【厳選】上級者向け英語コーチングサービス5選

英語コーチングプログラムが世の中にたくさんある中で、上級レベルの英語コーチングはあるのかかと聞かれることがよくあります。実は、上級レベルの英語コーチングはちゃんとあります。その中から、自分に合ったコーチングを選ぶのが大事です。なぜなら、上級レベルの英語の課題や目標や学習環境は人によってさまざまだからです。 結論、上級レベルの英語コーチングとしておすすめしたいのは、次の５つです。それぞれの特徴をまとめてみたので、自分に合ったコーチングプログラムを見つけていただけたらうれしいです。

上級レベルの英語コーチングは、それぞれに特徴があります。期間や料金、難易度や学習内容などの基本情報と特徴、そして上級レベルだからこそのポイント、どんな人におすすめなのか、厳選した上級レベルの英語コーチング５つをまとめました。これを参考にして、ぜひ自分にピッタリの上級レベルの英語コーチングプログラムを見つけてください。

1．One Month Program Masterコース

One Month Program のMasterコースは通訳・翻訳エージェントがつくった超短期集中の英語プログラムの最上位コース。専門性の高い英語にも対応してくれるので、業務上の高度な英語にサポートが必要な人におすすめです。

1-1．One Month Program Masterコースの基本情報

コース	One Month Program Masterコース
料金	298,000円（税別）
期間	1か月　※最大３か月まで無料で受講延長可能
内容	ディクテーションの提出・添削 シャドーイングの提出・添削 英作文の提出・添削 ネイティブ講師とのレッスン 日本人トレーナーのコーチング

1-2．One Month Program Masterコースの特徴

One Month Programという期間、通訳・翻訳エージェントがつくったプログラムというのが、他の英語コーチングにない特徴です。

①期間：１か月

One Month Programというプログラムの名前の通り、期間は1か月。3か月まで延長受講は可能なので、仕事の都合や学習時間の確保などの要素を踏まえて、計画を立てることも可能になっています。1か月の通常コースのあとに「フォローアッププログラム」の受講も可能で、引き続き、英語に関する質問や添削、課題などを対応してもらえます。

②学習量：１日１時間半

ディクテーション・シャドーイング、英作文の３点を、基本的には毎日提出する形式です。英作文は、業務シチュエーションに合わせて自分が話しそうな内容を書くので、内容がイメージできないと、スムーズに英作文を書き出すのに苦労するかもしれません。添削された英作文をもとに、レッスンで会話練習するので、添削を復習する時間の確保も必要になります。

③難易度：業務内容をもとに書く英作文。音声トレーニングもリアルで高度

どんな業界や分野の業務内容の英語でも対応してもらえます。One Month Programの母体は、通訳・翻訳エージェント。通訳や翻訳で培われた専門性があります。シャドーイングは、日本語でも対応が難しいシチュエーションの会話で練習するので、難しいがリアルで実践的です。

④コーチング内容：専門的な分野の英語に対する高品質な添削・質問対応

専門性の高い英語への対応は、通訳・翻訳のエージェントならではです。トレーナーとチャットで連絡ができるので、添削内容についてさらに質問したり、日常的な業務英語で困ったことを聞いたりすることができます。自分の伝えたいニュアンスを理解したうえで、アドバイスしてもらえるので、学習習慣というよりも、英語そのものの理解を深められます。

1-3． One Month Program Masterコースの上級ポイント

通訳・翻訳エージェントの知見を生かした専門性の高い英語への対応に優れているのが上級ポイントです。

①英作文課題のトピックは、専門的な業務内容でも高度な添削を受けられる

英作文課題は、自分の業務内容に合わせて、トピックを自由に変更してもらえます。自分自身の業務に沿った専門的な内容で提出しても、状況をくみ取って添削し解説してくれるのが、上級ポイントです。話しそうな内容を文字に起こして英作文する形式なので、特定の会議でのやり取りを想定したり、自分に必要な英語で練習したりできます。

②ディクテーション・シャドーイングの課題もかなり高度

音声トレーニングは目的に応じて選択が可能です。ノンネイティブスピーカーの英語であったり、周囲の雑音が入っていたり、高度なディクテーション練習が可能です。シャドーイングは、「事情を知らない相手から一般論を言われたとき」「ずれた論点を軌道修正する」など、日本語だとしてもかなり難易度が高い内容なだけに、コミュニケーションとしてどうやり取りすればいいのかも学べます。

