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【通訳・翻訳エージェントが選んだ】英会話を学びたい人におすすめしたい本16選

2024.02.16

update 2024.02.16

英語を学んでいる人は、何らかの目的を持っているはずです。「いや、目的なんて、英語を上手に話せるようになりたいからに決まっているじゃないか」と思われるかもしれませんが、「英語を上手に話せる」というのは、ひとつの手段に過ぎません。

「ハイレベルな英語を駆使してビジネスで大活躍したい」「世界中を旅して異国の人々と交流したい」「留学した時に言葉の面で苦労しないで済むようになりたい」もしくは、「洋画を字幕なしで観られるようになりたい」というのも立派な目的ですね。今回は、英語を学ぶ「目的別」で、おすすめの書籍をご紹介します。ご自身の目的に合わせて、ぴったりの本を選んでいただきたいと思います。

目次

1. 【目的別】英会話を学びたい人へおすすめしたい本一覧

こちらが、編集部が厳選した「目的別で、英語を学びたい人におすすめしたい本」の一覧です。
どのような目的に適した本なのか、それぞれの詳しい内容とポイントについては、次の項で解説していきます。

≪ビジネスシーンでの英会話≫
英文契約書を読むための基礎知識と頻出表現
洗練された会話のための英語表現集
ビジネス英語の敬語

≪英会話から広がる視野≫
英語で説明する日本の文化
世界の経済・政治・社会問題の知識と英語を身につける
海外ドラマ英和辞典
日本人が知らない 英語のニュアンス

≪英会話の基礎力向上に≫
AFN最強の生英語リスニング―スポット・アナウンスメント
上級志向の英語フレーズ Essential (エッセンシャル) 300
上級志向の英単語 Must-Have(マストハブ)300
英語リスニングの鬼100則

≪生活の中での英会話≫
英会話日常表現大辞典10000+
起きてから寝るまで子育て英語表現600
アメリカで生活する英語表現集
イギリス暮らしの英語表現
英語で円滑に[世間話]をするための会話術

2. 仕事上での英会話を学びたい人におすすめの本3

英語を学ぶ最も大きな動機となるのは、やはり「ビジネスで使うから」というものではないでしょうか。その場しのぎのカタコトでは済ませられない、仕事上での英語。この章では、会話から書面まで、ビジネスの現場で活きる英語を学びたい人におすすめの書籍をご紹介しましょう。

2.1 【英語で契約書を読む人におすすめ】『英文契約書を読むための基礎知識と頻出表現』

英文契約書を読むための基礎知識と頻出表現
著者:臼井俊雄
出版社:ベレ出版
発売日:2019/5/16

ビジネスの交渉では、口頭で合意していたとしても、正式に契約書を交わさなければ無効となってしまうことも。そのため、グローバルな仕事に就いている場合は“英語で契約書を正確に読む”ことが重要になります。

こちらの本は「英文契約書の基礎知識」と「英文契約書に頻出の語彙と表現」の2部構成になっています。英文契約書ならではの表現や語彙のほか、日常ではあまり使わないような実務的で硬い文章についても、例文を挙げながら詳しく解説。英文契約書に頻出の重要な語句やパターン表現を豊富に収録しているので、これらを把握しておくだけでも英文契約書が読みやすくなるでしょう。

また、契約書を読むうえで大事な法律の基本ポイントまで簡潔にまとめられているところも嬉しいですね。英文契約書の入門書として最適な一冊です。

2.2 【丁寧で洗練された大人の英会話をしたい人におすすめ】『洗練された会話のための英語表現集』

洗練された会話のための英語表現集
著者:濱田伊織
出版社:ベレ出版
発売日:2009/12/25

初歩的な英会話をこなせるようになったら、もうひとつレベルを上げたいと考えるのは自然なことです。簡単な会話は自然にできるようになったものの、いつも同じ表現ばかり使ってしまったり、咄嗟に適切な単語が出てこなかったりするようでは、自分自身がもどかしいですよね。

そんな行き詰まりを解消するのに役立つのが、こちらの本です。「これだけは押さえておきたい基本表現」「しっかり相手の話を『聞く』ための受信表現」「わかりやすく聞き手を気遣った話をするための発信表現」と、3つのコミュニケーション機能別に、良質でナチュラルな表現が紹介されています。

