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最短でビジネス英語をグローバル会議で使えるレベルにする方法

2023.09.26

update 2024.02.15

目次

1. 最短でビジネス英語をレベルアップするのに重要な3つのこと

企業のグローバル化でビジネスパーソンの英語力もますます必要となってきました。外国人との会議や海外出張・海外赴任直前など、時間がない中でも最短で英語力を上げることはできます。

通訳・翻訳・英語教育を提供してきた語学のプロとして最短での英語力の上げ方を実際の事例をもとにご紹介します。

1.1 自分に必要な英語力を定義する

英語が必要な場面は人それぞれですが、「いつまでに」「どのような英語力が」「どれくらい必要」かというイメージをはっきり持つことが重要です。

【イメージ例】

  • 各国からプロダクト担当者が集まるアメリカ本社の会議で、日本の売上と今後のマーケティングプランをプレゼンし、質疑応答に応えるための英語力が必要。
  • 来年の新商品リリースに関するオンラインのグローバル会議でファシリテートするための英語力が必要。
  • ドイツ赴任が予定されており、同僚および部下がEU各国出身者となるためビジネスのコミュニケーションだけでなく、良い関係を構築するための英語力が必要。

このように英語を使う場面を具体的にすることで、そこで必要な英語力が明確になってきます。

ただ漠然と「ヒアリングを伸ばしたい」「スピーキングを伸ばしたい」ではビジネスで使える英語力は最短では身につきません。自分がどうなりたいかを具体的にイメージしましょう。

1.2 インプットは捨ててとにかくアウトプットに集中する

最短でビジネスで使える英語力をつけるには今すぐ新しいことを覚えるのはやめましょう。毎週グローバル会議で英語を使っている、海外出張が来月予定されている、など本当に時間がないときに新しいインプットを増やしていてもあまり意味はありません。それよりもむしろ今持っている知識をフルに使えるようにアウトプットに集中するべきです。

例えば新しく海外から日本に赴任してきた同僚が自己紹介のスピーチをしたとき、結構内容を理解することができますよね。ですが急に誰かがあなたに1分で英語で自己紹介してくださいと言われた場合はどうでしょうか。スラスラと日本語のように自己紹介できる人は少ないのではないでしょうか。自己紹介のための単語や表現はすでに十分インプットできているので、英語の自己紹介はすんなりと理解できるのに、特に自分で話してくださいと言われると途端にできなくなる人はとても多いです。つまりそれなりの単語やフレーズというインプットはすでにあるので、それをアウトプットに集中したほうが、最短で英語力を上げるためには非常に効率的です。

1.3 アウトプット→フィードバック→アウトプットを繰り返す

インプットを捨ててアウトプットに注力するときにもう一つ重要なことがあります。それはアウトプットした内容に関してフィードバックをもらうことです。自分の今ある知識を使って話したり書いたりしたときにそれが正しい使い方かどうか、ちゃんと伝わっているかどうか、不安になる方は多いと思います。そういう時に英語学習の観点からフィードバックをもらえば、正しく自分が使える英語にすることができます。

フィードバックをもらう方法はいくつかありますのでメリットデメリットを考えて選択するのが良いです。

①仲の良い英語が堪能な同僚や英語ネイティブの同僚に、もし自分の英語が間違ってたら教えて欲しいとお願いする
<メリット>自分が使いたい場面を特定してフィードバックしてもらえるのでぴったりの英語表現が身につく。
<デメリット>みんな忙しく、あまり現実的ではない。

自動翻訳サイトで確認する
<メリット>自動翻訳は非常に性能が上がっているため、メールの文章であればかなり使える。
<デメリット>前後の背景がわからずに訳すので英語としては正しくても意味が通じない場合がある。またスピーキングには対応していない。

③英語講師に聞く
<メリット>前後の文脈も伝えられるし、教えるプロなので役立つフィードバックがもらえる。
<デメリット>よい英語講師を探すのが大変。また費用が掛かる。

もし③英語講師に聞く、を選ぶ場合はフィードバックを日本語でもらうようにすることが重要です。ネイティブ講師から英語で文法の説明を受けるよりも、日本人講師から日本語で英文の誤りを添削してもらったり、質問に回答してもらうことでより深く理解することができまするためです。

常に自分のアウトプットにフィードバックをもらうことで、英語そのものが良くなっていきますしまた自分の中で使える英語として定着していきます。

2. 最短でグローバルで通用するビジネス英語力を上げるための学習方法

最短で英語力を上げるためには、まずは「自分に必要な英語力を定義する」「インプットは捨ててとにかくアウトプットに集中する」「アウトプット→フィードバック→アウトプットを繰り返す」ことが必要だとご紹介しました。それではそれらを使ってどのように具体的に学習すればよいでしょうか?

