヶ月短期集中英語パーソナルトレーニングプログラム
One Month Programをおすすめする理由は主に3つあります。
1か月間という超短期間で集中的に取り組める
One Month Programはその名のごとく、最短28日で修了できる超短期集中プログラムです。忙しくて長期間英語を学習できないといった方や、海外出張・外資系企業への転職など期限が明確に決まっているビジネスパーソンの方にご好評いただいております。
通訳トレーニングメソッドを取り入れた実践的プログラム
One Month Programでは、ディクテーション、シャドーイング、リプロダクションといった通訳者も取り組むトレーニングを取り入れています。28日間毎日取り組むことで、自分の英会話の弱点を発見し、克服することで、求める英会話力を身に着けることできます。
経験豊富な英語のプロフェッショナルによるサポート体制
One Month Programでは、受講前の無料カウンセリングから受講中の学習サポート、受講後のフォローアップまで、高い英語力と様々な業界のビジネスパーソンへのコーチング実績のあるトレーナーが一貫してサポートしています。単語の細かいニュアンスの違いや英語に訳すことが難しい日本語表現も、随時チャットで質問できる体制になっています。
レッスンを担当する英語講師は、ビジネスパーソン専門で講師歴10年以上のネイティブスピーカーのみの採用しており、日本だけでなくグローバルなビジネス慣行にも精通しています。
まとめ:英会話上達のコツを知って英語学習に役立てよう!
この記事では、初級者・中級者・上級者の3つのレベルに分けて、それぞれのレベルの学習者におすすめの英会話上達のコツについて解説しました。
本記事を参考にさらに英会話力向上に向けて励んでいただけますと幸いです。
Writer
One Month Program
グローバルで活躍できる人材のための英語情報を発信します。
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運営会社:【通訳・翻訳・英語教育】テンナイン・コミュニケーション
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