はじめまして、テンナイン・コミュニケーションの英語講師 西田匡吾です。
TOEIC(R)Test 300点台の初心者から900点越えの超上級者まで、これまで延べ3000人近くのビジネスパーソンに英語を教えてきました。
そこで改めて感じたのは、英文法をしっかり学べばもっと英語力が上がるのに!ということです。
文法を知らなくてもたくさん英語を聞いて、使っていれば英語力が向上していくと思っていませんか?
確かにそれでも英語力は上がっていきます。
ただしそれが効果的なのはまだまだ頭の柔らかい中学生までです・・・。
仕事で忙しいビジネスパーソンのみなさんは、単に英語を聞き流してたくさんの表現を覚えるよりも、ベースとなる英文法をマスターして、それをいろんな表現にあてはめることこそが、英語力アップの近道です。
ここで言っている英語力アップとは単なるペーパーテストのTOEIC(R)Testだけではありません。
リスニングやスピーキングと言った、いわゆる英会話にも役に立ちます。
なぜかというと、英文法の型を知ることで、相手の話していることが全て聞き取れなかったとしても、話の内容を「予想」して聞くことができるからです。
スピーキングの時にも英文法の型を知っていることで、正しい表現方法が増え今よりももっと自分の言いたいことを相手に伝えられます。
そうは言っても、英文法をイチから学習しなおす時間がない・・・。
そんな忙しいビジネスパーソンの方のために、通勤途中や休憩時間にさっと学習していただけるよう、YouTubeで解説することにしました。
今回は第1回目として時制について解説しています。
「○○会社で働いている」と自己紹介するときに、I’m working for ○○.と言っていませんか?
実はこれは間違いです!
★現在形 vs 現在進行形★
・現在形=昨日も今日も明日も変わらないこと。習慣や法則。
・現在進行形=一時的、変化の途中のこと。
このルールに従って考えると、次のようなニュアンスの違いになります。
(×)I’m working for ○○.
(現在一時的に)○○会社で働いています。
「~しています」という日本語に引きずられて現在進行形にすると、「一時的に勤めている」という意味になり、転職でも考えているのか?とあらぬ疑いをかけられるかもしれません。
(○)I work for ○○.
(これまでもこれからも)○○会社で働いています。
これで、現在の勤め先を正しく相手に伝えることができます。
このようにちょっとした文法の間違いで、大きな誤解を招くこともあります。
そのほかにも、現在完了形など「英語の時制」を使いこなすと、とても自然な英語になるコツがたくさんあります!
詳しくはYouTube「きょうごのえいご」で解説していますので、ぜひご覧ください。
■きょうごのえいご Episode 01 時制
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