英語では、同じ内容の文章でも、肯定形を使う否定形を使うかでニュアンスが大きく変わります。
特にビジネスの場面では、否定形を使って「できない」ことを伝えるよりも、肯定形を使って「できる」と伝える方が相手に好印象を与えます。
例文1
△ I don’t have time for the meeting on Tuesday.
火曜日はミーティングの時間が取れません。
◯ I have time for the meeting after Tuesday.
水曜日以降であればミーティングの時間が取れます。
例文2
△ I am not familiar with all aspects of this project, but I think…
このプロジェクトについて全てを把握しているわけではないのですが、~と思います。
○ My coverage includes most aspects of this project, and I think…
このプロジェクトについては概ね把握していますので、~と思います。
解説
同じ内容を伝えるにも、肯定形にするだけで相手に与える印象をポジティブなものに変えることができます。
また、2つ目の例文のように日本語では謙遜のつもりで使った否定形が、英語では自信がなさそうなネガティブな印象を与えてしまう恐れもあります。肯定形を使うことでポジティブな印象を与えるだけでなく、その後に続く意見に説得力をもたせることもできます。
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