TPOに合わせたバリエーション豊かな言い回しを習得することが出来ますので、ビジネスのフォーマルな場をはじめ、パーティーや懇親会などの打ち解けた場でも、洗練された大人の会話を楽しめるようになるでしょう。

2.3 【ビジネス英語の敬語を知りたい人におすすめ】『ビジネス英語の敬語』

ビジネス英語の敬語
著者:浅見 ベートーベン
出版社:クロスメディア・ランゲージ(インプレス)
発売日:2022/7/29

例えば「取引先の社長」と「社内の気心知れた先輩」では、自ずと言葉遣いが変わってきますよね。日本語ならば、同じ敬語でも最上級からフランクなものまで使い分けているはず。それを英語で出来るようになりたいという方におすすめしたい1冊です。

こちらの本では、ビジネスの場で必要な“相手を敬う気持ちを伝える表現”を「NG」「カジュアル」「ふつう」「わりとフォーマル」「かなりフォーマル」の段階別に紹介しています。失礼でない程度に丁寧な英語を使えばいい場面から、最上級のフォーマルな英語を使って敬意を表すべき場面まで、さまざまな場面ごとに相応しい例文が掲載されており、同時に避けるべき失礼な英語を学ぶことも出来るのも実用的です。相手との距離感や状況に応じて、その場に適した表現を使いこなせるようになるためには最適の書と言えるでしょう。

また、ビジネスパーソンである著者の知見が込められた「COLUMN」も読み応えがあり、好評を博しています。

3. 英会話を通して広い視野を持ちたい人におすすめの本4

英語を学ぶうちに、海外の文化や風習を知ったという人も多いはず。人々が使う言葉には、その国での暮らしが表れるものです。それを理解することこそが、外国の言葉を学ぶ醍醐味とも言えるでしょう。この章では、英会話を通してグローバルな教養を身につけたい、幅広い視野を持ちたいという方におすすめの書籍を紹介します。

3.1 【日本文化を英語で説明したい人におすすめ】『英語で説明する日本の文化』

英語で説明する日本の文化
著者:植田 一三, 上田 敏子
出版社:語研
発売日:2022/6/25

私たちが外国の文化に興味を持つように、海外にも「日本について知りたい」という人がいます。そうした方々に、日本のことを英語できちんと説明できるようになれたら素敵ですね。

全国通訳案内士試験の合格を目指す方をはじめ、英語ガイドをしている方、英語圏へ留学する方、国際交流のために日本を案内するボランティアをしている方に向けて書かれたのが、この本です。日本のことを正確に英語で伝えるための語彙力と表現力を身につけることが出来ます。

日本の観光名所案内はもちろんのこと、日本独自の伝統文化、言葉での説明が難しい宗教や精神性、衣食住といった暮らしに関するものまで、英語と日本語を交えて詳しく解説。また、実際にガイドをしているという想定で、海外の方から受ける質問とその解答例も紹介されており、日本に住んでいるとなかなか気付かない視点を学べます。

3.2 【英語で教養を身に着けたい人におすすめ】『世界の経済・政治・社会問題の知識と英語を身につける』

世界の経済・政治・社会問題の知識と英語を身につける
著者:植田 一三 , 由良 毅, 寺田 秀雄, 上田 敏子, 浦 勇樹
出版社:ベレ出版
発売日:2021/9/22

世界に存在する様々な問題について、グローバルな視点でディスカッションしてみたいと思ったことはありませんか。そのためには、やはり英語で論理的に社会問題について語れるようになっていなくてはなりません。

こちらの本では、経済と格差問題・政治と紛争問題・医療問題・環境や資源問題・人権問題・科学技術問題・国際連合の役割など、世界中の多種多様な問題について英語で発信するために不可欠な「背景知識」と「英語表現」を身につけられます。

国際情勢のキーワードを英語で把握することができるので、フォーマルな討議の場だけでなく、時事問題についての会話にも役立つでしょう。背景知識のストーリーの中で英語表現を学ぶことで、より効率的に学習を進められます。英検、TOEFL、IELTS、国連英検などの資格試験対策にも有効です。

3.3 【海外ドラマが好きな人におすすめ】『海外ドラマ英和辞典』

海外ドラマ英和辞典
著者:南谷 三世
出版社:KADOKAWA
発売日:2019/9/2

CSの専門チャンネルや動画配信サービスの隆盛もあって、数々の人気海外ドラマが気軽に観られるようになりました。観始めたら止まらなくなって、つい寝不足になってしまったという経験がある人も少なくないのでは?