③レッスンは、英作文課題に基づく形式と、ロールプレイ形式から選べる

基本は、トピックごとに自分が話しそうな内容を英作文にして添削を受け、それをもとに会話練習をする形式です。業務内容に沿った専門的な内容で提出しても、しっかり添削・レッスンできるので、そのまま実践で使える練習になります。ロールプレイ形式は、２人のネイティブ講師相手に、既定のシチュエーションに沿ったロールプレイで会話したり、時事ディスカッションをしたりするので、本格的なディスカッション力が身につきます。

1-4． One Month Program Masterコースはこんな人におすすめ

ここまで、専門性の高さをもとにした添削やレッスンの質の高さという点を見てきました。それを踏まえると、次のような人におすすめです！

①伝えたいことをどう英語にするかの疑問解消にコーチングを使いたい人

英語の疑問がたくさんある人におすすめです。参考書やネットで見ても分からない文法や、自分自身のシチュエーションでニュアンスはどれが最適かなどを、トレーナーに質問すると教えてくれます。通訳・翻訳エージェントだからこその専門性の高さで、業界や分野の専門性の高さに対しても、伝えたいニュアンスなどをくみ取って教えてくれて、話がスムーズで効率的です。

②とにかく短期で英語を身につける必要がある人

One Month Programという名の通り、1か月で英語が身に着けられるので、短期で身に着けたい人におすすめです。直近で転職、転勤、駐在、大事な会議やカンファレンスが控えているという人でも、自分にとって英語が必要な場面に絞って効率よく学べるので、1か月でも十分に対策可能になっています。

③英語を使う具体的な状況が明確にある人

自分が英語を使う場面の会話を想定して英作文を書くので、想定できる状況が具体的な人ほどおすすめです。自分が本当に伝えたいことをどう英語にすればいいのかに絞って英語が身につき、「英語は勉強したけれど、自分が言いたいことは言えない」というのを避けられるので、状況を想定して課題に取り組むと、添削内容をそのまま実践で活用できます。

2．STRAILビジネス英語コース

STRAILは、TOEIC®L&Rコースなど短期間での英語習得を目的としたコーチングプログラムを展開しています。その中でも、ビジネス英語コースは、時事英語を教材として使い、ビジネスシーンで通用する実践的な英語力の習得を目指す人におすすめです。

2-1．STRAILビジネス英語コースの基本情報

コース	STRAILビジネス英語コース
料金	入学金55,000円（税込） 3か月一括　297,000円（税込） 延長価格（1ヵ月）月額99,000円
期間	3か月
内容	週1回60分の学習コンサルティング（アセスメントテスト30分＋面談30分）

2-2．STRAILビジネス英語コースの特徴

STRAILビジネス英語コースの特徴は、無駄を省いて効率的な学習ができるようにした学習密度の濃さです。それによって、1日あたりの学習時間を抑えながら、英語力が身につくよう設計されています。

①期間：３か月

３か月という学習期間で最大限の成果を上げられるようなコンサルティング内容になっています。学習記録アプリを活用し、「トレーニング→効果検証」のサイクルで、学習メニューの調整をサポートしてもらえます。

②学習量：1日1時間～1時間半

STRAILの特徴のひとつが、１日１時間～１時間半という短い学習時間です。量をこなすことが目的ではないので、忙しくても効率的に学習を進め効果が得られるよう、学習プランをデザインしてくれます。

③難易度：中上級者向けに外部のオンライン英会話サービスも併用

中上級レベルで、効率的かつ効果的に英語力をつけるために、外部のオンライン英会話サービスも含めて提案してくれます。オリジナル教材には「Nikkei Asia」や「The Japan Times Alpha」といったニュース記事を活用したものも含まれ、ハイレベルな時事英語にも取り組めます。

④コーチング内容：週1回60分の学習コンサルティング

毎週のコンサルティングでは、アセスメントテストを実施したうえで、面談で弱点や課題を細かく分析して、学習メニューを個別に設計・調整してくれます。コーチは、第二言語習得研究をはじめとした言語についての諸学問を大学・大学院等で学んだプロフェッショナルなので、英語力アップを効率的にサポートしてくれるので、安心です。

2-3．STRAILビジネス英語コースの上級ポイント

上級レベルの英語だからこその学習の効率の良さと課題が用意されているのが、STRAILビジネス英語コースの上級ポイントです。

①学習密度の濃さ

最大の上級ポイントは、コースの学習密度の濃さです。毎週のコーチングによって、課題発見とそれに対する適切な学習を分析してくれるので、やる必要がないことや学習の無駄を省いて、やるべきことに集中できます。学習密度を高められるので、短期間でも効率的に英語力を向上させることが可能になっています。

