中学校の英語の授業で単数形と複数形について学びます。特に、「複数形の名詞にはSがつきます」「現在形で単数の主語の場合、動詞にSがつきます」という文法の規則を学ぶときに、単数形と複数形の違いを意識させられるでしょう。
「主語が1つなら単数形、2つ以上なら複数形」と学びがちですが、そこに思わず落とし穴ああります。例えば「外の気温は1度です」はIt is 1 degree outside.です。1 は単数形ですから、degreesではなく、degree。20度だったら、It is 20 degrees outside.ですね。
では、ちょうど0度だったらどうでしょうか?0は単数?それとも複数?いかがですか?
正解はIt is 0 degrees outside.です。0は複数扱いになります。
それでは、マイナス1度はどうでしょうか?It is -1 degree outside.と言いがちですが、単数はあくまでも1だけ。したがって、マイナス1は複数扱いです。It is -1 degrees outside.が正しいです。
しかし、Nobodyは単数扱い。NobodyやNooneなどは、0が複数形扱いされるのとは全く別の文法の規則に従います。そのため、Nobody wants to do their homework.「誰も宿題をやりたがらない」が正しいです。
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