魅力的な海外ドラマを楽しみながら、英語も上達させたい方に最適の1冊が、こちらです。『セックス・アンド・ザ・シティ』『24』『ダウントン・アビー』『SHERLOCK シャーロック』『デスパレートな妻たち』など、日本でも大ヒットした海外ドラマを題材に、セリフを引用しながら基本単語1000語を紹介しています。

教科書に載っているような作られた例文ではなく、イキイキしたセリフだからこそ、すんなりと覚えることが出来ます。ドラマのシーンと共に記憶することで、その言葉が使われる適切な場面も自然と理解できますね。気になるセリフがあったら、ドラマ本編を確認してみるのも楽しいでしょう。

3.4 【日本語と英語の違いに興味がある人におすすめ】『日本人が知らない 英語のニュアンス』

日本人が知らない 英語のニュアンス
著者:牧野 高吉
出版社:KADOKAWA
発売日:2021/4/23

「彼って“イケメン”ね!」と言いたい時、英語にはたくさんの選択肢があります。「handsome」「good-looking」「hot」「sexy」「cool」「gorgeous」……。スラングならば、「bad」が「イケメン」の意味になることも。こうした英語と日本語の違いや微妙なニュアンスを知っておくと、会話にも広がりが出るでしょう。

こちらの本は、そんな言葉の奥行きを愉しむことができる1冊です。例えば、日本語なら「客」と一括りにされますが、英語では「guest」「visitor」「customer」「audience」と使い分けます。その逆で、英語の「car」は、「乗用車」のほかにも「列車の車両」「エレベーター」「ゴンドラ」「気球」にも使われます。

語義やイメージのズレから文化的背景の違い、和製英語や比喩表現の比較まで、辞書や単語帳では気づかないニュアンスの違いを解説。外国語の深みと雑学を知ることで、語学がもっと楽しくなるはずです。

4. 英会話に必要な基礎力を向上させたい人におすすめの本4

勉学でもスポーツでも、その道のトップを目指すのなら、基礎を疎かにしてはいけません。英会話も同じで、ネイティブスピーカーと遜色ないレベルで英語を操るようになるためには、まず「聞く」「話す」「理解する」といった基礎の力が重要です。この章では、英会話に必要な基礎力を向上させたい方におすすめの書籍をご紹介します。

4.1 【生の英語のリスニングをできるようになりたい人におすすめ】『AFN最強の生英語リスニング―スポット・アナウンスメント』

AFN最強の生英語リスニング―スポット・アナウンスメント
出版社:アルク
発売日:2007/1/21

日常で交わされる会話は、リスニングの試験で出題されるような「明瞭で正しい発音」「整った文法」とは限りません。初心者に向けたキレイな英語ではなく、実生活で使われている「生の英語」を聞き取れるようになるための教材が欲しいと感じたことはありませんか?

こちらの本は、日常英語表現の宝庫とも言えるラジオの「お知らせ」を収録した「AFN スポット・アナウンスメント」シリーズの第3弾。付属のCDにはラジオ英語放送「AFN(旧FEN)」で実際に放送された「お知らせ」を80本も収録しています。スピードも語彙も一切手加減のない、ネイティブ仕様の英語を味わえます。

1本あたりの長さは30秒~1分と短く、集中して聞くのに最適です。シンプルなアナウンスメントのほか、コントやドラマ仕立て、パロディーなど、どの「お知らせ」も趣向がこらされており、その面白さに惹き込まれてしまいます。

4.2 【上級レベルのネイティブフレーズを知りたい人におすすめ】『上級志向の英語フレーズ Essential (エッセンシャル) 300』

上級志向の英語フレーズ Essential (エッセンシャル) 300
著者:株式会社アルク 出版編集部
出版社:アルク
発売日:2022/7/22

的確で気の利いた英語フレーズを操れるようになると、一段と会話が弾みますよね。簡単なのになかなか出てこない、こなれた300のフレーズを紹介しているのが、こちらの本です。

