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ちょっとだけ洗練された言い回しになるラテン語表現

皆さんはどれくらいラテン語の知識を持っていますか?

ちょっと知識層、という英語圏の人々はラテン語の表現をたまに使うことがあります。
ただ、実はラテン語の意味を間違って覚えていることもあるのが現実。おしゃれにラテン語の表現を使っても、実は意味を取り違えていた、というのでは恥ずかしいので、意味をきちんと理解しておくことが必要です。

よく使われるラテン語の表現の1つとしてあるのが、Per se。英語に言い換えると、In and of itselfという風にされることが非常に多いです。多くの場合は肯定文より、否定文で使われます。何かの単語があって、その単語の意味に必ずしも当てはまらない、という時に使う表現。
例えば、「機転が利くけれど、必ずしも賢いわけではない」という場合、He is not intelligent, per se.です。
It was not his loud voice that got him into trouble, per se.であれば、「大声で話してはいたけど、それが理由で問題になったわけではない」です。

Per seが無くても実は意味がそれほど変わるわけでもなく、迷ったらPer seを使わないで表現したほうが無難ではあります。

英語の勉強はたくさんして知識はたくさんあるけど、ちょっと消極的だから英語の会話が苦手、という時なら、It is not the lack of English knowledge that makes it difficult for him to speak English in public per se.ですね。
やはりPer seが無くてもそれほど意味は変わりません。ただ、上手に使いこなせるようになると、ちょっとだけ洗練された響きの英語になります。

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