最短で英語力を上げるための具体的な学習方法はずばり1. シャドーイング、2. 英作文、3. ネイティブ講師とのレッスンです。

2.1 リスニング力とスピーキング力の両方が上がるシャドーイング

シャドーイングは聞こえてきた英語を少し間をあけてそのまま繰り返して声に出す学習法です。通訳者の中でシャドーイングをしたことがない人はいないと言われるほど、英語のプロも認める学習方法です。またシャドーイングは単に繰り返すだけではなく、その意味をしっかりと確認しながら発声することが重要です。自分で発音できて、言葉の意味が分かり、スピーカーの感情まで乗せられるようになると、その英語が使えるようになります。シャドーイングができないということはリスニングのかなりの部分を前後の文脈や自分のもとからある知識で補っている可能性があります。もしそうであれば自分の知らないトピックは聞き取れず話ができないことになります。

リスニングとスピーキングの両方に不安がある場合は、まずはシャドーイングを行いましょう。そしてそのシャドーイング音声を添削してもらってください。アウトプットしっぱなしではなくきちんとフィードバックをもらうことで自分の弱点を知り、それを次に学習に生かすことでリスニングとスピーキングの力が大幅に向上します。

【実際にシャドーイングの添削を受けた人の感想】

  • 早口の英語でも以前より音がくっきりと耳に届くようになった
  • 会議のしゃべりだしの瞬発力が上がった
  • 気づかなかった自分の発音の癖の認識ができた
  • とっさに出る言い回しが増えた

2.2 自分が言いたいことを表現できる英作文

自分が伝えたいことをまずは英語の文章にしてみる英作文も非常に効果的です。英作文を何度も繰り返すことで、日本語→英語から文章にするのではなく、思ったことをそのまま英語で書くための訓練ができ、それがまたスピーキング力の強化にもつながります。また書く内容も実際に自分が会議で発表したい内容や、議論の際に使いたい英語にするとさらに実践的になります。

シャドーイングと同様、英作文の場合もしっかりとフィードバックをもらうことが重要です。なかでも日本人の英語講師による添削が非常に有効です。例えば”I see.”と”I understand.”など表現による意味の違いや、助動詞の使い分け、英語特有の丁寧語の使い方など、テキストには載っていない細かなニュアンスの違いや表現までしっかりと日本語で説明してもらうことができます。

【実際に英作文の添削を受けた人の感想】

  • 自分の英文がかなり回りくどいことに気が付いた
  • なんとなく使っていた単数・複数の使い分けや前置詞も自信をもって使えるようになった
  • 自分の書いた文章がなぜ直されてるのか理解できた
  • 英文メールを書くスピードが速くなった

2.3 実際の会話をシミュレーションするためのネイティブレッスン

シャドーイングと英作文でつけた英語力を実際の場で使うのがネイティブ講師とのレッスンです。これまで自分で学習した英語を講師相手に使うことで最大のアウトプットができます。

一般的な英語のテキストに沿ってその日習うことを繰り返すようなレッスンではなく、自分の作成した英作文を使ってスピーキングしてみる、発音を直してもらったり、ほかの表現方法を習ったり、など実際に自分がスピーキングするときのシミュレーションとなるようなレッスンが理想的です。

また、レッスンの中ではできるだけたくさんアウトプットしてください。自分が話す割合と講師が話す割合が8:2になっているのが一つの目安です。講師の方が話している時間が長いレッスンは必然的にアウトプットが少なくなりますので注意が必要です。自分がたくさんアウトプットして、講師から的確でまとまったフィードバックをもらえるレッスンが良いでしょう。

シャドーイング/英作文→レッスン→シャドーイング/英作文→レッスンと繰り返して、実際のビジネス現場で使える英語力を最短で定着させていきましょう。

【実際にネイティブレッスンを受けた人の感想】

  • 自分の中で違和感のあった発音や言い回しをすぐに直してもらえた
  • 今知ってる英語で十分会話できることを実感した
  • 咄嗟に答える瞬発力が磨かれた
  • 自分でアウトプットする動作を改善できた

