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【例文で解説】”supposed” “expected” “required “の違い

2023.09.06

update 2023.10.10

“be supposed to” “be expected to” “be required to”はいずれも「~することになっている」や「~しなくてはならない」と訳されることが多いもですが、厳密にはニュアンスが違います。

以下の各例文には、supposed, expected, requiredのどれが入るでしょうか?

  1. Employees are ( ) to maintain a high level of professionalism in and around the workplace.
    従業員は職場の内外で高いプロフェッショナリズムを保たなければならない。
  2. Retailers interested in stocking our products are ( ) to agree to our basic terms and conditions.
    我々の製品を仕入れたいと思っている小売業者は、弊社の基本条件に同意することになっている。
  3. I’m ( ) to hear back from legal about which claims we can go with by the end of the day.
    今日中には法務部からどの宣伝文句を選ぶことができるか返事をもらうことになっている。

【解説】
答えは、こちらです。

  1. expected
  2. required
  3. supposed

それぞれの違いを見ていきましょう。

  • be expected to
    明確なルールがあるわけではないが、そうすることが期待されている。「You」を主語にすると強すぎるので、「We」や「All employees」等を主語にする。
    例:望ましい行動や態度について連絡する社内アナウンス
  • be required to
    そうすることが公式のルールとして求められている。
    例:法規文書や、就業規則など公式なルールについての文書
  • be supposed to
    予定としてそうすることになっている。
    例:予定について述べるインフォーマルなメールや資料、話し言葉

相手への要求度(=相手がその内容を順守すべき強さ) は、以下の左から右にかけて高くなります。
be supposed to<be expected to<be required to

日本語訳は同じ意味でもネイティブが受け取るニュアンスが異なってきますので注意して使いましょう。

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