50余年の歴史を持つアルク社の『月刊ENGLISH JOURNAL』に掲載された約300万語のインタビューやスピーチから、頻出する英語フレーズ300個が厳選されています。日常会話やE-mail、SNSではよく使われているのに、日本人が使いこなせていないフレーズを例文と英英定義と共に収録。穴埋め問題やマッチング問題も掲載されており、「見てわかる」のレベルから「自分でも使える」ようになるまで、しっかり定着させることが出来ます。

元になっているインタビューに登場しているのは、政界・経済界のリーダー、映画・音楽界のスター、学者、研究家、作家、アーティストといった面々。きちんとした場面でネイティブスピーカーが使う生のフレーズだからこそ、公の場でも恥ずかしくない「自然な英会話」を習得できるでしょう。

4.3 【ハイレベルな英単語を知りたい人におすすめ】『上級志向の英単語 Must-Have(マストハブ)300』

上級志向の英単語 Must-Have(マストハブ)300
著者:株式会社アルク 出版編集部
出版社:アルク
発売日:2023/3/23

前項と同じシリーズの書籍で、こちらは英単語版。ネイティブスピーカーの生のインタビューやスピーチなど、約300万語のビッグデータから使用頻度の高い英単語300個を厳選しています。紹介されている英単語には、日本語訳はもちろんのこと、英英定義と例文が掲載されており、無料ダウンロード音声も付いているので、読んでも聞いても学べる英単語帳です。

英語圏の有識者のインタビューやスピーチの英語から精選された300語だけに、俗語や専門的な言い回しではなく、古くもなく流行語でもなく、教養あるネイティブスピーカーがきちんとした文を書いたり話したりする際に使っている「普遍的な単語」ばかりです。ネイティブスピーカーと対等にやりとりしたい人、その場に相応しい英語を話したい人には最適でしょう。

掲載単語の難易度は、「標準語彙水準SVL12000」の、主にSVL8(8000語レベル=上級)以上となっています。

4.4 【英語の発音を練習したい人におすすめ】『英語リスニングの鬼100則』

英語リスニングの鬼100則
著者:米山 明日香
出版社:明日香出版社
発売日:2020/7/20

リスニング上達の鍵は「繰り返し聞くこと」ですが、漫然と聞き流して慣れるだけで「いつか突然聞き取れる」ようになるわけではありません。こちらの本は、知識で英語のリスニング力を大幅に伸ばすための1冊です。

日本語と英語の「音の構造」は、かなり異なっています。この構造の違いを分析し、日本語の音とどのように違うのかに焦点を当て、実際の英語において聞き取れることを目指しています。音声学の知見から「こう聞こえる理屈」を解説しており、この100則を頭に入れてから聞くと、違いが分かります。

聞く力を身につけるだけでなく、発音を同時に練習することで、相乗効果が得られます。リスニングで悩んでいる方はもちろん、音声としての英語に興味がある方、より良い発音ができるようになりたい方に、おすすめします。

5. 生活の中で英会話が必要な人におすすめの本5

ビジネスや公の場ではなく、日常生活で不足ない英語を使えるようになりたいという方も多いでしょう。堅苦しくもなく、失礼すぎることもなく、まさにネイティブスピーカーと同じような「自然な英語」を話したい。海外の人とフランクに交流したい――。この章では、そんな目的で英語を学んでいる方におすすめの書籍をご紹介しましょう。

5.1 【とにかく日常英語表現を知りたい人におすすめ】『英会話日常表現大辞典10000+』

英会話日常表現大辞典10000+
著者:ソリクラブ
出版社:アルク
発売日:2018/5/17

日常生活で使う英語を場面ごとに余すところなく網羅しているのが、こちらの本です。「食事」「旅行」「病院で」「職場で」「学校で」など、普段の暮らしの中にあるシチュエーションに分けて、10000を超える豊富な表現を収録しています。

最も大きな特徴は、1つの言いたいことに対して、平均で4つの表現を記載していること。そのフレーズごとにニュアンスも併記しているので、どんな場合にどれを使えばいいのか、すぐに把握することが出来ます。比較的平易な英単語を用いており、自然で口語的な表現が多いので、自分の言葉として喋れるのが嬉しいですね。

