もしかしたら日本語の中で一番便利な言葉かもしれない「よろしくお願いします」ですが、英語に訳すとなると考えてしまいますね。
直訳でPlease be nice to me. やPlease treat me kindly.(私に優しくしてください)なんて言うとびっくりされてしまうかもしれません。
直訳ではなく「よろしくお願いします」を使うときの気持ちを考えて英語にしてみましょう。
はっきりとは言わないけれど、相手に自分の想いや願望を伝える
例えば、毎週更新しているこちらでの連載記事を「どうぞよろしくお願いします」という場合、「これからの連載をどうぞご期待ください」や「引き続き連載を読んでください」という想いがつまっています。
そういうときは、
Keep an eye out for more articles like this one coming soon. これからも連載を読んでくださいね。
という表現が使えます。
その他にも「今後ともよろしくお願いします」というよくある表現には、「またお会いしましょう」「連絡を取り合いましょう」「また一緒に仕事をしたいです」という想いが含まれていますので、
I’m looking forward to seeing you again.
Let’s keep in touch.
I hope we can work together in the future.
などの表現が考えられます。
相手に頼みごとをした時に、感謝の気持ちを伝える
日常会話でよく使う「よろしく!」は、「お願いね!ありがとう!」という気持ちが含まれていますよね。このときはシンプルにThank you!でも大丈夫ですが、たった今お願いをしてこれからやってもらうというときは、
Thank you ahead of time for 〜ing.
〜してくれることに前もってありがとう。
という表現がピッタリです。
とても便利で曖昧な「よろしくお願いします」ですが、使うときの気持ちを考えて英語にしてみることで、様々な英語表現が生まれそうですね。
Writer
One Month Program
グローバルで活躍できる人材のための英語情報を発信します。
ビジネスに特化した1か月の超短期集中英語プログラム
https://www.ten-nine.co.jp/onemonthprogram/
運営会社:【通訳・翻訳・英語教育】テンナイン・コミュニケーション
https://www.ten-nine.co.jp/