②ニュース記事を教材に使用

「Nikkei Asia」や「The Japan Times Alpha」のニュース記事を教材にした自習用トレーニングアプリやオリジナル教材があります。ビジネスのトレンドを追いながら、最新の時事英語の語彙や表現を身に着けられます。

③自分に合った学習をコーチングしてくれる

第二言語習得の専門家のコーチングを受けられるので、効率的な学習プランを設計してくれます。アウトプットが課題ならば瞬発力を上げるスピーキングやライティングの課題、発音が課題ならばプロソディーシャドーイングの課題というように、異なる課題に対して適切なアプローチで効果的なトレーニングを提案してくれるので、ただ指定課題をこなすのではない学習ができます。

2-4．STRAILビジネス英語コースはこんな人におすすめ

ここまで、STRAILビジネス英語コースの学習密度の濃さについて見てきました。それを踏まえると、STRAILビジネス英語コースは次のような人におすすめです！

①独学で英語学習に取り組んできた人におすすめ

独学で様々な教材を試しながら英語学習に取り組んできた人におすすめです。自分の弱点を発見して、オンライン英会話や参考書など、何をどう使って学習するべきかは、プロのコンサルティングを受けるのがベストです。課題を的確に分析して、それに合った学習法を指示してくれるので、無駄がなく効率的な自学習ができるようになります。

②忙しくて学習時間を多く確保できない人におすすめ

１日１時間から１時間半という学習時間はかなり魅力的です。様々な教材で時間をかけて取り組むのは、学習時間が確保できない場合は効果が上げられにくいです。コンサルティングによって、専門家の知見で的確な課題分析とトレーニング方法を提案してくれるので、高い学習密度で効率的な学習メニューを設計できます。

③自学習への意欲が高い人におすすめ

コンサルティングに基づいた自学習が基本になるので、自学習の意欲が高い人にはおすすめです。教材や課題があれば、それをプランに沿ってこなしていくということができる人にとっては、短期間で効率的に取り組めるので効果的です。逆に、英語そのものの疑問解決をしたり、英会話レッスンや講義中心に英語を学びたいという人には向いていないかもしれません。

3．TORAIZビジネス上級英語コース

TORAIZは1年間の「英語コーチング本科コース」などを展開し、代表的な英語コーチングのひとつです。上級レベルの英語コーチングとしては、「ビジネス上級英語コース」がおすすめです。

3-1．TORAIZビジネス上級英語コースの基本情報

コース	TORAIZビジネス上級英語コース
料金	3か月一括　499,900円（税込） 6か月一括　771,300円（税込） 12か月一括　1,294,100円（税込）
期間	３か月～
内容	フリートーク・グループレッスン(50分)受け放題 プライベートレッスン(25分)週3回 スピーキング・リスニング学習 週6回 レッスン予習と復習 週3回 英文法学習(必要応じて実施) 英語関連イベント・セミナー 随時開催 フィードバックメール 週5回 プログレスチェック(面談)隔週1回 英会話試験VERSANT 月1回

3-2．TORAIZビジネス上級英語コースの特徴

TORAIZの特徴は、自社提供の豊富なレッスン機会と、1日あたりの学習時間の多さです。上級レベルの英語を習得するために、どんな工夫がされているのか、紹介します。

①期間：３か月～

受講期間は３か月から。受講期間中に、フリートーク・グループレッスンが受け放題で、プライベートレッスンも週３回あるので、３か月という期間の間に、豊富なアウトプットの機会を得られます。

②学習量：１日３時間

１日の学習時間は３時間とされていて、かなりしっかり取り組める設計になっています。TORAIZでは、1年間に1000時間の英語学習を行うというカリキュラムを基本に設計されています。日本人が英語を学習するためには2200時間が必要としていて、学生のうちに約1200時間を学習し、不足分の1000時間を学習する必要があるとされています。１か月単位で考えると100時間になるが、必要な学習量をカリキュラムに濃縮されているので、かなり濃い学習が可能になります。

③難易度：オーダーメイド型のレッスンでビジネス実践力が身につく

マンツーマンで専属ネイティブコーチとレッスンを実施するので、ビジネス実践力が身につきます。内容は、スピーチやロールプレイ、専門分野のディスカッションなども含まれるので、実践的でハイレベルなビジネス英語を習得できます。