付属のCD-ROMには9時間超の音声が収録されています。ネイティブスピーカーによる音声を繰り返し聞くことで、豊富な表現を自然と覚えることができるでしょう。

5.2 【子育て中の人におすすめ】『起きてから寝るまで子育て英語表現600』

起きてから寝るまで子育て英語表現600
著者:吉田 研作, 春日 聡子
出版社:アルク
発売日:2018/3/22

起きてから寝るまでに使う英会話をまとめた1冊です。こちらの最大の特徴は「子育て」にフォーカスしていること。子供がいる家庭での日常会話をまるごと英語で表現されています。

具体的には、親子の一般的な生活を「朝」から「夜」まで8つのシーンに分類。各シーンは「イラスト付英単語」と「体の動き・つぶやき表現(600フレーズ)」編で構成され、日常生活に必要な語彙や表現が自然と身に付くように工夫されています。

収録されているフレーズは、子育て中のママ・パパたちの声を元に編集されたもの。リアルな状況が反映されていて、すぐに日常で使うことが出来ます。この本をしっかり読み込めば、育児の現場で自分が言いたいことを英語でどう表現するかを考える癖がつき、日本語から英語に変換するスピードも上がっていくでしょう。

5.3 【アメリカで生活する人におすすめ】『アメリカで生活する英語表現集』

アメリカで生活する英語表現集
著者:長井千枝子
出版社:ベレ出版
発売日:2019/7/25

アメリカで暮らすことが決まったら、ぜひ手に入れたい本がこちら。現地で暮らしていくのに必要な生活情報と、様々なシーンで使われる豊富な英語表現が収録されています。実際にアメリカで生活していた著者が自身の経験をもとにしているだけに、リアルな生活ぶりが伺えます。

引越しの挨拶からパーティーでの会話、銀行口座を開設する、賃貸の契約を交わす、緊急事態が起きた時、病院で症状を説明する時など、「どんな場面でどんな会話が必要なのか」を知ることが出来ます。生活情報と英語表現の両面を提供するマニュアルとして頼りになる1冊です。

危険やトラブルも多い昨今、安心してアメリカでの生活を楽しむためにも必携です。音声のダウンロードで、リスニングと発音の勉強にも役立ちます。

5.4 【イギリスで生活する人におすすめ】『イギリス暮らしの英語表現』

イギリス暮らしの英語表現
著者:津野志摩子
出版社:ベレ出版
発売日:2006/11/25

こちらはイギリスで生活することが決まった人におすすめしたい1冊。「日本人学生がイギリスにホームステイする」という設定で、1月から12月までの日常の会話表現と、イギリスの生活習慣や風習などが著されています。

イギリス在住20年の著者が実生活の中から日本人学習者に最適なフレーズや発音・表現をピックアップ。生きたイギリス英語で綴られており、熟語や格言だけではなく、日常生活のとっておき情報も記されているので、純粋な読みものとしても楽しめるでしょう。

イギリスに到着してホストファミリーの家を訪れるところから始まって、実際にイギリスで生活している気分で12ヵ月の出来事を読み進められます。きちんとした「イギリス英語」を学びたいという方にもおすすめです。

5.5 【英語で世間話をできるようになりたい人におすすめ】『英語で円滑に[世間話]をするための会話術』

英語で円滑に[世間話]をするための会話術
著者:濱田 伊織
出版社:ベレ出版
発売日:2012/11/15

最も簡単そうに思えるのに、実はいちばんハードルが高いのが、何気ない「おしゃべり」です。専門的なテーマやビジネス関連なら英語で話すことや聞くことが出来るのに、当たり障りのない「世間話」になると急に言葉に詰まってしまうという人は意外なほど多いのです。

円滑に世間話をするのに必要なのは「経験に基づいた知識と瞬発力」です。こちらの本では、英語でスムーズに世間話をするのに必要な会話のテクニックを6つのルールに体系化。実際にネイティブスピーカーが使っている使用頻度の高いフレーズを使いながら、豊富な知識と咄嗟の瞬発力を養うことが出来ます。

本を読むだけで、英語圏で生活しているのと同じレベルの会話術が身につくように構成されています。英語での何気ない「おしゃべり」が楽しくなる、会話術の極意を掴めるでしょう。

6. まとめ

今回は、英語学習の目的別に、おすすめの書籍をご紹介しました。目指すゴールを意識した方が、英語の習得もスムーズに進められるでしょう。

これを機に、自分が何を求めて英語を学んでいるのか、見つめ直してみるのも良いかもしれません。目的に合わせた本を見つけて、楽しく英語を身につけてくださいね。

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