ビジネスの場でのプレゼントの効用

皆さんはプレゼントをどう選びますか？　家族へのクリスマスプレゼントや誕生日プレゼントであれば、リクエストをもらって、ということもあるでしょう。お中元やお歳暮もそうですし、会社で何かのイベントがあってちょっとしたプレゼントをすることもあるでしょう。もちろん、花束であったり、チョコレートの小箱であったり、いろいろなプレゼントが送られることがあります。

予算を10ドル、20ドル程度に限って、上司が部下に、もしくは仲間同士で冗談半分のプレゼントをすることもあります。例えば、あるグローバルプロジェクトでは、会社の社長が10名程度の取締役にプレゼントをしました。監査の担当者には、15インチのノート型パソコンより大きそうな電卓。数か月前の取締役会にバカンス直後で日焼けをして来た取締役には、業務サイズの日焼け止めクリーム。

冗談半分のプレゼントですから、皆で笑う、というところに1つの目的はあります。しかし、これはプレゼントを与える側の人が、受け取る人達、1人1人のことを気にかけているということを表現するという意図もあります。つまり、「仕事で仕方なく一緒に仕事をしているのではなく、皆さんと個人として接しています」ということの現れ。「数か月前に日焼けをしていた」のを覚えているというアピールです。

金額に関わらず、こんなちょっとしたプレゼントを使ってコミュニケーションを図るのも１つの方法です。

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