④コーチング内容：専属コンサルタントがつく

専属コンサルタントは、日本人やネイティブスピーカー。英語学習のプロである専属コンサルタントが適切な学習プランを設計してくれます。日々の学習進捗の報告に対してフィードバックが返ってきて、プログレスチェックも隔週で組まれているので、スキルの進捗を確認できます。

3-3．TORAIZビジネス上級英語コースの上級ポイント

上級レベルの英語を身につけるためには、それなりの時間とエネルギーが必要です。TORAIZのビジネス上級英語コースの上級ポイントは、この3つです。

①豊富な学習量

英語の上級レベルの習得には、やることが多いので、ある程度の量の学習時間を確保する必要があります。自分でだらだらと時間をかけるのでなく、レッスンやコンサルティングを通じて、効率的にプランニングしたうえで、多くの時間を英語学習に充てる工夫ができます。英語コーチング本科コースでは重視しない流暢さや発音の学習も含まれ、「ビジネスで英語を自在に使えるレベル」を目指すだけの学習量が確保されています。

②豊富なアウトプットの機会

レッスンの機会が豊富にあるので、とにかくアウトプットが豊富にできます。コーチングと言うと、教材をこなす自学習中心になってしまいますが、1回50分のグループレッスンが受け放題なだけでなく、プライベートレッスンも週3回設定されていて、アウトプットの機会はかなり確保できます。しかも、レッスンに向けてトピックの予習をするので、レッスンでは話すことに集中できます。

③様々な上級向けコースがある

ビジネス英語をカバーするのが「ビジネス上級英語コース」ですが、他にもハイレベルなコースがあるので、目的に合わせて選べます。3か月で英語での会議進行を極める「実践ファシリテーションコース」、3か月でプレゼンや学会発表の英語を習得する「英語プレゼン特化コース」は、ビジネス英語を本格的に身に着けたい人におすすめです。

3-4．TORAIZビジネス上級英語コースはこんな人におすすめ

ここまで、学習時間とレッスン量が豊富だという点を見てきました。それを踏まえると、 TORAIZのビジネス上級英語コースは次のような人におすすめです！

①アウトプットをたくさんしたい人

受け放題の1回50分のグループレッスンと、週3回のプライベートレッスンがあるので、アウトプットをとにかくたくさんしたい人におすすめです。多くのコーチングプログラムでは、自社提供のレッスンがなく、外部のオンライン英会話を受講するなどの学習のサポートにとどまってしまっていますが、専属ネイティブコーチのレッスンの豊富な機会を含めてトータルパッケージで、効果的に学習できます。

②集中してがっつり学習したい人

1日3時間の学習時間と、豊富なレッスンの機会を活用して、がっつり学習したい人におすすめです。3か月なら1日3時間を捻出して頑張れるという人であれば、レッスン受講やトレーニング学習を生活の中にうまく組み込む点を、コンサルタントのサポートを受けて実現できるはずです。

③英語学習に時間を確保できる人

1日3時間は学習時間が必要になるので、英語学習に時間を確保できる人におすすめです。同じだけの時間を使って、自分で学習をプランニングするのは難しいですが、専門家の指導を受けて、レッスンや学習をトータルでサポートしてもらえるので、時間を確保できれば学習はうまく進められます。逆に言うと、1日あたりの学習時間の捻出が難しい人には、苦労があるかもしれません。

4．GSET

GSETは、ネイティブトレーナーによる指導で、ビジネスレベルの発音とリスニング力を身に着けられるトレーニングになっています。日々の学習の負担を抑えながら、ネイティブ英語を身に着けたい人におすすめです。

コース	GSET
料金	月額57,200円（税込）
期間	１か月～
内容	ネイティブトレーナーとのマンツーマンレッスン トレーナーとのオンラインドリルトレーニング 発音トレーニング 発声法トレーニング リズムトレーニング 英語思考トレーニング

4-2．GSETの特徴

GSETの特徴は、日々のトレーニングの負担が軽いことと、ネイティブ講師から直接指導を受けられる点です。ネイティブ講師からフィードバックを受けることで、ネイティブに伝わるビジネスレベルの英語が身につきます。

①期間：1か月～

受講期間の目安は、3か月から6か月とされていますが、受講は最短1か月から可能です。発音の滑らかさや英語的な発想で英語を発話することを重視している点、日々の負担は大きくなく学習を続けられる点、お財布と相談しながらになると思いますが、学習には取り組みやすいはずです。

