Personallyという単語をどれくらい皆さんは会話で使いますか?
「個人的には〇〇です」と言いたいときにPersonallyを使うと便利なことがありますね。
しかし、I personally don’t think the world economy will recover by the end of the year.という英語の発言と、「年末前に経済が持ち返すとは個人的には思いません」という日本語の発言を比較した場合、Personallyと「個人的に」の意味が違うのはわかりますか?
まずは日本語の文章から見てみましょう。
日本語は主語を言わなくても文章が成立しますね。日本語では「私は学校へ行きます」と言わずに、「学校に行きます」と言えば、文脈などから主語が分かります。
では英語はどうでしょうか?Go to school.と言うとおかしな文章になります。I go to school.と言わなければなりません。
つまり、英語は常に主語が明確です。言い換えれば、英語はいつでも「個人的に」を付け加えて発言しているのです。そこにあえてPersonallyを付け加えるということは、「個人的に」を二重に強めているということになります。
逆に日本語はそもそも主語が無いですから、「個人的に」ということでやっと、英語のIを言い換えることになります。
微妙なニュアンスの違いですが、意識してみるといいでしょう。
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