3. 1ヶ月と言う最短で英語を話せるようになるためのロードマップ

それでは1か月間どのような勉強をすればよいでしょうか?具体的な勉強方法をご紹介します。

3.1 自分にあったコンテンツを見つける

最短で英語が話せるようになるためには実際に話すことをそのまま学習することが大事です。例えばビジネス英語の学習によく使われるアメリカやイギリスのニュース音源。一見よさそうですが、ニュースで取り扱っているトピックを通常の仕事の場で使うことはあるでしょうか。もし英検やTOEFLの勉強が目的であれば非常に有効です。しかし最短でビジネス英語を強化しようと思っているのであれば、あまり良い教材ではありません。実際のビジネスの場で使える英語表現が取り扱ったコンテンツで学習したほうがより実践的で効率出来です。

【おすすめコンテンツ】

TED:https://www.ted.com/talks?language=ja
TEDには海外の著名経営者のプレゼンも多いためビジネス英語の教材として非常に有効です。スクリプト機能で英語も日本語も見られるので聞き取れないところの確認も簡単にできます。

YouTube:https://www.youtube.com/
YouTubeもビジネス英語の教材として使えます。有名なスティーブ・ジョブズのスタンフォード大学の卒業式演説やAmazon CEOジェフ・ベゾスのスピーチは英表現だけでなくプレゼンの勉強としても使えます。

3.2 シャドーイングを1日2時間実施する

次に使えるコンテンツを見つけたら、1日最低2時間シャドーイングを行いましょう。長い文章をシャドーイングする必要はありません。短いセンテンスで、単語を一つも落とすことなく発音安ピートにも気を付けて、できればスピーカーと同じような感情を乗せて、完璧にコピーできるまで繰り返し行ってください。1日1つのフレーズでOKです。それでも完璧にコピーするには2時間程度時間がかかります。1つのフレーズがコピー出来たら、次に進みましょう。

3.3 毎日1つ英作文を作成する

毎日1つのトピックに関して英作文を作成します。トピックはそのまま仕事で使える内容にしてください。例えば、「納期遅れの連絡に対してこちらの急いでいる理由を説明し、配送期間を1週間短縮してもらう」「いったん引き受けた案件を社内の事情を説明してお断りする」など具体的であればあるほど役立ちます。最初は日本語で考えてそれを英語訳にするのでも構いませんが、1週間続けたら次は英語で考えて英文を書くようにしましょう。そうすることでシャドーイングで鍛えられた英語脳がさらに磨かれ、英語で考えて英語で話すことができるようになります。

3.4 頼れるプロをみつける

最適なコンテンツでシャドーイングと英作文を続けたら、次に大事なのは適切なフィードバックをくれる頼れるプロを見つけることです。自習だけでは限界があります。シャドーイングの音声や英作文など自分のアウトプットを客観的に添削して、弱点を教えてくれる英語のプロを見つけてください。自習→アウトプット→フィードバックの繰り返しで驚くほど英語が話せるようになります。フィードバックを行ってもらうのはネイティブではなく日本人の方がよいでしょう。特に文法や細かい表現の解説は英語がどんなに上達しても日本語の方が理解しやすいからです。

一方、アウトプットの場としてのオンラインレッスンはプロのネイティブ講師がおすすめです。ビジネス英語の経験があり、多くの日本人に英語を教えてきた豊富なプロ講師を選んでください。

【英語講師サイト】

Hello-sensei:https://hello-sensei.com/
条件を選択して英語の先生を探すことができます。ネイティブだけでなく日本人の先生の登録も多数です。

クラウドワークス:https://crowdworks.jp/
フリーランスの登録が多数あるクラウドワークスを利用するのもお勧めです。クラウドワークスの「スキル・資格・アドバイザー」の項目の中には「英語講師」もあり、経験豊富な登録者もいます。ただしこちらは日本人の英語講師が多いようです。

4. 本気で最短でビジネス英語を上げるためのOne Month Programをお勧めする3つの理由

最短でビジネス英語を上げるためにすでにあるプログラムを活用するのは時間と労力を削減できます。One Month Programはその名前の通り、最短1か月で完了するプログラムです。これまで述べ30業種、1000人以上の英語上級者が受講し、効果を実感していただいています。

4.1 英語のプロ同時通訳者が監修している

One Month Programは通訳・翻訳・英語教育のエージェントであるテンナイン・コミュニケーションが同時通訳者として活躍中の木内裕也氏の監修のもと作成されたプログラムです。

通訳者が英語を習得するうえで必ず行う「シャドーイング」「英作文」、聞こえてきた英語をそのまま書きとる「ディクテーション」がプログラムの軸となっていますので、学習内容はお墨付きです。1か月間毎日欠かすことなく学習することで、確実に英語力を上げていきます。