②学習量：1日30分程度

一日のトレーニングは30分程度でできます。負担が重くないので、忙しい日々でも無理なく続けられます。忙しいと学習時間の確保は難しいので、無理なく続けられるのは結構重要です。

③難易度：ネイティブ発音をかなり細かくトレーニングする

ネイティブ発音や英語思考でのアウトプットを細かくトレーニングするので、口の動きや発想法を身につけるトレーニングは、けっこう負荷があります。難しい英文に取り組んだり、高度なフレーズを覚えるだけでなく、しっかりとネイティブに伝わる英語を話すという点で、やりこむことができます。

④コーチング内容：週1回のマンツーマンレッスン

週1回とのマンツーマンレッスンで、講師から直接対面で、実際の口の動かし方や発音の特徴や、英語で文を構築するコツなどを、フィードバックしてもらえるのは有用かつ効率的です。教えている人から直接発音を細かく矯正してもらえるのは、なかなか貴重です。

4-3．GSETの上級ポイント

徹底したネイティブ発音トレーニングと、ネイティブ講師によるフィードバックを受けるトレーニングによって、真の意味でネイティブに伝わる英語を身に着けられるのがポイントです。

①ネイティブに伝わる英語を身につけられる

GSETのトレーニングは、真にネイティブに伝わる英語を目指しています。どんなにかっこいいフレーズを並べてみても、カタカナ発音では相手が理解するのには苦労が生じますし、英語的な発想に基づかない英語では、これも理解されにくいです。そういう意味での上級レベルの英語を目指すことができます。

②講師から直接フィードバックを得られる

GSETは、レッスンを担当するネイティブ講師から対面で直接フィードバックを得られます。コーチングプログラムの多くは、学習プランやその管理においてフィードバックを日本人から受ける形ですが、ネイティブ講師から直接フィードバックを得られるのは貴重です。上級レベルまで到達してきた方の中には、フレーズや発音は不安定でも、とにかく話すことでコミュニケーションを成り立たせている方も少なくない印象です。そういった方が、相手に伝わる英語を身につけるには、直接フィードバックを受けることが大事です。

③日々の学習時間を抑えられる

日々のトレーニングは、30分程度のオンラインドリルトレーニングなので、学習時間は短くて済みます。上級レベルの英語となるとやることは多く感じられるかもしれませんが、発音や英語発想に絞ることで、発話内容をネイティブに理解してもらえるところを目指すので、効率的です。

4-4．GSETはこんな人におすすめ

ここまで、という点を見てきました。それを踏まえると、は～な人におすすめです！

①学習時間を抑えたい人におすすめ

忙しく英語学習に時間を取れない人におすすめです。週1回50分のマンツーマンレッスンと、週6日30分程度のトレーナーとのオンラインドリルトレーニングになるので、学習時間を抑えられます。忙しい日々の中で、何時間も英語学習に時間を確保するのは現実的でないという方には、とても取り組みやすい形になっています。

②ネイティブ講師からフィードバックを受けたい人におすすめ

英語のスキルについて、ネイティブ講師から直接フィードバックを受けたい人におすすめ。コーチングプログラムの多くが、日本人トレーナーによる学習に関するサポートにフォーカスしているのに対して、GSETは週1回のレッスの中でンネイティブ講師からフィードバックを受けてトレーニングができます。発音など、その場で直接フィードバックを受けてトレーニングすることで、効率的に身につけることができます。

③ネイティブらしい英語を身に着けたい人におすすめ

ネイティブに伝わる発音や英語を身に着けたい人におすすめです。徹底的にフィードバックを受けて発音や英語発想での瞬間英作文的なトレーニングをするので、短い時間でも効果的にネイティブ英語が身につきます。

5．ECC英語キャリア育成コース

英会話スクール大手のECC外語学院も、上級レベルの英語をがっつり学べるコースを展開しています。全日制のコースなので、キャリアの展望などを踏まえて英語に全力投球したい人におすすめです。

5-1．ECC英語キャリア育成コースの基本情報

コース	ECC英語キャリア育成コース
料金	1ターム申込　462,000円（税込） 2ターム同時申込　877,800円（税込） 3ターム（年間）同時申込　1,247,400円（税別） 入学金110,000円（税込）
期間	最大1年間（1ターム12週間X３ターム）
内容	Core English（ディスカッション） Business English（ビジネスシチュエーションのロールプレイ） Reading（幅広い分野の読解練習） Writing（説得力ある意見展開を練習） Global Culture & Presentation（プレゼン練習） 資格対策（TOEIC(R)L&R対策トレーニング） 時事英語・社内通訳（ニュース記事を使ったシャドーイング・逐次通訳トレーニング）

5-2．ECCキャリア育成コースの特徴

ECCキャリア育成コースの特徴は、全日制の学科並みの学習量です。キャリアのために本気で英語力を身に着けたい人のためのコースになっています。

①期間：最大1年間（1ターム12週間X３ターム）

１年間の年間プログラムが基本だが、1ターム（12週間）から申し込める。また、夏期と冬期の5日間のプログラムや、週末のみの4週間コースもある。

②学習量：1日4時間＋多読・資格対策トレーニング

全日制の学科に通うイメージなので、昼から夕方にかけて授業が組まれている。授業はプレゼンやディスカッションなどが中心になるので、事前の予習も必要になる。

③難易度：課題の多さに加えて、All Englishの環境なので常に英語で考え話すタフさがある

課題内容は、ビジネス現場のスピーキングやリーディング・ライティングだけでなく、プレゼン準備などかなり実践的なので、負担は軽くない。また、4技能のレッスンも外国人講師が担当するので、授業内容理解も英語で行うので、難易度は高い。

④コーチング内容：講師による担任制かつカウンセラーのサポートもある

講師が担任でつくので、パフォーマンスや進捗について、授業を担当している講師が直接観察しフィードバックしてくれるのはかなり有用。生活とのバランスやスケジュール面での苦労も出てくるので、日本人カウンセラーのサポートもあり安心。

5-3．ECCキャリア育成コースの上級ポイント

ECCキャリア育成コースは、最大1年間のコース。上級レベルの英語を身につけるために必要な時間とエネルギーを投じるコースになっています。

①圧倒的な学習時間

1年間コースの受講では、ネイティブ講師とバイリンガル講師のレッスン（760時間）と、自主学習トレーニング（150時間）で大学の英文科並みの学習量を確保しています。本格的な学習内容で毎日英語漬けの日々を送るのは、上級レベルだからこそです。

②ハイレベルな到達目標

語学のプロフェッショナルを目指して英語力を完成させるレベルなので、海外赴任や駐在、外資系企業への就職、大学院留学などのハイレベルな目標に対応しています。TOEIC(R) L&Rの目標スコアも、945点に設定されています。

③上級レベルの現場の英語を身に着けられる

交渉・折衝・説得などのディスカッション力や、質疑応答まで対応できるような実践的なプレゼン力を身に着けられます。時事英語にも取り組むので高度な語彙や表現も身に着けられますし、社内業務に必要な通訳スキルを学べるレッスンもあるので、ノンネイティブとしてはかなりレベルの高い英語力を身に着けられます。こうしたことが、一つのコースとしてパッケージされています。

5-4．ECCキャリア育成コースはこんな人におすすめ

ここまで、かなりの時間とエネルギーを投じて取り組むコースだという点を見てきました。それを踏まえると、 ECCキャリア育成コースは次のような人におすすめです！

①英語に全力投球したい人

基本は全日制のコースなので、完全に英語学習に時間とエネルギーを割こうという人におすすめです。校内でも基本英語でコミュニケーションを取るので、レッスンや自己学習と合わせて膨大な時間を英語を使うことになります。

②英語を武器にキャリアを形成したい人

転職や留学などを目標に通う人も多く、キャリア形成のために英語を学ぶ人におすすめです。学習内容も、ディスカッションやプレゼンだけでなく、通訳スキルのクラスもあるので、現場の英語を身に着けたい人におすすめです。

③コミュニケーションを通じて英語を身に着けたい人

プレゼンやディスカッション、プロジェクトワークなどがカリキュラムに含まれているので、コミュニケーションを通じて英語を身に着けたいと思う人におすすめです。一対一の会話でないやりとりや、チームでの作業など、実践的なビジネスコミュニケーションを身に着けられるのは、英会話スクールが展開するコースならではの学習環境です。

最後に

ここまで、上級者向けの英語コーチングの厳選５選を紹介しました。それぞれの特徴をひと言でまとめると、専門性の高さは「One Month Program Masterコース」、時事英語など学習の密度の濃さは「STRAILビジネス英語コース」、アウトプットの機会の豊富さは「TORAIZビジネス上級英語コース」、負担の軽さとネイティブ英語習得は「GSET」、全日制でがっつりは「ECC英語キャリアコース」となります。ぜひ自分にぴったりのコースを選んで、上級レベルの英語を身に着けてください。