4.2 日本人講師とネイティブ講師によるきめ細かなフィードバック

One Month Programにはトレーナーと呼ばれる日本人の英語講師がマンツーマンで英語学習をサポートしてくれます。シャドーイングや英作文の課題はネイティブ英語講師が添削した後、トレーナーが解説を日本語で加えてくれるので自分の間違いのポイントを深く理解することができます。

また、学習期間中は英語への質問だけでなく、学習の仕方や時間の捻出方法、あるいは翌日に迫ったプレゼンへのアドバイスや英語面接前の気を付ける点などあらゆる英語の困りごとに対してサポートしています。

4.3 コンテンツはすべてリアルなビジネスシチュエーションに合わせたオリジナル

テンナイン・コミュニケーションで提供する通訳や翻訳はすべてがビジネスに関連するものです。金融、IT、医療、メーカー、コンサルティングなど、これまで対応してきた職種は30以上。同時通訳者はそれら独自の英語や表現にとても精通しています。One Month Programではそれらの知見を活かして開発したオリジナルのビジネスコンテンツを使用するので、無駄な英語は一つもありません。学んだことは翌日から実践で使うことができます。

これらのオリジナルコンテンツを使用した「シャドーイング」「英作文」「ディクテーション」は1日ごとに内容が決まっています。そのため迷うことなく1日1日効率的に学習を進められます。

4.4 オンラインレッスンは欧米系講師とのビジネス現場を想定したロールプレイ

オンラインレッスンを担当するのはいずれもビジネス英語経験5年以上の欧米系のネイティブ英語講師です。一般的な言い回しや表現ではなく、ビジネスにふさわしい英語を学ぶことができます。ほとんどの講師が日本語も理解できるのでどうしても困った場合は日本語での質問もできます。

また、One Month Programの最上級コースMasterコースではグローバル会議や交渉の場を想定した講師2名によるロールプレイ形式のレッスンを行います。通常のマンツーマンとは違い、講師2名が話す早口の英語を聞き取りながら自分の意見を言うという他のプログラムにはないとても難易度の高い実践的なレッスンです。想定してのなどのネイティブの早い英語に慣れるのにはぴったりの人材です。

5. 事例:最短でビジネス英語を上げた3つの事例

One Month Programを受講して実際に効果を実感していただいた事例を3つご紹介いたします。

【事例1】会話が速すぎてついていけない

【課題】

月1回のオンラインでのグローバル会議に日本の担当者として出席しているが、みんなの話が速すぎて聞き取れない。会議の内容を理解して、適切な発言をしたい。

【受講後の感想】

最初の1週間がとても大変でしたが、その次の週からのシャドーイング課題が比較的スムーズにやりやすくなったのは驚きでした。口に出す音が分かるだけでヒアリングも大分聞き取りやすくなりました。今までよりも一語一語が聞き取れるようになった実感があります。英作文では文法の認識誤りを改めて気づく事が出来ました。普段よく使うビジネスにふさわしい言い回しや表現などをオンラインレッスンで繰り返し口に出すことでかなり定着したと思います。習った表現は会議でも意識して使って定着させています。

【事例2】話せることしか話せないので、日本語の半分程度の情報か伝えられない

【課題】

オンラインでも対面でも自分が話したいと思ったことは準備して伝えられるため、プレゼンはある程度こなせるが、そのあとの質疑応答の応えるのに難しさを感じている。

【受講後の感想】

英作文の添削を繰り返してもらうことで、言いたいことを難しくしすぎというのに気が付きました。添削の中で指摘される細かいニュアンスの違いや文法の間違いも日本語のため深く理解できたと思います。シャドーイングやレッスンの中で、もっとシンプルな英語で自分の言いたいことをいかに伝えるかの訓練ができました。英語を使うこと自体のハードルが下がり、日本語であれば言ったであろうことを省略しなくなりました。周りからも英語が伸びたと言われます。

【事例3】プロフェッショナルな英語を話す必要がある

【課題】

英語で話す相手はかなりポジションが高い人や大事なクライアントの場合が多いが、自分の英語がプロフェッショナルな表現になっているか不安がある。

【受講後の感想】

課題のテーマが「クライアントに代替案を提案する」「上司からプロジェクトの進捗状況について聞かれて回答する」など実際にビジネスシーンの難しい状況を想定したものになっていて非常に学習し甲斐がありました。1日2時間程度の学習を捻出するのは大変でしたが、1か月という期間が決まっているからこそ感想できたと思います。課題やレッスンで作成した自分の表現集はいつでも使えるように常に手元にもって見返しています。

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